後期クイーン問題(第一)について、質問してみる。
@rouis_ymgs ああ、この(最?)狭義の後期クイーン問題は「真相の絶対性は如何にして保証されるのか」と認識し質問出せて頂きました。
2013-05-27 10:35:40真実の担保については、究極的な意味では「ミステリ」であろうと「現実」であろうとそんなものは保証できない。 と深い考えもなしにw確信していたので、何にこだわっているのだろう? と思っていたのですが、お話を伺って色々と腑に落ちる。
2013-05-27 11:04:57僕の理解では、ミステリ(本格?)にとって大切なフェアということと深く関連してるために、そういう「究極的には真実は一意に決定不能」という本質というより、そこから逃れられないのであればどの程度なら「フェア」と言えるのか?という問題を考えるための考察の一端なのだろう。と感じました。
2013-05-27 11:15:19読者の思い込み(≒暗黙の了解?)をつくトリック(パズラーと思ってたら、超常的な力による解決だった等)も、人によっては「上手く騙された!」的な快感が会ったり、「卑怯すぎる(怒)」だったりするので、難しいのかなあ。
2013-05-27 11:18:31私が一番面白かったと思うミステリは、「倒叙だと思ったら、実は」という構造上のトリックだったけれど、全く卑怯とかは思わず、「面白かった、超面白かった!」だったです。
2013-05-27 11:21:10@you_you_1 「現実もミステリも真実の絶対性は保証できないのになぜ問題なのか?」という順番ではなく「現実はともかくミステリでは絶対の真実を作者が持っていて、探偵の辿り着く真相はそれだ」と思われてた所から「いや作品の記述ではそれを証明できない」に至ったので「問題」なのでは?
2013-05-27 12:11:14@t_aldehyde なるほど、そうなのかもしれませんね。 決して自慢ではないのですが(自慢かもw) 私には、 『>と思われてた所』 をあまり、そういう風に考えたことがなかった(暫定的に作者の意図を真とはしてましたが)ので、違和感があった。ということのようです。
2013-05-27 12:48:32@t_aldehyde 酷いミステリを読んでいて「そりゃあんまりだろ! 作者無茶苦茶すぎる。」という経験が子供時代にあったのかもしれません。 覚えてませんがw
2013-05-27 12:54:22@you_you_1 「地の文は嘘をつかない」などに現れていると思います。一人称で書くか三人称で書くかでも印象は変わりますが。
2013-05-27 13:00:39「地の文は嘘をつかない」> 夢オチの扱いはどうなんだろう。 ミステリでは無くなるのかなあ。 それとも夢の中での地の文としては嘘は付いていないのでOK?
2013-05-27 13:24:26「夢オチ」を最初に読んだのは、多分小学生の時だと思う。 作品名も一番最初に読んだ夢オチ作品かどうかも覚えていないけれど、「騙されたあ、でも面白かったあ」という夢オチの作品があったことだけは覚えてる。
2013-05-27 13:33:39@you_you_1 「〜〜で、〜〜で、〜〜で、〜〜では、ない。」みたいな文と一緒で、本全体で、トータルとしては嘘ではないですよね。
2013-05-27 13:53:16@t_aldehyde なるほど。夢オチでなくても、最期に認識の誤りだった!とすればトータルとしては嘘ではないということも可能でしょうね。(実際ありますよねw)
2013-05-27 14:00:21@you_you_1 と言うか、それがいわゆる『叙述トリック』ですね。書いてあることに嘘はなくて、読む側が勝手に勘違いしてるだけ、と言う体の。
2013-05-27 14:01:14@t_aldehyde @you_you_1 「信頼できない語り手」ってやつですね。http://t.co/zzSxLPpruy
2013-05-27 14:25:27「後記クイーン問題」への大胆すぎるアプローチとしては、主人公が神様に真犯人を教えてもらうっていう作品がありましたね。神様なので無誤謬という。
2013-05-27 14:36:53