中東戦争におけるアラブ側MiG-19/21に関するメモツイート(2)
めも:イラク地上部隊が航空支援なしで大損害を被ったので、イラク派遣軍の司令官がダマスカスの司令部へ直でカチコミ、航空支援を要請した。そこで初めてシリア空軍の莫大な損失を知らされ、ショックを受けたが包み隠さず情報を教えてもらったので勇気づけられた…(なんかちがくねかそれ(;´Д`)
2013-04-29 13:42:42めも続:イラク派遣軍のすったもんだ。結局司令官は解任され、新しい司令官がMiG-21MF×11機と共にやってきた。このMiGのパイロットはインド空軍の助けを借りて機種転換が終わったばかり、前線で何が起こっているのかすらわからない。司令官の一発目の命令「イスラエル空軍を叩き潰せ!」
2013-04-29 14:06:14めも続:一方シリア空軍は再編成に励むが、イラク空軍「我々の地上軍支援重視」でイラクとシリアの緊張が高まる…(;´Д`) あげく、イラクの損失はIAFよりも、シリア軍防空網からの同士討ちの方が多かった。なぜならシリア軍のIFFがイラク軍機をフレンドリーと識別できなかったからである。
2013-04-29 14:10:29めも続:英国人傭兵、Robert Connerさんの駆るハンターFR.9(原文ママ)がヘルモン山での偵察ソーティ中、シリア軍SAMの同士討ちで落とされてしまった(先のIFFのせい)。コナーの撮影したフィルムがミッションに必要であるにもかかわらず、それなしでの出撃を強いられた。(続
2013-04-29 14:18:43めも続:イラク軍ハンター・Su-7BMK・護衛のMiG-21でミッションを強行したが、彼らは見事イスラエルの罠にかかった。ミラージュ・ネシェル・ファントムが待ち伏せており、ハンター×1・MiG-21×2・Su-7×3が落とされた。
2013-04-29 14:24:05めも続:それでも、午後には第2次攻撃が決行された。ファントムとミラージュにより4機が撃墜され、あげく東ドイツ人パイロットのH Sluszkiewczさん(ポーランドっぽい名前だな…)が駆るMiG-21PFがシリア軍SAMの同士討ちで落とされ、彼は戦死してしまった。
2013-04-29 14:27:01めも続:翌朝、すべての外国人パイロットはイラクに引き上げるよう命令された。ハンターは全機イラクに戻されたが、Su-7は機体とスペアパーツをシリアに引き渡した。数機のMiGが、イラク軍指揮下でシリア国内に残された。
2013-04-29 14:32:40めも:(第四次中東戦争)停戦後も、散発的な戦闘は続いた。ソ連空軍のMiG-25は、ソ連・エジプト間の関係悪化にもかかわらず1973/12/15までシナイ半島偵察ミッションを続けた(離陸と帰投時はエジプト空軍が護衛)。
2013-04-29 14:52:57めも:エジプトとソ連の関係悪化の影響。十月戦争停戦後、140機のMiG-21をリファービッシュのためにソ連に送ったが、1977年までに返されたのは50機程度、この時のエジプト側のMiG-21作戦可能機は100機程度である。MiG-21SMT購入の交渉をしていたが、1機も来なかった
2013-04-29 14:59:44めも続:イスラエルと和平して仲間乗り換えるよー!で最初に入ってきた機体はMiG-21R代替のミラージュ5R 。エジプトが保有する最も先進的なMiG-21(ってことはMFか?)の数機は、F-4購入の取引材料としてアメリカに渡された。
2013-04-29 15:03:40めも:最初にエジプトからF-4転換訓練を受けに行った、Kadri el-Hamidさんの回想。「俺達は全ての外国人パイロットの中で、Top Gun awardを取ったんだよ。ある大佐がやってきて、俺達の(エジプト空軍式の)飛ばし方でどうして負けたのか教えてくれたんだ。」(続
2013-04-29 15:08:21めも続:「(アメリカでの訓練部隊の)パイロット仲間は、イスラエル人が俺達をいっぱい落としたって言っていたから俺達(エジプト人)はあまり上手くないだろうと思っていたそうだ。イスラエル人は俺達との戦いで損失を受けたことを認めてもいなかったんだ。」
2013-04-29 15:16:23めも続:「コース終了後にアメリカ人のパイロットが言ってくれたよ、『君たちは凄腕の持ち主だ』ってね」(ドヤァ
2013-04-29 15:17:07@Geroko イラン空軍のパイロットとはえらい違いですね。ヒューズ社でテスパイやってた人が「最新鋭戦闘機の操縦を習いに来るような最優秀と思われる連中でも宗教的な迷信と最新技術に対する無理解に凝り固まっており、それを払拭するのが大変だった」とぼやいてました(・ω・`)
2013-04-29 15:23:42@FakeFalcon うっは…そいや、F-4EJ機種転換を受けた空自のパイロットも、(シャーの時代の)イラン空軍パイロットの質の悪さをぼやいていた、なんて記事を読んだことがあります。
2013-04-29 15:25:07@Geroko 一個、上げられていた例では休日にキャンピングカーで出かけたイラン空軍のパイロットがオートクルーズをセットした後、冷蔵庫にビールを取りに行ってしまい、車はそのままガードレールに衝突して横転した。彼はオートクルーズはハンドルも切ってくれると思っていたそうで。
2013-04-29 15:27:24@Geroko その後、筆者がイラン空軍のパイロットたちにフェニックスミサイルの発射訓練を施す時に「シャーは訓練が上手く行くか心配していたようだが我々はまったく心配していなかった。何しろ我々は飛行機にビールを積み込まなかったからね」と続いてて爆笑しましたw
2013-04-29 15:29:22めも:MiG-21のスペアパーツ確保・追加装備・アップグレードは、代替機を見つけるよりも大きな問題としてのしかかってきた。ソ連との関係断絶後、エジプトのMiGは当初は「匿名のアラブ友好国」からのスペアパーツで維持されていた(どこだ!w)(続
2013-04-29 15:26:53めも続:次いで、中国とユーゴスラビアが同等のスペアを供給してくれるようになった。しかし、長年の友好関係にあったインドは、ソ連からの圧力を受けて協力することが出来なくなってしまった。
2013-04-29 15:29:23めも続:そこでエジプトは、ロールスロイス・フェランティ・スミスインダストリーといった英国企業に接近し、1978年から航法・攻撃システムの改修に入った(RAFの第一線機よりもええものつんだとかw
2013-04-29 15:35:38(1977~79年にかけての、リビア対エジプトの小競り合いが…改修してAIM-9Pぶら下げたエジプト軍MiG-21MFが、リビア軍のMiG-23MSを落としたりしてるw
2013-04-29 15:46:23めも:1979年に、中国から殲6×40機+殲教6×2機を調達、ここにMiG-19の歴史が復活するw(米英の武装と電子装備でアプグレしまくり)。この取引と引き換えに、エジプトはモスボール状態であったMiG-23×1機を中国に引き渡している(おいwwwwww
2013-04-29 15:52:03