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【要検証】10 or 15年後の罹患率から福島のスクリーニング検査の結果を考えてみる

1.5ミリの乳頭癌が4.1ミリの乳頭癌になるまで〜0〜18歳の集団が15〜33歳の集団になるまで〜を考えて、今回の検査結果と照らし合わせました。素人の戯れ言ですので、もちろん「要検証」。
科学
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@skull_rideさんのまとめ「福島の小児甲状腺ガンが意味するものを、スクリーニング効果までふまえて考えてみる」 ( http://togetter.com/li/484905 )のコメント欄に書いているうちに、考察が進みました。

kentarotakahashi @kentarotakahash
すみません、お二人の議論を追えていなく、また、ちょっと今から読み返す気力も持っていないのですが、何となく、ぼんやり考えていたことが関係するかもしれないので、書いてみます。 http://t.co/7cMHex0XPu
kentarotakahashi @kentarotakahash
上の方で、僕は有病期間は潜伏期間も含めて考えるべきではないかということと、アメリカの資料から逆算してみた甲状腺癌の平均有病期間は18年だったということ、を書きました。ただし、それは全年齢でです。 http://t.co/WG1i9RXJyR
kentarotakahashi @kentarotakahash
小児の甲状腺癌には違う平均有病期間を考えるべきかどうか、は私には分りませんと書きました。で、その後、「点有病率≒年間罹患率×平均有病期間」式のことは忘れて、今回の検査結果のことを考えていました。 http://t.co/Dmy9BcrkRU
kentarotakahashi @kentarotakahash
今回、10人の甲状腺癌が平均年齢15歳、平均サイズ1.5cmで見つかりました。これはスクリーニング検査が無ければ見つからなかった小児甲状腺癌です。では、検査が無かったその後、どうだったか? http://t.co/earTMoCuQP
kentarotakahashi @kentarotakahash
まず、その平均モデルである15歳で1.5cmで見つかった癌のことを考えてみます。今回、見つかった癌はどれも危険度の低い乳頭癌のようですので、乳頭癌を考えます。 http://t.co/RTOkXJFmoC
kentarotakahashi @kentarotakahash
スクリーニング検査で見つからなければ、1.5cmの乳頭癌はその後もゆっくり成長します。1〜2センチのサイズなら、その速度は平均1.3ミリ/年と鈴木教授は述べています。 http://t.co/xamJbmvim5
kentarotakahashi @kentarotakahash
過去、日本で見つかった小児甲状腺癌の平均サイズは4.1cmだそうです。乳頭癌の成長速度は癌が大きくなるにつれ、1.3mm/年より速くなるようですので、1.5cmの癌が4.1cmになるには平均10年か.. http://t.co/oo89RvJke4

過去、日本で見つかった小児甲状腺癌の平均サイズは4.1cmだそうです。乳頭癌の成長速度は癌が大きくなるにつれ、1.3mm/年より速くなるようですので、1.5cmの癌が4.1cmになるには平均10年かかると考えます。

kentarotakahashi @kentarotakahash
そうすると、平均モデルである15歳1.5cmの乳頭癌は、スクリーニング検査がなければ、25歳で4.1cmになった時に発見される可能性が最も高いと考えることができます。 http://t.co/otMHfBxfaO
kentarotakahashi @kentarotakahash
このような平均モデルで考えられることをどこまで拡張して良いのか分らないのですが、とりあえず、それで進んでみます。10人の癌は平均15歳/1.5cmでした。10年経つとこの平均モデルは発見されます。 http://t.co/mYD96sqfKF
kentarotakahashi @kentarotakahash
しかし、中には平均より小さい癌もあり、成長の遅い癌もあるでしょうから、10年よりもっと長い期間、同じ集団を観察しないと、10人全員の癌が病院で発見されるには至らないでしょう。 http://t.co/YQkUSnGJTI
kentarotakahashi @kentarotakahash
あるいは、一生涯、観察を続けても、見つからない癌もあるかもしれません。が、一方で、同じ集団を長期間、観察を続けていると、スクリーニング検査では見つからない微小癌も成長してきます。 http://t.co/mfeF9eguwe
kentarotakahashi @kentarotakahash
今回の検査は5ミリでスクリーニングですので、4.9ミリの微小な乳頭癌は見つかりません。が、4.9ミリの癌も成長を続ければ、4.1cmに達します。4.9mmから1.5cmに達するのに10年はかかりそう.. http://t.co/RIkq3wX8VZ

今回の検査は5ミリでスクリーニングですので、4.9ミリの微小な乳頭癌は見つかりません。が、4.9ミリの癌も成長を続ければ、4.1cmに達します。4.9mmから1.5cmに達するのに10年はかかりそうです。

kentarotakahashi @kentarotakahash
すると、20年後には4.9mmだった癌も4.1cmに達します(もちろん、ここでも平均モデルで考えています)。ですので、同じ集団を20年以上、観察すると、これが視界に入ってきます。 http://t.co/opk55BcVC8
kentarotakahashi @kentarotakahash
なので、10年と20年の間を取って、今後15年くらい(スクリーニングがなかった世界を)観察を続けると、今回、発見された10人の癌はほぼ病院で発見されるが、それ以外はほぼ発見されない期間になる? http://t.co/T9pBpohPzY
kentarotakahashi @kentarotakahash
ざっくりし過ぎには思いますが、もう少し進みます。15年後の世界では、0〜18歳だった集団は15〜33歳になっています。ということは、15〜33歳の罹患率から考えてみることはできないか? http://t.co/LRtCuSRu0w

この後の罹患率、罹患リスクのデータは国立がん情報センターの「がん情報サービス」のグラフからざっくり読んでいます。 http://ganjoho.jp/pro/statistics/gdball.html?16%2%1#Graph

kentarotakahashi @kentarotakahash
国立がん研究センターのデータから、15〜33歳の集団の罹患率をざっくり読み取ってみると、10万人あたり2.5人くらいになるように思います。 http://t.co/iyhSGMSg7S
kentarotakahashi @kentarotakahash
あるいは、同じく国立がん研究センターのデータから読むと、33歳までの累積罹患リスクは0.05%ぐらいです。 http://t.co/wNZloGEhgr
kentarotakahashi @kentarotakahash
0〜18歳の集団の罹患率は10万人あたり0.2人、18歳までの累積罹患リスクは低過ぎて、国立がん研究センターのグラフからは読み取れないですが、単純に累積して0.004%程度と考えて良い? http://t.co/SxgWfXfPY6
kentarotakahashi @kentarotakahash
ちなみに、この考え方だと、0〜18歳の集団に対しても、平均有病期間は20年(治療後10年をプラスするとして)以上を見ていることになるかと思います http://t.co/YZnirAofxN
kentarotakahashi @kentarotakahash
では、近似計算を続けてみます。33歳までの累計罹患リスクは0.05%。18歳までの累計罹患リスクを0.004%とすると、18〜33歳の累計罹患リスクは0.046%。10万人あたり46人です。 http://t.co/PM5Ht4llW8
kentarotakahashi @kentarotakahash
ということは、0〜18歳の集団の中で、最も年長の18歳の集団は33歳までに10万人あたり46人が甲状腺がんに罹患します。 http://t.co/tJ1C50d2vj
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コメント

kentarotakahashi @kentarotakahash 2013年4月20日
まとめを更新しました。
Jun Makino @jun_makino 2013年4月20日
@kentarotakahash これはちょっと疑問で、平均を10年とするなら速く成長するものもあるわけですから、「それ以外」、つまり今回15mm以下だったものもそれなりに発見されるでしょう。なので、10年を使うべきと思います。
Jun Makino @jun_makino 2013年4月20日
@kentarotakahash この成長速度の出典が www.japanthyroid.jp/commmon/20100102_07.pdf とかだとすると全年齢のデータなので、今回の年齢群に使えるかどうかはちょっと疑問に思います。
Jun Makino @jun_makino 2013年4月20日
@kentarotakahash こちらの 4.1cm はこれまでの日本での『小児」のデータなので、現在日本で発見されている20-30歳の人のサイズかどうかは不明ではないかと。
kentarotakahashi @kentarotakahash 2013年4月20日
jun_makino なるほど、そこは迷ったのですが、10年でもう一度、考えてみますね。
kentarotakahashi @kentarotakahash 2013年4月20日
jun_makino 甲状腺学会の資料に1.2mm(+-0.6mm)とあったように記憶しますが、鈴木教授が福島の説明会で1.3mm/年と述べていました。それも大人のをそのまま話している可能性はありそうですが。
kentarotakahashi @kentarotakahash 2013年4月20日
jun_makino そうですね、小児の方が発見時の大きさが大きいというのは、どこかで読みました。とすると、10年よりもさらに短い期間で考えるべきかもしれません。
kentarotakahashi @kentarotakahash 2013年4月20日
なので、上記、アドバイスに従って、考え直してみよう。10年後の10〜28歳の集団の罹患率から考える。18〜28歳の期間の累計リスクは0.025%程度。0〜10歳は0%で問題無し。
kentarotakahashi @kentarotakahash 2013年4月20日
そこから、先ほどと同じ方法で0〜18歳の集団のその後の10年間の罹患リスクを求めると0.006%。38000人あたり2.3人。
kentarotakahashi @kentarotakahash 2013年4月20日
でも、大人になってからの方が発見時の大きさが小さいということを考慮すると、2.3人よりもう少し小さくなる(でも、大人といっても、最年長が28歳だから、それほど変わらないかも)。
kentarotakahashi @kentarotakahash 2013年4月20日
とすると、38000人あたり2人とか。10人からはだいぶ遠くなる。
kentarotakahashi @kentarotakahash 2013年4月20日
まとめを更新しました。