町山智浩氏の主張される佳作の意味
「佳作」なんて言葉は「悪くはない作品」の婉曲表現なのであって、辞書的な意味を持ち出されても世間知らずとしか言い様がないような(笑)。@TomoMachi
2013-05-05 16:21:05ならば、例えばこの文章では、書き手は鈴木則文や加藤泰をdisっているんですね?http://t.co/2tUYd22qv4 RT @TomoMachi 辞書には誉め言葉だと書いてある、と言う人がいましたが、言われたほうは9割はムッとしますよ。
2013-05-05 21:18:59本人にその気はなくても「うん。まあまあだね」と上から裁定しているような語感なので不適切に感じます。彼が何かの映画について「まっとうだね」と言った時も「その言い方偉そうでムカつく」とその場で指摘しましたよ。@kennethwilkinso
2013-05-06 03:39:00僕は作品の完成度や整合性や仕上がりや出来の良さはあまり気にならなくて、パワーやソウルで作品の好き嫌いを決めるので、「佳作」とか「まっとう」などの言葉を使わないんです。滅茶苦茶でヘタクソで出来の悪い映画でも魂がこもってると好きになるので。
2013-05-06 03:47:45評論家様は一般客より偉い筈だと言う思い込みこそが不遜の極み。RT @TomoMachi: 「佳作」というのは評論家や審査員気取りの評価の言葉だから、素人が何かを誉める時に使うと不遜ですよ、という話ですよ。
2013-05-05 18:59:03僕はたとえ評論家でも「佳作」という言葉は使いません。「佳作」と呼びにくいもの、つまりヘタクソでもパワフルなもの、出来が悪くても魂に響くもの、BADでも魅力的なもの、狂ってるもの、パンクなものこそ大好きだからです RT @olddog_tt: @torusano1124
2013-05-06 04:20:04「佳作」は上から目線の評ってことになってるのか。そんなことはないよな。書き方にもよるだろうが、普通に読めば、「佳い作品」だ。それは読む側の過剰な感情移入だろう。
2013-05-06 03:52:33@ishikawajun 町山 @TomoMachi 氏は『「佳作」は上から目線の評ってこと』ではなく『料理ができない人が他人の料理を「出来がいいね」と誉めるのが不遜なように。「佳作」は使う側に作品を審査評価する資格や経験の裏打ちが求められると思います』と呟かれていますので…
2013-05-06 04:45:22素人がプロの作ったものを佳作という言葉で評価するのは不遜だっていってたってこと? まあそれも勝手だとは思うけど、別に町山くんのことをどうとかいってるわけじゃないよ。言葉通りに読んでくれればいい。RT @SaShi_maru @ishikawajun 町山 @TomoMachi
2013-05-06 05:21:22「佳作」という言葉を使うのは「傑作とはいえない。でも、まあ悪くはない」という気持ちですよね?それは言われた方もうれしくないし、「なんでそんな上から目線で評価を下す?」とイラっとくる、という話です。RT @ishikawajun:
2013-05-06 08:58:42別に上からって印象はないけどね。それは町山くんの個人的感想じゃない。それはそれで別に構わないけど。 RT @TomoMachi RT @ishikawajun:
2013-05-06 13:53:01いいえ。このように共有された感覚ですよ。http://t.co/k9n3FxP4Ys RT @ishikawajun: 別に上からって印象はないけどね。それは町山くんの個人的感想じゃない。 RT @TomoMachi RT @ishikawajun:
2013-05-06 14:17:09まあその一例で共有されているというのもどうかと思うけど、町山くんが「佳作」を上から目線だと思うのは別に構わないんだよ。佳作という評価が上から目線なら、傑作という評価だって同じことだと、俺は思うけどね。 RT @TomoMachi @ishikawajun
2013-05-06 18:03:06ああああああ!俺の言いたかったのは、まさにこの嫌な感じだあああああ! RT @nk12: @TomoMachi @Schunag http://t.co/k9n3FxP4Ys これですね<佳作
2013-05-06 13:45:15@nk12 あはははは。まさにこれですね!要するにこの問題、「佳作」という言葉うんぬんではなくて、じつは「批評の民主化」から派生した問題なのですよね。 @TomoMachi
2013-05-06 13:31:59秀作や入選の下に佳作という評価があるから、ワンランク下のイメージがあるのかな。評価の段階のひとつとしてアリだとは思うけれど。佳人薄命とかの佳人とは美しい女性の意味だし。
2013-05-06 04:37:37作り手が「じゃあオマエ作ってみろ」と言ってはいけないように、評論する側は好きに言えばいい。ただし、あまりにズレた評には反論するけれどね( ´ ▽ ` )ノ
2013-05-06 12:28:11町山さんの佳作についてのお話が面白いにゃ。私は佳品という言葉が好きで「心配りの細やかで品の良い小品」に使ってたけど、佳作といっちゃうと品評用語で上から目線に感じちゃう人もいるだろうなあ。言葉には感情がのっかるから難しい。
2013-05-06 05:54:06僕は「佳作」も「佳品」も「傑作」も「秀作」もよくつかう。そして、いずれの言葉を用いるときにも、自分のなかではその言葉を選別した理由がわりと明確に意識されている。
2013-05-05 16:39:48「佳作」という言葉がいいかわるいかについてはさまざまな意見があろうが、「噂通りの佳作」などのいわゆる常套句については、僕はかなり意識的に(また積極的に)用いるようにしている。
2013-05-05 16:57:17以前、若木康輔さんが「傑作」の一言で作品を評価することの危うさを指摘されていて、たしかにそれはそうなのだけれど、その危うさはあらゆる(「傑作」「佳作」などの表現を回避した)批評の言葉に付いて回るものでもあり、それならば僕はむしろ常套句をおそれない文章のすっきりとした佇まいを好む。
2013-05-05 17:04:43僕がそういう文章を好むようになったのは、荒川洋治さんの影響によるところが大きい。どの本だったかすぐには思い出せないので記憶で要約するが、つまりあれこれ気の利いた「オリジナルな表現」(と書き手が思い込んでいる表現)を駆使してその作品がいかに素晴らしいかを語るよりも……
2013-05-05 17:14:11……素晴らしいものは「素晴らしい」と、傑作は「傑作」とそのままの言葉で表すほうが(書き手にとっても読み手にとっても)「正直な文章」になるのではないか、ということ。
2013-05-05 17:14:37