「サブカル」と「オタク」の反響
まず、実体験に即して言えば、「サブカル」と「サブカルチャー」は別物だと私は思います。90年代後期に限定していえば、前者はどちらかといえば「STUDIO VOICE」とか「ブルータス」とか、当時の「TV Bros.」等。それらの雑誌の読者が好みそうなもの、と限定してもよいでしょう。
2013-05-13 00:43:57「サブカルチャー」は「サブカル」も含みますし、アニメやゲームや漫画などのいわゆる「オタク」趣味も含むもの。カウンターカルチャーとも言われるもの全てを指す言葉。
2013-05-13 00:45:47「サブカルさん」と揶揄される事例は私自身はいくつも見てきました。その場合の「サブカルさん」の「サブカル」というのは、これはもう先ほどの分類の「サブカル」に限定したものですね。用例などを見ると。
2013-05-13 00:47:08世代差はあると思います。私の世代の元オリーブ少女組に「〈サブカル〉にアニメは入るか?」と訊いた場合、かなりの高確率で「No」が返ってくることでしょう。だから、「STUDIO VOICE」がエヴァ特集をやった時に、皆動揺したのです。
2013-05-13 00:50:50思い出すのは「カウボーイビバップ」。「TV Bros.」内の連載で同作品が取り上げられた後、サブカル界隈ではいっせいに「ビバップ」ブームっぽいことが起こったのですが。そういった現象を見て、あの作品に嫌悪感を示すオタクは当時少なくありませんでした。
2013-05-13 00:53:45「語りやすいところで語りやがって」「お洒落だから安心して好きって言えるんだろ。『攻殻機動隊』にしてもそうだよ。石野卓球だからだろ。なら、お前ら『バトルアスリーテス 大運動会』について語ってみろよ。好きっていえるのかよ」という声を私は直接ぶつけられたことがあります。
2013-05-13 00:55:26サブオタ論争は、現在のアニメ『惡の華』に対する賛否両論状態と直接関わるにも拘わらず、何故それについて一言も触れないのかと小1時間RT@a_kitada @keta_chop素晴らしい! 感謝しきりです! ケタさん編集「サブカルとオタク」http://t.co/FpRkSJFPfv
2013-05-13 01:10:19「サブカル」と「オタク」 http://t.co/rBH7YuaUrz < 自分が「サブカル」(サブカルチャーにあらず)という言葉を自分の中である程度認知して使い始めたのっていつか思い出せない…「おたく」より後だっけ、前だっけな?
2013-05-13 01:10:47なお。私の見解ですが、〈サブカル〉と〈オタク〉は根っこは同じものであると思います。両者とも、10代になり〈きっと何者にもなれない〉という「事実」をつきつけられた際の生存戦略。つまり〈中二病〉とも根っこは同じ。
2013-05-13 01:24:10〈自分は普通の人たちが知らないものを知っている〉という優越感を得ることで、〈何者にもなれる〉という安堵を得ることができる。知識の理論武装。それが〈サブカル〉であり〈オタク〉。その方向性がどこに向かうかの違いのみ。
2013-05-13 01:25:19ガンダム史観で言うと永野護とあさのまさひこに代表される「当時の普通のオタクが理解できんことを持ち込む人」が発火点でセンチネルで顕在化した感じかなあ。今から考えるとアンチが生まれない方がおかしいもんなあ
2013-05-13 01:34:39ほぼ同意です。でも〈サブカル〉にはモテの影響が濃く、〈オタク〉にはあまり感じられないという違いはある気が? RT @ue_kaname: 〈サブカル〉と〈オタク〉は根っこは同じものであると思います。10代になり〈きっと何者にもなれない〉という「事実」をつきつけられた際の生存戦略
2013-05-13 01:37:41なお、80年代からその傾向は観測されていたはずですが、確固としたメインとなるカルチャーが定まらなくなり、サブカルチャーが各人のマイブームの集合体へと意味を変えて以降、それぞれのサブカルチャーは「雑誌」によって分類ができたのだと思います。
2013-05-13 01:40:53渋谷系でも、ギターポップ好きならこの雑誌を抑える、音響系も好きならこれ、オールディーズも好きならこれ、といった具合に。ですが、00年代半ば以降、そういった分類の区分けとなりうる雑誌が減っていった。これにより、それぞれの文化的な壁がだいぶ減った。
2013-05-13 01:43:55だから、今は00年代半ばほど、〈オタク〉と〈サブカル〉の違いみたいなものはだいぶやわになっているのではないかなと。どっちも横断しているという人は昔よりもずっと多いと思います。
2013-05-13 01:45:42@ue_kaname ここ幾つかの連ツイの考察興味深いです。サブカルとオタクの分かりやすい境界性は髪型や服装といったビジュアル的要素の有無にあるかも。また、従来はそれを持たなかったマンガやアニメ部門のオタクもコスプレの社会的認知度が高まるにつれ新たな分化を遂げた側面がありそう。
2013-05-13 01:49:34「サブカル」と「オタク」 http://t.co/4y8oyC1xp3 うぬうぬとうなずきながら読んでたんだけど最終的にワケがわからなくなったー。 オタクを自称するには知識浅すぎで申し訳ないからムリ!+色々好きなもの多すぎ な私はサブカルなんでしょうか。はて。
2013-05-13 01:49:45それが、ビジュアルの相違が97年の「エヴァ」あたりからだいぶやわになったのですよ。「ハルヒ」「けいおん」でもう境界線がなくなったような感じで。「コスプレの社会的認知度が高まるにつれ新たな分化を遂げた」というのは同意です。 @OfficialOpants
2013-05-13 01:54:05@ue_kaname なるほど。コアなオタクを自認する層にはファッションオタクなんて言葉もあるわけですよね。やっぱり同人誌即売会などの雰囲気は未だオールドタイプオタクも滅びずといった風情ではありますが。
2013-05-13 01:57:03〈サブカル〉の根源としてモテの影響が濃いというのは、当時周囲にいた人を思い出した場合、すべての人に当てはまるわけではないなと。ただし、かっこよくありたいが根源としてあるので、モテと比較的連結しやすいのかなとは思います。 @72ki_s
2013-05-13 01:58:33@OfficialOpants ファッションオタクはいますね。それこそエマニュエル・ウンガロとかに妙に通じている人とか。同人誌即売会にはいまだにオールドタイプなオタクな人も勿論まだまだいますが、若い層になるとそういったファッションをしている人は減っていますね。
2013-05-13 02:02:11@ue_kaname あ、ファッションオタクと言われてるのはファッションとしてオタク文化に興味を持ってるというコア層の反発的表現ですね。身内がそのコア層で、彼らなりにもやっとする部分あるみたいですw
2013-05-13 02:07:46