【エアミス研名物】春の愛川晶マラソン2【お玉さんの読書マラソン】

愛川晶作品を取り上げた、お玉さんの読書マラソン第2部です。愛川作品の看板シリーズであった(はずの)美少女探偵 根津愛シリーズをレビューしてらっしゃいます。
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お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『ダイニング・メッセージ』 ここまでは苦言! 実はこの小説、そんなミステリ部分を取っ払ったところがすこぶる面白いのですよ( ´ ▽ ` )ノ 重くて暗くて生真面目な愛川小説! しかし、この小説で書かれる恋の鞘当ては明るくて良い雰囲気! カニバリズムを扱っているのにやたら健全!

2013-04-30 00:07:51
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『ダイニング・メッセージ』 根津愛ちゃんの可愛さは言わずもがな。が、靖香さんの可愛さがきてますよ、これ、きてます! キリンさんと靖香さんの恋の様子も応援したくなること請け合いなの! 根津愛のあの行動も二人の様子から納得できるのですよ。 靖香さん、結婚してくれ〜

2013-04-30 00:09:46
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『ダイニング・メッセージ』 で、ラストでのキリンさんの選択もグッと来るし、その後の、あゝ、ちょ〜脱力系のあのヒドくて素晴らしいオチ! 衝撃のラストに苦笑いと微笑みが同時に出て来るや。 『巫女の館の密室』のラストが物語の行き止まり感を醸し出していたのに、上手く払拭させているね〜♫

2013-04-30 00:11:15
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『ダイニング・メッセージ』 この内容を読んでしまったらシリーズの続きを期待せざるを得ないぢゃないですか〜( ´ ▽ ` )ノ シリーズの期待…… シリーズ…… 期待…… ……ぶわっ。つ、続き書いてくれよぉ〜\(´Д` )

2013-04-30 00:13:58
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

再三あげている『霊名イザヤ』 そして、この『ダイニング・メッセージ』 ベクトルは全く違う二作なのですが、愛川晶先生の資質や特性が一番よく出ている作品なのでは、と私は思うわけなのですよ。 根津愛美少女探偵シリーズの「美少女」という要素を一等楽しめる作品は、まさにこれだぜ!

2013-04-30 00:15:07
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

さぁ、次は『網にかかった悪夢』かぁ〜。去年の秋に再読しているし……、まぁサラリと流そう〜♫ 現在、ベーストンにやっぱり苦戦中!

2013-04-30 00:20:57
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

寝てた……。落ちてた……。 ベーストン、ヤツは悪魔か?

2013-04-30 02:24:26
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

春の愛川晶マラソンその14『網にかかった悪夢』を読みました。 巫女とダイニング、根津愛と桐野刑事の関係の行方がすごく気になる引きだったのに、次の今作ではいきなり『堕天使殺人事件』以前の時間軸を取り扱うかたちに……。 新探偵・大隈クン誕生のエピソードになのですが、はたして

2013-05-02 00:15:54
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『網にかかった悪夢』 このお話は、根津愛ちゃんがワトソン役(?)を務めるはずの新シリーズ第一弾なのですよ。 今作は探偵誕生編なので、新探偵役の人物よ様々な事情を根津愛が解体し探偵へ誘う、そんなお話なのであります。 というわけで、劇中の推理は愛ちゃんがメインとなりますので一安心です

2013-05-02 00:16:13
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『網にかかった悪夢』 ですので、新探偵のコが体験した過去の事件に関しては、ワトソン役不在のそのコの回想が中心となり、情報がとにかく未整理であります。規模としては濃度が低い謎なのに、まぁめちゃくちゃ何が起こっているのかが、まぢわかりにくい、意地悪な書き方なんだよね〜(´Д` )

2013-05-02 00:17:05
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『網にかかった悪夢』 現在軸の事件に関しては……、う、うん、な、何も言うまい。 死体がゴムマットに包まれて焼かれた理由……、な、何も言うまいぞ…… 何の伏線もない唐突な解決方法だけど、何も言うまいぞ…… (ヒント、被害者は変態)

2013-05-02 00:17:28
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『網にかかった悪夢』 まぁ、既存のシリーズで登場人物として少し育ち過ぎてしまったので、彼らの過去にスポットを当て従来シリーズではできない事件を! という試みのは悪くないのだけれど……、その後の『夜宴』や『巫女の館の密室』の記載と照合したら、矛盾を起こしてる点がはやくもチラホラ。

2013-05-02 00:18:56
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『網にかかった悪夢』 まぁ、250ページなのが救いだよね。 あとシリーズの事実上の主人公であるキリンさんこと桐野刑事の視線から離れたところ、別の視点主からの根津愛の印象が伺えるという点では、ファンにはウレシいところでありますよ( ´ ▽ ` )ノ

2013-05-02 00:20:04
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『網にかかった悪夢』 今作では新探偵は探偵として欠片ほども活躍してませんし、根津愛はワトソンとして全く機能してないのですよ。 つまり、アレだね。 山前譲はこの作品は読んでいないということだ!

2013-05-02 00:23:15
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

根津愛ものは全部読めた。残り愛川晶、あと7冊! ベートスン読むのに時間掛かったけど、感想も難儀しそうや〜

2013-05-02 03:22:13
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

春の愛川晶マラソンその15『ベートスンの鐘楼』を読んだ。 根津愛が登場する作品では現在これが一番最新作\(´Д` ) この9年間、タイトルを「ベーストンの鐘楼」だと勘違いしていたくらい思い入れのない本作なのだが、はたして再読で印象は変化するのだろうか?

2013-05-05 00:59:48
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『ベートスンの鐘楼』 『網にかかった悪夢』からの新趣向、 「探偵に大隈くん(あまり魅力に乏しい)に振り、ワトソン役に超天才型探偵の根津愛ちゃんを配置する」 そんな成立が難解でしかも誰得? な試みを行っているため、とにかく展開と構成がアチャ〜なことになっている。それが感想かな〜

2013-05-05 01:01:46
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『ベートスンの鐘楼』 ノベルズにして550ページ、おそらく1000枚越えの大作なのよ。でも趣向を成立させるため「だけ」に必要な記載があまりにも多いだぁ〜。 最初の100ページは事件も起きず、ひたすら人間関係や現在状況の再確認に費やされる。展開遅いのぉ〜……

2013-05-05 01:03:59
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『ベートスンの鐘楼』 確かに、メールや誘拐のトリックなどはこの趣向の試みがなければ成立しない内容なので、興味深いところはある。 しかし、これらは所詮脇のトリックなの。たくさんのページと記述を使ってようやく成立可能なトリックとしては、小粒すぎる感があるよ\(´Д` )

2013-05-05 01:05:24
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『ベートスンの鐘楼』 ならば、メイントリック、土葬のお墓の中から消える死体の謎はどうか? と考えると、……解明までの道筋が十全に描かれているとは思えないのよ。 相当におバカなトリックを使用しているのだけれど、そのバカトリックを納得させる世界観を小説内に作り出せていないのよネ……

2013-05-05 01:06:06
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『ベートスンの鐘楼』 同じバカトリックの使用でも『巫女の館の密室』は、小説の進行や語られていることでそのバカトリックが納得できる雰囲気と空気と世界観を作り出していた。 しかし、本作ではサブのトリック、そして新探偵の物語とが乖離を起こしており、メインの死体消失が浮いてしまっている

2013-05-05 01:08:42
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『ベートスンの鐘楼』 見せるべきメイントリックに重きが置かれてなく、様々な様子に興味が分散されているのだ。 正直、息子嫁の視点なんぞ全く無くても問題ないのだよ…… けど、新探偵の趣向を成立させるためには、それを入れざるを得ないわけ。そうしないと、物語が進行できない作りなのよ

2013-05-05 01:09:23
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『ベートスンの鐘楼』 真相のバカトリックよりも、新探偵に誘導されたキリンさんの推理のほうがミステリとしてカッチリしているんだよなぁ〜。これは伏線次第では活きてくるトリックなんだよ〜。 真の真相がね、もはやトリックのためのトリックになってしまっているの。労力もすごくかかるしね……

2013-05-05 01:10:18
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『ベートスンの鐘楼』 思うに、新探偵の大隈くんを抜いて(誘拐トリックも抜くカタチとなるが)、キリンさんで視点主を固定して構成すれば……、あのバカトリックを読者の納得のもと、素敵なトリックとして成立させられる小説空間を作れたのではないのか、と考えるわけなの。

2013-05-05 01:11:32
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『ベートスンの鐘楼』 この話には吸血鬼が一応縦軸の題材として使われています。が、視点が飛びまくるので、それぞれの人物の吸血鬼感がマチマチになってしまっているのです。 吸血鬼の扱いに統一感がなく、読者にイメージが伝わりにくくなっているのですよ。あの壁の穴の説明、到底納得できません

2013-05-05 01:12:26
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