五たびやっとかめ・遮蔽なしの椅子型ホールボディカウンターの出る幕はもうない

まとめ「遮蔽なしの椅子型ホールボディカウンターの出る幕はもうない」http://togetter.com/li/221898 の続編第49弾。2013年5月7日以降の経過です。 5/10 早野-足立論文公表:ゼンリンデータコム保有の携帯電話の位置情報から福島第1原発事故後の周辺住民の避難状況の時間変化を推定 論文:http://t.co/BJsT1faugQ @leaf_parsleyさんによる前日の記者会見のTogetterまとめ:http://bit.ly/19JuSHb 続きを読む
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上垣陽子 @Pekolincat

@kaztsuda @parasite2006 @Slight_Bright 今現在津田さんがやってらっしゃる作業ですね。こっちの方が確実で効率良さそう。それにしても放射性物質ってやっかいですね!何か放射線かなんだかを照射して放射性物質を無害に出来ればいいのに。毒をもって毒を制す

2013-05-16 15:33:51
nao @parasite2006

@Pekolincat @kaztsuda @Slight_Bright 放射性物質の崩壊スピードを上げるには、化学反応とは比べ物にならない高いエネルギーと加速器のような特殊な環境が必要http://t.co/eMc3IHNyqw http://t.co/Tx3Y7kq5q6

2013-05-16 15:59:47
nao @parasite2006

@Pekolincat これを知っていれば「放射性物質を無害化する」とうたうインチキ商法を撃退できます @kaztsuda @Slight_Bright

2013-05-16 16:01:06
津田和俊/急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

@Pekolincat このセメントミキサーで洗って分離する方法は、今は砂粒などに着いてしまっているセシウムが多いようで、洗って分離した土も思ったほど低くならず、面倒な割に効果が薄いことが多いので、積極的には使われてません。

2013-05-16 15:59:54
上垣陽子 @Pekolincat

@kaztsuda @parasite2006 @Slight_Bright 2:γ線にはγ線、放射能には放射線。「目には目を作戦」http://t.co/K4B6VW850k これってSFの世界でしょうかね?こんなん出来たらいいな。

2013-05-16 15:42:17
津田和俊/急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

@Pekolincat @parasite2006 @Slight_Bright ええと、この井口和基という人は大変有名なトンデモさんなので、あまり話題にして欲しくなかったりします ^^

2013-05-16 16:01:44
津田和俊/急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

@Pekolincat @parasite2006 @Slight_Bright いちおー真面目な方面で答えると、半減期の長い扱いがやっかいな放射性物質に、原子炉や加速器などでつくった強い放射線を照射して、半減期の短い放射性物質に変える核変換技術は基礎研究として行われています。

2013-05-16 16:06:10
津田和俊/急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

@Pekolincat @parasite2006 @Slight_Bright ただこの核変換技術も、使用済核燃料を再処理する過程で分離精製されたものを対象としており、今回の事故で広く薄く散らばった放射性セシウムを集めて濃縮するのは至難の業なので、分けて考えていただいたほうが

2013-05-16 16:08:45
上垣陽子 @Pekolincat

@kaztsuda @parasite2006 @Slight_Bright 今のところ効率的に集めるにはやはり、水を使って分離するのが確実なんですね。それにしても水の力はすごい。汚染土を水で攪拌する際にゼオライトとかバーミキュライトとか火山灰とか混ぜてみたらどうなるかな・・

2013-05-16 16:17:21
nao @parasite2006

@Pekolincat @kaztsuda @Slight_Bright 繰り返しますが水で洗っただけでは一度土壌に結合してしまったセシウムを引きはがすことは出来ません。土壌に結合する前の水に溶けた状態のセシウムイオンに対してなら、水に吸着剤を投入して回収することができますけれど

2013-05-16 16:20:01
nao @parasite2006

@Pekolincat @kaztsuda @Slight_Bright 水に溶けて正電荷を持つセシウムイオンは土壌中の鉱物の表面の負電荷と結合するだけでなく、水中や土壌中の有機物の表面の負電荷とも結合します。有機物との結合の方はpHが少し酸性に傾くと切れるのでかえって厄介

2013-05-16 16:26:29
nao @parasite2006

@Pekolincat @kaztsuda @Slight_Bright 山間地の田んぼで山から直接水を引いていたところから基準値越えのセシウムを含む米がとれたのは、水の中の有機物(主に腐葉土に由来)と結合した(比較的はずれやすい)セシウムが米に移行したのが原因とされています

2013-05-16 16:33:27
nao @parasite2006

@Pekolincat @kaztsuda @Slight_Bright そこで山から流れ出た沢の水を水田に入れる前に、取水口に吸着剤(ゼオライト)を詰めた土嚢を置くと、水が土嚢に詰められた吸着剤の間を流れて行く間に水の中のセシウムイオンが吸着されると同時に(続く)

2013-05-16 16:41:00
nao @parasite2006

@Pekolincat @kaztsuda @Slight_Bright (続き)セシウムを結合した微粒子(鉱物と有機物双方)が吸着剤の隙間にトラップされて(ゼオライトの結晶には細かな隙間がたくさんあって水がよくしみ込むのでろ過剤として使われます)、水の中のセシウム量を減らせます

2013-05-16 16:49:45
ゆういち@C103日曜ク05a @u1kstn

@parasite2006 土壌内でのCsの安定同位体と放射性同位体の交換はどのように起こるのでしょうか?土壌物質が新たに構成される時に結合する核種が決まるように思うのですが、震災前に存在していた(安定なCs(+)が取り込まれていた)土壌でのメカニズムを教えていただけますか?

2013-05-15 19:01:00
nao @parasite2006

@u1kstn お返事遅くなってどうもすみませんでした。私は残念ながら土壌学が専門ではありませんが、土壌中の成分とCsとの結合機構については農業環境技術研究所の論文http://t.co/ZpwYmHaQJZ のp.80-83にかけて詳しい図表入りの説明があります。

2013-05-18 14:01:54
nao @parasite2006

@u1kstn この論文によれば土壌中でセシウムの結合が起こりうる構造は3通り:1)有機物のもつカルボキシル基、2)条件次第で負電荷を生じる水酸基をもつ鉱物、3)永久的に負電荷を持ち、かつセシウムイオンがちょうどはまりこむ大きさのくぼみを結晶構造内に持つ鉱物

2013-05-18 14:12:56
nao @parasite2006

@u1kstn この3通りの構造のうち1と2はセシウムイオンを吸着する能力はあっても固定する(=一旦結合したら離さない)能力は弱いとされていて、交換(=一度結合していたものを離して別のものを結合する)が起こるとすればこのタイプの構造の話ででしょう

2013-05-18 14:28:00
nao @parasite2006

@u1kstn 3通りいずれの構造と結合するにしても、結合が起こるには正電荷をもつセシウムイオンが水に溶けた状態でそれぞれの構造に接近する必要があり、特に固定の能力が大きい3の構造との結合が起こるには鉱物側の風化が進んで結晶構造内のくぼみが表面に露出し、水と接触可能になる必要が

2013-05-18 14:40:54
nao @parasite2006

@u1kstn なお3の構造の鉱物のくぼみにセシウムイオンのかわりにはまりこむことができるものが他に2つあり、それはカリウムイオンとアンモニウムイオンです(セシウムのイオン半径は1.81Å、カリウムのイオン半径は1.52Å。値はWikipediaの「イオン半径」より)

2013-05-18 15:17:51
nao @parasite2006

@u1kstn アンモニウムイオンのイオン半径の値は今回突き止めることが出来ませんでしたが、カリウムやルビジウム(イオン半径の値はカリウムとセシウムの中間)に近いとされています。ナトリウムのイオン半径はカリウムよりさらに小さいので、隙間を素通りしてしまうようです。

2013-05-18 15:31:45
ゆういち@C103日曜ク05a @u1kstn

@parasite2006 返信ありがとうございます。交換機構に関しては理解できました。放射性Cs(+)の存在比が増加していると言っても、安定同位体よりは十分少ないように思いますが、確率的交換反応が放射性同位体でより強く起こっているように見受けられました。不思議です。

2013-05-18 15:30:34
nao @parasite2006

@u1kstn 元々地殻中には大量のカリウムが存在しており(Wikipediaの「地殻中の元素の存在度」の解説参照、セシウムの存在量はカリウムよりもトリウムよりもずっと少ない)、先に述べた3つの構造が結合する陽イオンは通常はカリウムイオンと考えられます。

2013-05-18 15:40:35
nao @parasite2006

@u1kstn 従って放射性セシウムの実際の競合相手は安定同位体のセシウムよりはむしろカリウムイオンと考えた方が妥当だと思います。

2013-05-18 15:42:30
nao @parasite2006

@u1kstn セシウムイオンの方がカリウムイオンよりもイオン半径が大きい分、一度入り込んだら抜けにくいということもありうると思いますが。

2013-05-18 15:43:51
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