アレクサンダー・テクニーク教師Basil Kritzerさんのツイートまとめ

アレクサンダー・テクニーク教師Basil Kritzerさんのツイートをまとめました。
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バジル・クリッツァー @BasilKritzer

そうなると、音楽や演奏への情熱、規律、努力できる素質等は、音楽をやろうとするひとたちに共通していることになる。現状、その後の成否を分けるのが「強靭さ」「自己否定の毒への耐性」である事が多いのかもしれない。せっかく熱意や素質が世の中にいっぱいあるなら、それが活きる道筋が欲しい。

2013-07-24 11:29:54
バジル・クリッツァー @BasilKritzer

わたしは努力至上主義的なやり方を本気でやっていたが、早くも19歳でそれが機能しなくなった。身体がほんとうについていかなかったのだ。甘えとかではなく。でもうまくなりたかったし情熱はあったから、それをどうしても諦めたくなかった。そうやって始まった探求はいまも続いている。

2013-07-24 11:32:24
バジル・クリッツァー @BasilKritzer

自己否定、努力、根性以外の、「うまくなるための道筋」は、持っている情熱をそのまま行動に変える=ただ単に好きだから演奏する/練習するということだと思う。それには目の前の結果や成果に左右されない、根本的な自己肯定が必要。で、上手で成功しているひとたちは実はこれをやっている気がする。

2013-07-24 11:36:32
バジル・クリッツァー @BasilKritzer

うまくて成功しているひとは「自分に厳しくひたすら努力し頑張ったから成功した」。と感じている。だから、「おまえがうまくできないのはそれが『足りない』からだ。おまえが『甘えている』からだ」となる。あるいは単純に「君は才能がない、あきらめなさい」となる。「才能を埋める努力」という展開。

2013-07-24 11:40:33
バジル・クリッツァー @BasilKritzer

でも、実はうまくいっていないひとは、成功しているひとが意識せずに持っている「自己肯定」こそが「足りない」「できていない」からのことの方が圧倒的に多いのではないだろうか(音楽や演奏に関しては)。つまり、甘えているのではなく、甘さや優しさや自己肯定こそが「足りない」のである。

2013-07-24 11:42:54
バジル・クリッツァー @BasilKritzer

つまり、教えるべきは「努力」や「厳しさ」ではなく、成功しているひとこそが無意識的にできている「自己肯定」なのではないだろうか?どうせ、自己否定に基づいた厳しさや努力で達成されたことには副作用があり、幸せにはなれないのだから。

2013-07-24 11:46:19
バジル・クリッツァー @BasilKritzer

アレクサンダーテクニークのレッスンが「何をしたいですか?」から始まるのはこういう理由からである。

2013-07-24 11:46:24