文化審議会著作権分科会出版関連小委員会(第2回)(2013年5月29日)
於 グランドアーク半蔵門 4F 富士西の間 / 文化庁 文化審議会 著作権分科会 出版関連小委員会 第2回 傍聴準備完了。/ 13:00 から実況でツイートが連続する予定です。
2013-05-29 12:45:30前回、第1回 (5/13) の公式議事録も文化庁にしては珍しく既に公開 http://t.co/gcHOCqRMRx されているようですね。
2013-05-29 12:47:22高橋 靖典 参考人:結論的には出版者の再興には協力したいし、電子書籍の市場発展には協力したいが、現行法での対応を第一に考えてほしい。新たな権利の創設は最小限にしてほしい。
2013-05-29 13:12:18福王子委員:当協会としては、文化庁のまとめの中で「(C) 訴権の付与」が望ましいと考えるものの、条件によっては「(B) 出版権の付与」の余地もあると考える。詳細は隣にいる あんびる やすこ から説明を。
2013-05-29 13:19:51瀬尾 太一 委員(写真著作権協会):写真著作権協会としては、中山提言に賛同するが、提言のうち3は実務との乖離が甚だしいので、これを除外することが賛成の前提。提言3を除外することが不可能であれば、経団連提言に賛成する。(対応資料は資料2)
2013-05-29 13:26:15栗田 倫考 委員:経団連提言と中山提言を中心に議論するべき。ただし、提言の内容についてはまだあいまいな部分もあるので、その点について十分な説明・検討が望まれる。
2013-05-29 13:29:24高須 次郎 参考人:当協会は主に中小出版者で組織されている。文化庁まとめの「(B) 電子書籍に対応した出版権の整備」を軸に検討をお願いする。
2013-05-29 13:36:18高須 次郎 参考人:(中山提言に加えて)著作権の保護期間が満了した著作物について、新たに翻刻・復刻したものについて、出版者が保護されるようにしてほしい。(資料中で「国会図書館のデジタル配信が日本の芸術文化の発展にマイナスの影響」と言及)
2013-05-29 13:39:07内田 豊 参考人:楽譜出版の立場としては文化庁まとめの「(A) 著作隣接権の創設」を望む。楽譜出版は創作的であり、保護の必要がある。詳細は資料4を見ていただきたい。
2013-05-29 13:46:00小林 泰 委員:電子書籍は紙の出版とは異なる。TTS (Text to Speech)を利用すれば障碍者へのサポートが可能。ボランティアに依存しない、持続可能な形で障碍者が可能になる。こうした形での利用は紙の出版とは異なるので、こうしたことも円滑に可能となる法制度として欲しい。
2013-05-29 13:52:29榊原 美紀 参考人:権利保護に傾斜した視点だけでなく、ユーザの利便性や電子書籍の利用促進という観点からも検討してほしい。(ほぼ資料6の読みあげに近い)
2013-05-29 13:57:53榊原 美紀 参考人:当協会としては文化庁まとめの「(B) 電子書籍に対応した出版権の整備」に賛同するが、中山提言のうち3番目については、あらゆるメディア変換にまで権利行使を及ばせるのには反対。 また電子書籍に拡張された出版権においても出版義務に相当するものを課す必要がある。
2013-05-29 14:00:21大野 郁英 参考人:違法流通対策という趣旨によって検討が行われていると認識しているが、そうであれば被害実態を明らかにした上で検討が進められるべき。
2013-05-29 14:05:12