町山智浩氏の主張される佳作の意味
映画を佳作と評する人がいるけど、僕はあまり使いたくない。これを使う場合、その人はどの位置から見てるのかという視点が気になるから。制作者にとっては褒め言葉じゃないと思うんだけどな。実際に佳作を頂けるのは別として。短く、意味が集約されてしまう単語は気をつけようと思う。
2013-05-05 12:21:30@tomomachi 辞書的にはそうじゃないような気が…。「佳作」http://t.co/yJmpMP1UTK佳作 佳人、佳編とも言いますし。どうなんでしょ。
2013-05-05 13:28:20@TomoMachi @morristarachan 「佳作」は人によって全然別の意味と言うか語感を持つ言葉だから使うのに注意は必要でしょう。町田さんの言われる意味は佳作の派生的な意味だと思うけど、本来の意味で使っている人もいる。私より上の世代は本来の意味で使うことが多いと思う。
2013-05-05 14:31:06@TomoMachi 僕もそう理解してたんですが、最近はTwitter等で目にするし、雑誌の映画評とかでも使われてて、おかしいなと思ったんです。使ってる人は褒めてるつもりなんでしょうけど…。よくあるのが「噂通りの佳作」とか。僕はだったら見なくていいや、と思ちゃいます。
2013-05-05 12:35:46言葉の使い方を知らないバカタレですね RT @tiptop_matsue: @TomoMachi 最近はTwitter等で目にするし、雑誌の映画評とかでも使われてて、「噂通りの佳作」とか
2013-05-05 12:49:40謙譲的な意味合いで使われているような気もします。「良作」と、言ってしまうのは審美眼を自慢しているようで気が引けるので「私は良いと思った」くらいのイメージで。 @TomoMachi @tiptop_matsue
2013-05-05 12:56:16@TomoMachi @tiptop_matsue WEB辞書には佳作=文学作品・芸術作品などで、出来栄えのいい作品、とあるので間違いではないように思います。
2013-05-05 13:16:01辞書は言葉の裏にある感情や立場まで規定しません。「これは佳作である」と言う人には、そう裁定、審査できるだけの資格や経験が求められると思います。たとえば料理ができない人が人の料理を「なかなかの出来だ」と誉めるのが失礼なように。 RT @AndersonSaber:
2013-05-05 13:46:24@TomoMachi @AndersonSaber これは逆だなぁ…。辞書は言葉を規定しないですよ。意味によって規定されるのが辞書。だから普通に褒め言葉としての「佳作」があってそれが辞書に載っているということ。賞やコンクールの格付けとしての用法は後から生まれたものでしょう。
2013-05-05 14:49:40@TomoMachi @tiptop_matsue 辞書の第一義では「出来栄えの良い作品」とありますし、審査員が格付けする時以外の用法もあるのではないでしょうか。 http://t.co/IoxzgiinNG
2013-05-05 13:14:19素人から「あなたの作品は佳作だと思います」とか「なかなかの出来栄えですね」と言われてムカっとこない表現者はいないと思いますよ。 RT @garyu:
2013-05-05 13:25:45@TomoMachi そうですか、佳作は「素晴らしい出来栄えですね」には翻訳されず、「なかなかの出来栄え」どまりになってしまうんですね。賞の格付けの「入選」「佳作」が出来てからなのか、その前からそうなのかが気になります。
2013-05-05 13:39:06誰かプロの芸術家に「あなたの作品、佳作ですね」と面と向かって言ってみたらいいですよ。「あなたの作品、星三つですね」「あなたの作品、なかなかの出来ですね」と同じで何様感この上ないです。言葉の使い方を知らないとは正にそういうことです。RT @AndersonSaber:
2013-05-05 13:37:19@tomomachi 【佳作】1 文学作品・芸術作品などで、出来栄えのいい作品。2 絵画・文芸作品のコンクールなどで、入賞した作品に次ぐ優れた作品。 http://t.co/do5lreWsq1 2が多用されているのは事実ですが、本来は「秀作」などと同様の褒め言葉だと思いますが?
2013-05-05 13:42:12@tomomachi 個人的には(2の印象が強すぎるので)自分で使おうとは思わない言葉ではありますが。
2013-05-05 13:44:51@tomomachi それはコンクールなどが「入選」の下に「佳作」を設けて使い続けた結果として「佳作」の1の意味が2のニュアンスに侵されたのだと思いますが。あるいは「素晴らしい出来ですね」と全力で褒めることも不遜でしょうか?
2013-05-05 13:55:17料理ができない人が他人の料理を「出来がいいね」と誉めるのが不遜なように。「佳作」は使う側に作品を審査評価する資格や経験の裏打ちが求められると思います。辞書は言葉の意味を規定しますが、使い方の微妙な感情までは規定してくれません。RT @ChaoticActivity:
2013-05-05 13:51:16@TomoMachi @AndersonSaber 「ねえ、こちら町山さん。英語も堪能で映画にとても詳しいのよ」なんて紹介されたらイヤですよね。また悪意でないだけ始末が悪い。
2013-05-05 13:44:53もちろん本人のいないところでは一億総評論家ですから「良作だ」みたいなことを言いますが、作ってる側からすると不快この上ない。むしろ「まずい」「つまらん」「嫌い」「好き」のほうがまだいいですよ。 RT @noribiyori: @TomoMachi @AndersonSaber
2013-05-05 13:54:12「佳作」というのは評論家や審査員気取りの評価の言葉だから、素人が何かを誉める時に使うと不遜ですよ、という話ですよ。 RT @greenpapayaking:
2013-05-05 13:55:37@tomomachi 私の中のニュアンスでは佳日、佳品、佳人などのように 佳 = fine、good、beautyだったので、特定のコンテストにおける佳作(3等賞?)としては受け取らないです。きっと私はズレてるんでしょうね。
2013-05-05 13:57:06