八重の桜第26話「八重、決戦の時」二度咲き視聴感想まとめ

前回の感想を補足する意味で、二度咲きを観ました。感想を書いたらエライ大量になって、自分がどこまで書いたか分からなくなりかけたり、ただの粗筋になったり、日付をまたいだり、27話を観ながら26話の感想を書くという非常事態になったりしました。 順不同、場面抜けアリにつき、お読みになる際にはご注意ください。 なお、あふれる佐藤B作さん演ずる田中土佐様(心の中では土佐ちゃんと呼んでるけど)への愛についてはスルーしてください(^_^;)
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たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

「わしは城と命運を共にする」ときっぱり言う容保公。なおも食い下がる定敬公に、「ならぬことはならぬ!」と突き放す。兄の気持ちが揺るがないことを認めて、援軍を連れて戻ると誓う弟。うなずいて、見つめあう二人。でもこの時、容保公は援軍についてどれほどの期待をしていたのか。#八重の桜

2013-07-07 02:19:01
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

ユキちゃん一家。こちらのおばあさんはお城に行かないと言い出す。「穀潰しになるのは嫌だ」と言う。環境の変化はお年寄りには思った以上にしんどいそうなので、それもあるのか。どうにか出かける気になってもらい、ようやく家を出てみたら、お城への検問所は閉ざされ、人々が騒いでいる。#八重の桜

2013-07-07 02:24:39
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

背後にまるで注意が言っていない人々、遮るものがない背後を振り返り、ユキちゃんが言う。こんな所で後ろから襲われたらたまったもんじゃないと。この時の雰囲気、まるで八重さんのよう。ここで待とうという妹に、こんな所で死にたくない、ここから逃げようと促す。#八重の桜

2013-07-07 02:27:48
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

権八さんが守りについている所へ、滝沢本陣から引き揚げた容保公以下が到着。殿に向けて腰を落としさっと頭を下げる藩士たち。本当は馬が撃たれたらしいのですが、それを再現するのは諸事情で難しかったのだろうと推測。#八重の桜

2013-07-07 02:33:51
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

ここで敵を食い止めようと言う容保公と土佐様が休む間もなく、新政府軍がやって来る。再び銃撃され、権八さんに殿を頼むと告げ、代わって陣頭指揮に立つ。その様子をじっと見つめる殿。促されて、門の奥へと進む。殿、何かを感じたんだね。そうだよ、土佐ちゃんとはそれで最後なんだよお!#八重の桜

2013-07-07 02:38:08
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

わずかな警護兵と、権八さんとともにお城へ戻る殿。身近にも、町屋の家の上からのぞく天守閣にも砲弾が降り注ぎ、一瞬呆然となる。銃弾が掠め、兵士が倒れる中、抱えられながら先を急ぐ。この時の殿からは、本当に生死の狭間で怯えているのが伝わってくる。#八重の桜

2013-07-07 02:42:24
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

城下を脱出しようとするユキちゃんたち。もう何回か危機に遭遇したのだろう、「敵がいっぱいだ」とつぶやきながら、物陰に身を潜めている。一度はやり過ごし、隠れている所へ別の新政府軍兵士が現れ、迷いなく抜刀する。迷わないということは、もうどこかで別の人達を斬ってきた後なのか。#八重の桜

2013-07-07 02:47:46
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

そこへ、黒河内先生が現れ、薙刀を振るう。病を押しての戦いだから、なかなかスムーズにいかない。ユキちゃんたちに村まで逃げろと声をかけつつ一人を倒したものの、別の一人に足を斬られて負傷してしまう。それでも残りの一人も倒してしまうのがさすが黒河内先生。さすが六平さんである。#八重の桜

2013-07-07 02:53:47
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

竹子さんたち。神社の前に集まって照姫様の居場所について報告。でも照姫様お城にいるんだけど、このまま無事に坂下まで行ければ別にいいのか。地図がないから私には判断できず。と、お宮の中からよろよろと人が出てくる。誰かと思えば雪さんである。何事かと駆け寄る竹子さんたち。#八重の桜

2013-07-07 02:57:37
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

お宮の中で自刃した人がいて、どうも感化されたらしく、「いっそ私も」と懐剣を握る。すかさず竹子さんが押さえて、「修理さまのかたきを討たなくてもよいのですか」さすが竹子さん、きっととっさの一言で、雪さんには何よりの気付け薬。はっとなる雪さん。そのまま行動を共にする。#八重の桜

2013-07-07 03:01:23
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

鶴ヶ城北出丸内。少年たちに銃の構えの指導をする八重さん。集めてきたのか、集まってきたのか。まあ、あんなカッコいいお姉さんがきびきび銃弾が飛んでくる中移動してたら、呼ばれなくても近づきたくなる。気持ちはわかるぞ、少年たち。#八重の桜

2013-07-07 10:48:03
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

この子たち、真面目に指導受けてる。誰も悪ふざけもしないし、いい加減な態度を取らない。危険な中にいる自覚があるのかもしれないけど、八重さんが本気でこの子たちと向き合っているからだろう。八重さんに指導したあんつぁまみたいに。銃太郎先生とその教え子たちのように。 #八重の桜

2013-07-07 10:51:23
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

そこに通りかかり、ここに八重さん=女性がいることそのものが気に入らない老兵たち。一言吐き捨てて去っていく。そこへ、健次郎君が八重のもとへやって来る。慣習、古い考え=老人たちは八重さんの前を去る。未来、新しい考え=少年たちは八重さんに寄り添う。深読み脳爆発な場面。#八重の桜

2013-07-07 10:56:34
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

健次郎君に声をかける八重さん。自分は先に行くけど、「上手くできねえ子は絶対に連れて来てはなんねえ」。三郎君は自分より鉄砲さばきが下手だから死んだ、と思っていて、そして彼らに二本松の少年たちを重ねている。それにしても、八重さんの健次郎君への信頼感は絶大だな。 #八重の桜

2013-07-07 11:02:41
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

銃撃する八重さん。一度撃っては身を隠し、場所を移動して、また狙撃。この一連の動作に無駄がない。銃弾が飛び交い、砲弾が落ち、壁が崩れ、土煙が舞い上がり、御堀の水しぶきが降りかかる中を、八重さんは走る。 そこへ駆けつける健次郎君と少年たち。間近に大砲が落ちる。#八重の桜

2013-07-07 11:06:20
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

大砲の弾だ。大砲は飛んでこないわw それはさておき、多分今まで聞いたことのない大音響と地響きとで、少年たちの体がすくむ。そこへ、「さすけねえ。私が一緒だ」と声をかける。力みもなく、追い立てようとするでもなく、なだめるでもなく。この辺の言い方、はるかさん上手いわー。#八重の桜

2013-07-07 11:15:39
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

八重さんの掛け声で、銃撃を始める少年たち。初めてだから、乱れがちな動き。少年たちには目もやらないで、指示を飛ばす八重さん。銃を構える音とか発射音とかの微妙なずれを聞き取ってるんだろうか。弾の行方を見つめる八重さんと健次郎君、優秀過ぎる指揮官と副官。#八重の桜

2013-07-07 11:24:09
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

生きよう、城を守ろうと頑張っている人たちがいる一方。 静かに、別のものを守るために戦う人たちがいる。 西郷頼母家。その奥座敷にて。 外の銃声、砲声が聞こえるなか、死に装束で輪になって座る女性たち。 辞世の句を読んで、お互いに聞かせている。 #八重の桜

2013-07-07 11:29:32
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

読んだ句を書きつけた札を集め、文箱に収める千恵子さん。人に頼んで夫の元まで届けてもらうという。人って誰?吉十郎君?それとも誰か一人だけお使いのために残したのだろうか?いずれにしても届ける役目の人も辛いよね。 娘の一人がつぶやく。「お父上はお叱りにならないでしょうか?」 #八重の桜

2013-07-07 11:34:54
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

死への怯え、自分たちの行いは正しいか、父親を思う気持ち……色々な気持ちがよぎったのでしょう。それを受け止めて、やわらかく笑って「お叱りにはなんねえ」と答える千恵さん。自分達がなぜこうするのか、切々と説く。激することなく、むしろかすかに微笑みを浮かべて。 #八重の桜

2013-07-07 11:43:35
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

自刃して会津の女性としての抵抗の形を見せるという千恵さん。それが「西郷家の役目」とも。 千恵さんの誇り高さが見える。頼母がかつて蟄居を命じられたとき、黒河内道場に顔を見せた千恵さん。ざわめく場内に、「悪いことはしてないんだから」と毅然としていた。#八重の桜

2013-07-07 11:49:13
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

最後の決意を固め、手を合わせた時、千恵子さんのかたわらにいた娘があどけなく尋ねる。「今日は何すんですか?」その言葉を聞いて泣きそうになる姉。この幼子がもう一言二言言ったら千恵さんも違う決意をしたかもしれない。 #八重の桜

2013-07-07 12:00:18
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

優しく言い聞かせる千恵さん。良い所へ行くんだ、みんなで行くから何も怖くないんだ、と。 揺れかけた気持ちがおさまり、懐剣を手にする。この時だけ、千恵さんの目から笑みが消えてスッと据わる。 蝋燭があってもなお暗い中、全てが淡々と進むだけに、悲しみと怖さが引き立つ。#八重の桜

2013-07-07 12:04:57
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

城の門。勢い込んで駆けてくる兵士たち。一人は馬上から転がり落ちる(!)落ちっぷりの見事さに驚く。 頼母の帰着を告げる声が響く。殿の様子を尋ね、急ぎ足で、うわ言のように「殿、殿、殿……」と呟きながら居場所を探す。それまでのいきさつも、自分のことも頭から飛んでいる様子。#八重の桜

2013-07-07 12:09:40
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

とある部屋の奥。「かたもりさま……」涙ぐみ、胸がいっぱいになったのか絞り出すように。西田さんのアドリブとも思うが、殿大事感が伝わってくる。 頼母の声に気付き、ゆっくりと振り返る容保公。傷ついた一人の青年がそこにいた。 その場その場でニュアンスが違う涙目って… #八重の桜

2013-07-07 12:15:46