- karitoshi2011
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0 さて、腰を据えて、反論しておきたいので、連続ツイートする。【鈴木寛からの緊急メッセージ】「どうしても言いたいことがあります」http://t.co/Jp6OTyPdA1
2013-07-17 23:39:351 「放射能について、誤った理解に基づいて、過度に不安をあおる人がいます。 」これは、私のことも言っているのだろう。2011年5月、彼が副大臣を務めていた文部科学省の指導下にあるはずの福島県教育委員会から、「生徒の不安をあおるな」という公式の「指導」を私は受けたのだから。
2013-07-17 23:42:412 私が何をしたかと言えば、まだ放射性物質が大気中を舞っている恐れがある福島市の高校で2011年4月から5月にかけて、「窓を開けるな」と生徒たちに言ったからだ。この時期、文部科学省や山下俊一氏でさえ、公式には「風が強い日には放射性物質が大気中をとぶことがある」と認めていた。
2013-07-17 23:45:203 ところが、大気中の放射性物質が教室に入り込まないように生徒たちを指導した私に対し、「これからは不安をあおってはいけない」と福島県教育委員会は「指導」してきた。
2013-07-17 23:47:044 つまり、放射性物質から高校生を防護しようとした私に対して、福島県教育委員会は、「過度に不安をあおる」発言をするなと命令してきたのだ。「今後そういうことは言わないように」とはっきり言われた。つまり、未成年を放射性物質から、被曝から、防護することを許さない、と言われたのだ。
2013-07-17 23:49:235 当時私は、この「指導」は福島県教育委員会の独断なのであろうと憤っていた。しかし、鈴木寛氏のブログで、この「指導」が文部科学省の方針だったのだと知るに至った。教えていただいて感謝すると共に、改めて確認したい。
2013-07-17 23:52:136 大人が、教師が、子どもを放射性物質と放射線から防護することが、「誤った理解に基づいて、過度に不安をあおる」行為に該当すると鈴木氏が考える根拠は、一体何だ?
2013-07-17 23:53:497 鈴木氏が福島の子ども達の声としてあげている言葉を、鈴木氏は直接子どもたちから聞き取ったのか?どんな場面で、どんなニュアンスで、どのような気持ちで語られたのか、一度でもまともに聞いたことがあるのか?私は、直接聞いている。だからこそ、子どもたちに可能な限りの防護を呼びかけたのだ。
2013-07-17 23:56:288 しかし、放射性物質からの防護を呼びかける私の言葉を、文部科学省と福島県教育委員会は封じた。子どもを守ることが許されないと知った私は、失意と落胆で、福島県の教師を退職した。いわば、私なりの責任を取った。では、文部科学省の一体誰が、子ども達の被曝の責任を取ったのだ?
2013-07-17 23:59:039 さらに、確認する。鈴木寛氏がよりどころとしていた「住民の声」は、一体誰から聞いたものだったのか?市町村長や県知事など、避難や防護を希望する住民の声に耳を貸さずに、住民を被曝させ続けた人たちではないのか?そんな官僚的な手法が、あなたの党の手法なのか?ならば現在の与党と同じだ。
2013-07-18 00:01:4910 国連など国際機関の専門家の意見では、避難は最小限にとどめたほうが良いとなっている、と鈴木氏は主張する。が、「国際機関」の意見を、あなたは誰から、どのような手法で聞いたのか?文部科学省が「国際基準」だと主張する年20ミリ、毎時3.8μという数値のうち、3.8μは日本の創作だ。
2013-07-18 00:05:0811 私の話が間違いで文部科学省の3.8μSv/hという数字が国際基準なのだと思うなら、調べて見ると良い。3.8μSv/hという数字は、国際機関の文書には、見当たらない。日本が、文部科学省が、4月19日の発表のために、創作した数字だ。0.23μSV/hが年1ミリだ、と一緒に。
2013-07-18 00:07:4612 もう一度、鈴木氏に問いたい。「毎時3.8μが年20ミリで、それが国際基準だ」とあなたに嘘を教えたのは、誰ですか?「100ミリまでは健康被害が出るかどうかわからないというのが世界の定説」などという嘘を教えたのは、誰ですか?
2013-07-18 00:11:2313 おそらくあなたをだました人は、こう言ったんですよね。「この基準は、広島と長崎の被爆者について研究した膨大なデータの裏づけで得られた貴重な数字です」と。その「膨大なデータ」は占領下の米軍が集めたもので、被ばく後5年以内に死亡した人で、急性障がいではない人は含まれていません。
2013-07-18 00:14:3014 あなたに「低線量被ばく」の話を教えた人、おそらく酒井一夫氏か酒井氏に近い考えの人だと思いますが、科学的には既に否定された低線量ホルミシス効果をいまだに捨てられない人です。国際機関で標準的な考え方として採用されているLNT仮説を信憑性が低いもの、と評価する偏った人です。
2013-07-18 00:17:5015 現在では、ICRPもIAEAもWHOも、LNT仮説を、累積被ばく20ミリシーベルトよりも低い数値でも実証されたものとして扱っています。被爆国日本の科学者は、被ばく医療に関しては、最も被ばくに寛大な科学者たちです。
2013-07-18 00:19:4416 もう、投票日も近いので、今になって放射線防護のレクチャーを一から聴きなおす時間的ゆとりはないと思います。が、選挙が終わり、時間にゆとりが出たならば是非、これまでの人脈とは違う人を介して、改めて国際機関の被ばく基準を勉強しなおすことを、強くオススメします。
2013-07-18 00:22:0917 新しく勉強しなくとも、すぐにわかる話を付け加えます。鈴木さんは、いじめに関して、いじめられる側に責任がある、とするお考えの人ですか?もし、いじめられる側に責任などない、とお考えなら、その考えを差別にも適用してください。
2013-07-18 00:23:5118 「避難したら差別されるから避難させない」というのは、なんら責任がない避難する人に差別の責任をかぶせる論理です。あなたが教育関係で責任ある立場に立つなら、まさにそこに命を懸けるべきではなかったのですか?「差別など、俺が許さない!避難したい人を差別させないぞ!」と。
2013-07-18 00:26:0819 おそらくここでも鈴木さんは、レクチャーしてくれた人の言うことを、そのまま受け売りしているだけではないかと思います。なぜなら、放射性物質の害に寛大な科学者が、核関係の事故が起きるたびに世界中でおなじような事を言ってきたから、です。
2013-07-18 00:28:0420 あなたは、「原発を卒業する」と強く語っていますね。ですが、あなたにレクチャーした人たちは、原発を卒業して欲しくない人たちです。試しに訊いてみてください。「私に専門的な話をしてくれたあなたの名前を使って、私は原発卒業の論拠にしたい。名前を使わせて欲しい」と。
2013-07-18 00:30:5421 私は、あなた方文部科学省の方針によって、結果的に心理的、経済的に大きな損害を蒙りました。あなたが属する党派には、放射性物質から人々を防護しようとする政治家も所属していますので、党派を批判したいとは思いません。ですが、私は住民みんなを、少しでも被曝からから守りたいのです。
2013-07-18 00:33:4022 住民の被曝をあなたが防護させない上に、防護しようとする人を原発事故発生後28ヶ月以上過ぎても責め続けるあなたは、住民に被曝を強要しています。できれば、もう一度学習しなおして、世界的なスタンダードはどうなっているのか、理解してくださるようお願いします。
2013-07-18 00:37:02