レストランという響きは美味い料理を連想させる。何はなくとも名前だけはちゃんとしておこう
- lucifer_af
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メモ。第一次世界大戦により男が戦場へ行ったため、女性はメイドより割の良い工場労働に就くようになった。そのため労働者の賃金水準は向上し、一方で中流階級はなり手が減ったメイドを満足に雇えなくなり、家事の省力化を望んだ。同時期、イギリスでは缶詰が流行。調理の雑さが増し、メシマズ化が進展
2013-06-19 20:10:09メモ。ベイクドビーンズが流行したのも、ハインツが最先端の缶詰食品として1920年代に持ち込んでから。ところで著者のアネット・ホープが、ベイクドビーンズが国民食として定着したことについて「イギリス人が美食に目覚めた」と感想を述べているのは、上等なブリティッシュジョークか?
2013-06-19 20:13:53@kyuumaruTK 19世紀末の労働者の食事といえば、ベーコンの脂身、ゆでただけのジャガイモ、おがくずでかさ増ししたパンだから、そういう豚の餌が改善されたってことかな(震え声
2013-06-19 20:17:56@mayousa_desuga @kyuumaruTK 英国ご自慢の紅茶も輸入量に比べて国内消費量が三倍くらいだったという話も・・・(震え声)
2013-06-19 20:42:04@Lynx_nWdF2 20世紀に入るまで、イギリス人は豆という食材になじみが薄く、また20世紀初頭は缶詰は高価だったので、1905年にハインツがベイクドビーンズ缶詰を売り出したときは惨敗。その後、コストを下げて1920年代に売り出して成功、とある。
2013-06-19 20:21:17賃金水準は向上したものの労働者階級は満足な教育を受けていないため、食事に何を選ぶべきか分かっていなかったが、第二次世界大戦が始まると食料は配給制になり、牛乳、乾燥卵、パン、肉が定量配布され、さらに食糧自給の気運が高まったことから家庭菜園も増えかえって健康になったってのは、深いな…
2013-06-19 21:02:41第二次世界大戦が始まった頃のコラムでも、ロンドンっ子はフィッシュアンドチップスを買って路上で食べるというのが「食事」だったせいで、田舎に疎開した先で「野菜やフルーツ、スープを嫌う」「ナイフとフォークの使い方を知らない」って書かれてて、現代のイギリスの子供と同じ有様だったんか
2013-06-19 21:08:23@mayousa_desuga 第二次世界大戦は各国で栄養学が政策に本格的に取り入れられた初めての出来事だったようですが、戦時レシピみたいな啓蒙活動がイギリスでもあったでしょうし、戦争はイギリスの食文化に強く影響を与えているように思えます。
2013-06-19 21:06:20@mayousa_desuga 凄く見て見たいですが、玉ねぎが誕生日プレゼントになったぐらいの粗食だったみたいなので、すごいレベルなんでしょうね...
2013-06-19 21:13:44第二次世界大戦中イギリスでは、食料が配給となって不足する中で、健康によい料理を作るための戦時レシピが配布されていたが、レシピには「ケーキ作りに油を使うなら、その鍋でタマネギや内臓を揚げてはいけない」とか書かれてるそうで、ロンドンっ子どんだけ料理の経験値低いんだよ
2013-06-19 21:13:51調理の燃料節約のため、地域の住民に一斉に食事をとらせる給食センターに「ブリティッシュレストラン」と名前をつけたのはチャーチルで、命名の理由が「レストランという響きは美味い料理を連想させる。何はなくとも名前だけはちゃんとしておこう」とか、ブリティッシュジョークにしか見えない
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