価格差別(price discrimation)について

情報通信技術による価格差別技術の可能性。価格設定(プライシング)のイノベーション。一方で政治的・倫理的な争点も。
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石橋秀仁 @zerobase

価格差別には買い手に意識されないものも、明白なものもある。限界費用と機会損失(固定費の稼働率)の観点も。クーポン。タイムセール。特売、バーゲンセール。リフィル割引。学割。シルバー割引。レディースデイ。ハッピーアワー。デイユース。

2009-09-27 20:00:17
石橋秀仁 @zerobase

情報による価格差別か RT @securecat ヨドバシのMSoffice高すぎ。定価じゃないのこれ。amazonのほうが1万円以上安い。見せたら値引きしてくれるのだっけ?

2010-03-14 13:49:48
石橋秀仁 @zerobase

良心による価格差別か→"ソーシャルゲームが収益を得るための、非常にうまくできた方法であり、しかも何十年ぶりに現れた本当に革新的な支払いサービス" 批判の嵐にもまれるKweditが実支払い率26%と発表 http://bit.ly/bDr6RY

2010-03-16 08:06:47
石橋秀仁 @zerobase

Kweditやばいな。興味深い。キーワード:貨幣、私法、債務履行、義務感、教育、共同幻想、規範、崩壊、批判、良心、価格差別、確率論的、保険的、クラウド的。

2010-03-16 08:22:21
石橋秀仁 @zerobase

その価格差別が出版社の収益性を支えてるのかな、と思ってみたり RT @tejima ハードカバーはいらないので、はじめから文庫出してください。ダン・ブラウン早く読みたい。

2010-04-05 15:42:51
石橋秀仁 @zerobase

初回限定高級文庫版 RT @horikoshim 移動読書派としては、値段はハードカバーなみでいいから文庫で出して欲しい。 RT その価格差別が出版社の収益性を支えてるのかな、と思ってみたり RT @tejima ハードカバーはいらないので、はじめから文庫出してください。

2010-04-05 15:47:37
石橋秀仁 @zerobase

価格のイノベーションがアツい。学割は典型的。グルーポンも。究極の価格差別とは消費者余剰ゼロ(提供者利潤最大化)。それに抗う消費者との「騙し合い」と見るか否か。価格差別は不正義か、自由経済の倫理か。

2010-07-18 17:17:38
石橋秀仁 @zerobase

@raf00 直接の解ではないのですが、価格差別(払える人に払えるだけ払ってもらう=一物多価)の技術を発展させるとか。ソシャゲは良い例です。仮にその究極形として「消費者余剰がゼロ」を達成できたときに、それでもなお成立しない事業があるとしたら、もうどうしようもないですね。

2010-08-18 13:04:49
石橋秀仁 @zerobase

@raf00 ぼくの考えでは、個人ウェブサービスやシェアウェアにおける投げ銭や寄付は、ある面では個別的な価格差別の実施にも見えるんです

2010-08-18 13:05:32
石橋秀仁 @zerobase

ぼくは「価格差別」が長期的には自由な企業活動として徐々に許容されていくことが望ましいと思ってる(「どこまで」という問いは置いといて)。それを阻むのは人々の不公平感情や道徳感情だと思う。

2010-08-18 13:10:20
石橋秀仁 @zerobase

価格差別(により生まれる一物多価)を不正義と断じる人々はいる。どれくらいいるか分からないけど、たぶん多数派(過半数)。なので、価格差別の技術は、まず感情的に批判され、次に法規制されることになるんだろう。抵抗したいけど。

2010-08-18 13:12:50
石橋秀仁 @zerobase

ぼくの考えでは、価格差別を全般的に禁じるというのは乱暴で、それは個別企業・個別商品において判断されるほうがよい。また、それを「裁く」のは法ではなく消費者(市場)であるほうがよいのではないか、と思う。

2010-08-18 13:13:54
石橋秀仁 @zerobase

すべての企業が価格差別を実施するという一種の「カルテル」を組むということがあったとしても、それを抜け駆けして儲けるやつが出てきて崩壊するのが市場の常(参入規制せず、参入障壁を下げれば、健全にそれが起こりやすい)。

2010-08-18 13:14:53
石橋秀仁 @zerobase

ある市場でどの企業も価格差別をICTで実施してるとしよう(いわばパーソナライズド・プライス)。その「カルテル」に対する「抜け駆け」とは、いわばエブリバディ・ロー・プライス(EBLP)。どちらを支持するか消費者が判断することで市場の「裁き」が下る。

2010-08-18 13:16:35
石橋秀仁 @zerobase

プロフェッショナルサービスの売り買いしてると、価格差別とか一物多価みたいなのに抵抗なくなってくるんだろうな、きっと

2010-08-18 13:24:39
rionaoki @rionaoki

価格差別は社会的にプラスなことが多いので一般的に合法ですよね。RT @zerobase: ぼくの考えでは、価格差別を全般的に禁じるというのは乱暴で、それは個別企業・個別商品において判断されるほうがよい。

2010-08-18 13:37:46
石橋秀仁 @zerobase

@rionaoki スタバの300円くらいのラテをスルーして550円くらいの季節物を買っちゃうときに実感しますw

2010-08-18 13:39:44
石橋秀仁 @zerobase

『まっとうな経済学』(原題たしかUndercover Economistかな)という本に「ほんとうのメニュー」とかいう喩えが載ってて、うまかった。カフェモカ頼む人は「今日は特別な気分だ +100円」みたいな感じ。価格差別の分かりやすい説明。

2010-08-18 13:42:46
石橋秀仁 @zerobase

わりと曖昧な記憶でマイクロ書評的なツイートw

2010-08-18 13:43:04
米木 順平 @55jmpyluv4ever2

価格差別の語義なんですが、消費者が価格を選択できる前提か否かで話が変わるんじゃないですかね。 RT @rionaoki: 価格差別は社会的にプラスなことが多いので一般的に合法ですよね。RT @zerobase: ぼくの考えでは、価格差別を全般的に禁じるというのは乱暴で

2010-08-18 13:47:24
rionaoki @rionaoki

価格差別の問題というか前提となる市場支配力の弊害でしょうかね。分けて考える必要ありかな。RT @55jmpyluv4ever2: 価格を選択できる前提か否かRT @rionaoki: 社会的にプラスなことが多いRT @zerobase: 価格差別を全般的に禁じるというのは乱暴で

2010-08-18 13:54:49
石橋秀仁 @zerobase

@55jmpyluv4ever2 「消費者が価格を選択できる」とは、どれですか?→1代替(競合)製品の存在?/2価格の異なるラインナップの存在?/3消費者側からの価格交渉?/あと「話が変わる」は何に係ってますか?(「一般的に合法」→「二重価格表示規制にひっかかる」とか?)

2010-08-18 13:56:31
石橋秀仁 @zerobase

@rionaoki @55jmpyluv4ever2 どんなケースがまずいでしょう? 例えば寡占市場で純然たる価格差別(限界費用同じなのに人によって違う値段)やってるケースとしては携帯電話の学割とか?

2010-08-18 14:01:22
米木 順平 @55jmpyluv4ever2

@zerobase 2→異なる価格を自由意思で選択できる可能性が担保されていないと、社会正義上許されるかという議論になりますね。

2010-08-18 14:05:32
石橋秀仁 @zerobase

@55jmpyluv4ever2 「相手を見て値段を変えてもいいけど松竹梅くらいのメニュー(選択肢)は用意しとけよ」って話になるかもですね

2010-08-18 14:06:34