「軍研」の記事読んで、ショトみたいな増加装甲BOXに極浅い角度でプレート入れたら、条件によってはAPFSDSが滑って弾かれないかなあ。以前何処かで「APFSもSタンクみたいな水平に近い装甲では弾かれる」?と聞いた気がするので。
2010-09-11 23:47:54@miduse はぢきます。大凡の角度も計算できます。スネルの法則のウチの臨界角条件式のウチの屈折率を衝撃インピーダンス(密度×衝撃波速度)に置き換えるだけれす。あくまでも衝撃波の全反射条件に限る式ですけれども。それに、全反射条件を踏まえて設計された装甲というのも実際にありんす。
2010-09-11 23:55:43すると複合装甲でなくてもSタンクみたいな扁平の車体に極力小型化した砲塔、という防御コンセプトもありなのかしらん…?(スウェーデンの試作戦車みたいの想像してるらしい) @marman_band はぢきます。大凡の角度も計算できます。
2010-09-12 13:09:59@miduse 実際、Sタンクはそういう発想で作られたみたいですね。そして、レオパルドIIIなんて言われた連装主砲のドイツの試作戦車は、その発想に加えて走行間射撃を可能にしたものだったのだそうです。ソースはBlogにも書きましたが、http://bit.ly/bCx7SUこれです
2010-09-12 13:15:49@miduse ただ、砲塔を付けるとなるとどうでしょうね…バスケットとかでどうしても全高を上げざるを得なくなって、結果としてあまり極端な傾斜ができなくなりそうな。逆に言えば、背負い式砲塔みたいな感じならいけるのかな?
2010-09-12 13:17:17@miduse んーと。あくまでもコヒーレントな衝撃波のビームが装甲に衝突した場合におけるモデル式だからね>スネルの方程式の拡張 実際は衝突界面においては完全なコヒーレント性は保てず(拡散する)主成分のみ全反射という部分コヒーレントな状態とも言えます。
2010-09-12 18:35:10@miduse でもって、部分コヒーレントであるということはもっと低い角度で衝突しなければならないという事を意味し、結局は余程浅い衝突角度じゃないと形状による(ここは重要)跳弾は期待できないという状態になります。因みに鉄とタングステンの衝撃インピーダンス比は約1:2ですので(続)
2010-09-12 18:37:54@miduse スネル則に基づいて臨海角の計算を行うとsin^-1(1/2)=約30度になります。実際は10度以下でも食い込んでいるところから考えるに、界面においては部分コヒーレントというよりもインコヒーレントな状態に近いと考えていいでしょう。
2010-09-12 18:40:09@miduse つまり、Sタンクの様な車両デザイン現状無理というか、非常に難しいということになります。下手打てば後方に向けて傾斜を掛けなければならないレベルです。
2010-09-12 18:41:15@miduse じゃあ、実際にはどんな利用のされ方があるのか、というと、きっちり調べると、とある会社から出ているショートペーパ(というかプリプリント)と攻撃を受けて◯っと構造を晒しちゃった戦車がござんして、それは見事なまでにリンクしているのでございます。
2010-09-12 18:45:40@miduse とりあえず、ざっくりベースで説明すると「逸らすのは難しいので、インピーダンス界面を利用した侵徹弾道制御技術をもって、1モジュール一発コッキリっぽいぽいけど、やっすい効果的な装甲を作ってみました♬」というかんぢです。
2010-09-12 18:47:49@seibihei こいつ(http://bit.ly/cnFWzm)を読んだ後、メル4の装甲の中身をぶちまけてる画像を見れば、ああああああっ、というかんぢになると思われ。/まぁ、交換しやすい作りだかんね。そもそもが。
2010-09-12 18:57:19あ。カッコの中のURLが変になっとる。これざんす> http://bit.ly/9ycwrp
2010-09-12 18:59:31@seibihei ということで、モサドの中の人にご招待されたら、@seibiheiの中の人に全てを教わったから♬と酷いことをすます(酷)
2010-09-12 19:00:38っていうかさ、こんなかんぢで世の中の公開情報には真実に迫れるものが大量にあるというのに、未だこういう話すら触れられない軍事評論家って何なのさ。とまでは言わないにしても思う。
2010-09-12 19:01:52@seibihei 柔いというか、衝撃インピーダンス界面で曲がってるところがミソ。そして、それは鉄-アルミ-鉄でも可能ってところが更にミソ
2010-09-12 19:04:06@seibihei 界面がインコヒーレントに近い振る舞いをするなら、アルミでヌルヌル滑らせるよ?という解釈でよか。とおも。
2010-09-12 19:05:32@seibihei ①APFSDSは同一媒体中を進むならば、圧力を開放しやすい方に侵徹弾道が変化する、②インコヒーレントな振る舞いさえキャンセルさせる方法があれば、界面でビシバシ跳ねるよ、というのが、あのショートペーパの論旨ざんす。
2010-09-12 19:08:04@marman_band ぶつかった瞬間はコヒーレントでは恐らくないが、侵徹の過程でコヒーレントに近い挙動を示すから、それを利用する、と
2010-09-12 19:10:04@seibihei まぁ、そんなとこ。これを考えれば、なんでメル4がにぽんぢゃカネゴンと言われるくらいに扁平な装甲にしてるのか、という部分も「必要だったから」と即答えることが出来申す。
2010-09-12 19:10:24