第一回大罪大戦失陣営【交流フェーズ03】並べ替え
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sinlite_ohari
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「大人に?」 暴食になる前の事をアヴァリーティアたちは知らない、暴食として目覚めたとき既に呪いは廻り子供だったから。 成長して見せたら驚いてくれるだろうか? にま、と悪戯を思いつく子供の顔になる。 「うん『みんなで食べる』から、帰るまで我慢な!」 言葉そのまま、すんなり頷いた。→
2013-07-06 19:06:25![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
→「アーチェディアも、いるの?」 こっちに。それはつまり…… 「他は、誰が」無事なのか。 黒の皆はあまり心配していなかったが、イラまで居る。でくすんは。 「アヴァリーティア、あのね。ロボと仲良くなったんだ」 身振り手振りで変形した彼女のことを説明。
2013-07-06 19:15:06![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@meiji_sin @klown_sin 「……さぁな」 男が、右眼を抑えた。何だ。『今のは、何だ』? 「……それは、『アレ』の事か?」 男が指差した先。ロボと筋肉が『居た』。居たのだ。此処は、そういう場所だ。男は直感する。あれは駄目なやつだ。あれはこの流れだとあかんやつや。
2013-07-06 19:27:42![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
はっとして、私は虚空へと目をやった。 手が、触れた気がした。まだここにはない手。大きく、硬く、武骨で、あたたかく、やさしい手。 虚空を探して、……ここにはない、傷付いたその姿を、はじめて目にした。 「ラース様……」 痛みと、歓びと、嘆きと、綯い交ぜの感情で息が詰まる。
2013-07-06 19:32:37![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@sin_Shino 「久しぶりだ、マッスル」 ぐっと腕を胸の前で力んでみせ、近づく。 「心はマッスル、そうだな?」 再び会えたのだから。友であろう、心から、そう思う。
2013-07-06 19:17:43![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@sin_Shino 筋肉か、と呟き。 「そんなもの、気にしないことにした。何せ、ワイは筋肉それ自体。見た目や内包量の筋肉など人の意識に従属する筋肉でしかない、だろ? で、ワイは意識が既に筋肉なのだ。これはもう、筋肉ではないか」 にっ、と笑ってみせた。
2013-07-06 19:30:07![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@sin_Shino @meiji_sin @ebleco_sin @klown_sin 「考えるも何もな。生まれたからには目指すは筋肉だ。そしていざ死を越えてみると、筋肉だった」 視線に感づき、エダクスらに視線を向ける。 「やつら大したマッスルだ。小僧は、知り合いか?」
2013-07-06 19:56:23![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@ebleco_sin 右眼は、痛みを訴える。 霞がかる、『記憶』。揺れる、意識。 ――今自分は、『誰』を探していた?
2013-07-06 19:40:55![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
そうして、手の中の水晶に目を落とす。 映るのは、『怠惰』と『憤怒』。 「――こっちは随分と減りやがったなァ」 広い城に、二人だけというのがなんだか不釣合いで。 笑みを浮かべた口元は、どこか淋しげに。
2013-07-06 19:38:28![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@ebleco_sin 「そいつァいいや」 『原初の強欲』の隣。 蠢くような噛み砕くような音を立て、『紅の暴食』は牙を剥く。 「――ずいぶん増えたじゃねぇか、なァ?」
2013-07-06 19:36:55![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@Hajime__sin 「……賑やかな事じゃねぇか」 男は、その場で虚空に腰掛けた。安楽椅子めいた、足を投げ出した姿勢。 あれだけ、耳を切り裂くような静寂だけが並んでいたというのに、今じゃまるで雑踏か社交会だ。 「なぁ、ゼブル? 一人ひとり、『喰える』かどうか試してみるか?」
2013-07-06 19:38:56![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@ebleco_sin 「『喰えたら』どうすんだよ、『強欲』?」 くつくつと、喉が鳴る。 弧を描いた口は底のない真紅に染まる。 まるで総てを飲み込もうとするかのように。 「こいつらは『テメェのもの』なんだろうが、よ」
2013-07-06 19:43:23![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@Hajime__sin @nigayuki_sin @sin_Shino @meiji_sin 「あそこの筋肉とロボは食っていいぞ。まだ俺のものじゃねぇからな」 顎で、男は会話を続ける二人を指し示した。 何気なく、片手を右目に宛てる。その仕草、男の眉間に皺が寄る。 「……あ?」
2013-07-06 20:41:50![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@klown_sin ――離した、手。その掌に、血が付いていた。 「……おい、何だよ、これ」 痛み。喪失。違和感。 『『割に合わない』ほどのものを失って、あなたはそれを『全部』とおっしゃいますの?』 ……俺は、誰を、思い… 「……巫山蹴るなよ」 男は、伏せていた体を跳ね起こす。
2013-07-06 20:44:42![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@ebleco_sin @klown_sin 指さされるロボ、それには頷いた。筋肉の方には首を振った、あれはだめだと獣の本能が訴えてくる。今は、あれに関わってはいけない。 いつもは元気よく揺れている二本のアホ毛がへちょりと下がった。
2013-07-06 19:46:21![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@sin_Shino @nigayuki_sin @ebleco_sin @klown_sin 「でくすん……」 何かがこちらを見ている、なにこれ?と首をかしげてでくすんに視線を向ける。筋肉は見ない。イストリーブよりは、躾をされているからいうほど何でも食べないが。
2013-07-06 21:36:43![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@sin_Shino @meiji_sin @ebleco_sin @klown_sin 暴食か 「おう、グラ殿。ワイがオブセッション。紅が小罪《執着》だ。ワイが知らぬということは黒の者だろう ワイはルクスーリア殿に負けたぞ。だが、筋肉を託した」 指のほとんど無い左手を見せる
2013-07-06 20:25:16