空間中の放射線の量の表現に関してのまとめ
@yoka72 空間線量率は,福島県では当初サーベイメータの測定値を公表していたことから,H*(10)の意味で使っているようです(だとすると,Gy=Sv換算はおかしいのですが). RT 「空間線量(率)」…これは空気吸収線量(率)と同じものを指す場合が多いようです。
2013-04-19 18:49:02@yoka72 引用されている文書でも,「対象とする空間の単位時間当たりの放射線量を空間線量率という。 」までが定義として良さそうですが,その後は「 放射線の量を物質が放射線から吸収したエネルギー量で測定する場合」と限定を付けた微妙な表現となっています.
2013-04-19 18:55:11@yoka72 また,二つ目の引用文献でも「空間線量率」=「空気吸収線量率または照射線量率」と断言するのはあえて避けている(あえてあいまいさを残した)かのような表現にも読めます.
2013-04-19 19:04:41@yoka72 「空間線量率」については,一意に決まるすっきりした(かつ,オフィシャルな)定義は見つけられていません.お気づきのように,引用されている文科省の説明でも,「表示単位は一般的にnGy/h(ナノグレイ/時)及びμSv/h(マイクロシーベルト/時)である。」となっており→
2013-04-20 11:18:37@yoka72 →あいまいさを含んだ表現となっています.もし,空間線量率=空気吸収線量率であるなら,「μSv/h」で表現するのはおかしいということになります.また,1cm線量当量率で測定した値が空間線量率としてこれまで発表されていますし,実状としてはこちらが一般的な気がします.→
2013-04-20 11:22:00@yoka72 →また,電離放射線障害防止規則 http://t.co/QX7xWO5BKC … でも,実効線量と,それを(安全側に余裕を持ち)見積もるための実用量である1cm線量当量で規定されており,安全の目安として使われていた「空間線量率」はそれであるのが妥当だと思います.
2013-04-25 11:03:45ご意見頂きありがとうございました。