東洋文庫七夕講演会~岡美穂子「パリ外国宣教会とキリシタンの宗教画」&・根占献一「細川ガラシャと同時代を生きたイタリア女性たち~天正遣欧使節が出会った人、出会わなかった人」
- Cristoforou
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同時代の近世日本における貴族階級の女性が社会に対してもった役割と、天正遣欧使節が出会っただろう16世紀イタリアの貴族階級の女性のそれとの間に、どのような異同があるのだろうか。また、そのことに使節の面々が気付き、記し残したことはあるのか。
2013-07-07 17:17:59講演会終了後、根占先生とお話する機会を頂戴しました。その折、本日の限られた時間内では言及し切れなかったご関心につき、より深くお伺いすることができ、大変勉強になりました。
2013-07-07 19:51:27私になりに要約するに、ご関心の所在は「16世紀イタリアにおける反カトリック思想の受容・生成と変容の過程における貴族階級の女性の役割」にあるように理解致しました。フランスのサロン文化形成の起源におけるイタリアの重要性や、宗教改革の歴史におけるイタリア理解の刷新についても伺いました。
2013-07-07 19:57:11根占先生のお話を伺って連想されますのは、赤木昭三・赤木富美子『サロンの思想史: デカルトから啓蒙思想へ』(名古屋大学出版会、2003年)http://t.co/3sOi0tHvW4 に代表されるフランスのサロン文化研究と、英国コーヒーハウス文化に関する先行研究の存在です。
2013-07-07 20:00:3316世紀イタリアにおける文芸パトロンとしての貴族階級の女性たちが、フランス啓蒙におけるサロン主宰者の女性たちと何を共有し、何において異なるのか。ランブイエ公爵夫人にイタリアとフランスのサロン文化の連続性を見出すことができるのではないか、と。
2013-07-07 20:05:38講演会 聴講の記録。2013年7月7日(土)根占献一氏「細川ガラシャと同時代を生きたイタリア女性たち:天正遣欧使節が出会った人、出会わなかった人」東洋文庫にて。http://t.co/BKtp5WqQtz
2013-07-07 20:11:16【ブログ更新】東洋文庫講演会にて、17~19世紀長崎におけるキリスト教信仰をモノの観点から論じた報告(岡美穂子氏)、 天正遣欧使節が訪れた16世紀後半のイタリアにおける社会・文化状況を描いた報告(根占献一氏)を聴講してきました! http://t.co/4bZxMm4ClA
2013-07-07 21:46:09東洋文庫の催し,知らなんだ。行けばよかったナー。今日は暑くてぐったりしてた。レオナルド・ブルーニがマラテスタ夫人バッティスタ・ディ・モンテフェルトロに宛てた人文学論(1424年頃?)もあることだし,あのころ講壇・大学の外で学問していたひとびとの内面生活を,もっと知りたいナ。
2013-07-07 22:11:43@fujimoto_d 藤本さんに託して合わせてサカモトさん、ムトウさんにもお礼を言います。
2013-07-07 22:38:20@_khmt @tatewakiyokado 本日はありがとうございました。お二人のご講演が素晴らしかったことは言うに及ばず、根占先生をはじめ、岡先生や武藤さんともお話しすることができ、非常に満ち足りた週末を過ごすことが出来ました。今後ともどうぞよろしくお願いします。
2013-07-07 23:00:46@_khmt 私のfacebookに実は書いたのですが、デ・サンデ『天正遣欧使節記』では棄教する千々石ミゲルが目立つ発言を行っているのに気付きました。これではイエズス会にとっては困ったことになったのではないか、と。
2013-07-07 23:36:47@_khmt (承前)伊東マンショはビアンカ・カペッロの肖像画を所望と。聖母でも聖女でなく、世俗の貴婦人!ビアンカの館は今でも見られます。資料フィレンツェ地図2-EF。サロンに関して言えば、1-BのOrti oricellariも彼女の活動の場。ここはしばしアカデミーと評された。
2013-07-08 00:23:36@_khmt フェッラーラ宮廷にはカルヴァン派のルネ公妃(フランス王ルイ12世女)がいましたし、ヴィットリア・コロンナはマルグリット・ド・ナヴァール(同王フランソワ1世姉)とも交遊がありました。浸透し合う、新たな宗教と文化。
2013-07-08 00:25:32@_khmt 拙い話をまとめていただき、多謝!日本で女人禁制のイエズス会での教育を受けているとはいえ、まだイエズス会に入っていない若者たちー12歳位で元服したことを思えば、もう少年ではなかったのではないかーがかの地の若い男女をどう見ていたのか、そのような視点で迫りました。(続)
2013-07-08 00:26:39※ 根占先生に、私の誤記・誤解をご指摘いただき、修正いたしました。根占先生、有難うございます。 (cont) http://t.co/z8qLWqrV06
2013-07-08 01:13:55あれ、日曜午後のくまモンは東洋文庫にいたはずでは……。/「ジャパンエキスポ2013」が盛況=進撃の巨人、くまモン、北斗の拳、コスプレなど【画像集】【争点:クール・ジャパン】 http://t.co/nI6yjXWGyc @HuffPostJapanさんから
2013-07-08 01:26:29@tsujifolyam 実は既に「くまモン隊」という集団が出来上がっているのです。証拠→<http://t.co/cSLxOkhVVu>
2013-07-08 01:28:58@cocorocuore な、なんと!その辺りも抜かりなく対応していたのですね。でも、くまモンのプロフィールはひとつ……。
2013-07-08 01:31:46@naucus ご感想はありがとう。熊モンもいました!汗一滴もかくことなく。 「共演」した東京大学史料編纂所岡美穂子先生のブログもなかなか面白いですよ。
2013-07-08 06:41:42@_khmt お話しながら、浮かんだ研究者(ー書)。ロザリー・L・コリーの『パラドクシア・エピデミカ』は今は邦訳(高山宏)がありますが、彼女にはLighi and Enlightenment. A Study of the Cambridge Platonists・・もあります。
2013-07-08 06:53:07