あやっぺ☆先生による司法試験アドバイス
「ストレートで司法試験合格まで辿りつくのに、学部生のうちに何をどれくらいやっておけばいいのか」自分を振り返るに,学部の時は旧司合格を目指して予備校に通ってました(これでも!)。でもロースクールが出来て,そっちでもいいや,という甘っちょろい考えでした。
2013-07-19 10:14:21そういう甘っちょろい考えだったため,3回も受ける羽目になり,時間をものすごく無駄にしました。今は良い経験だったと胸を張って言えますが,早く合格するにこしたことはないです。
2013-07-19 10:16:49ちなみに最後の年は,受かるべくして受かったとおもってます。色々試行錯誤して,自分の勉強法を確立していきました。合格するまで,それがいいのか悪いのか自信が持てませんでしたが,結果として出たので。
2013-07-19 10:19:40前置きが長くなりましたが,合格に必要なことは,①敵を知り②己を知ること③基本的知識の正確性,だと思います。①は旧司や新司の過去問で,合格に何が求められているのか把握する。出題趣旨やヒアリングは暗記するくらい読み込みました。学部からやっていて全然構わないでしょう。
2013-07-19 10:23:17②より③を先に説明します。司法試験では,高度な学説の先端知識は必要ありません。基本的知識をどれだけ正確に身に着けているか。目安になるのは,もちろん条文,基本判例(百選掲載のもの),基本書です。最初は「知識の幅を広げる」ことに目が行きがちですが,これは誤りです。
2013-07-19 10:27:24司法試験では未知の問題が出るので,どれだけ知識の幅を追い掛けても無駄です。それよりも,自分が持っているツール(基本的知識)で思考し,論文として表現できるか,だと思います。
2013-07-19 10:29:14③ですが,私はこれが一番合否を分けるポイントだと思ってます。私の友人もゴロゴロ三振しました。「自己分析」をして,それを合格につなげるようにフィードバック出来ないと,いつまでたっても成長しません。「自己分析」は自分の弱いところに向き合わなくちゃならないので,かなりツライ作業でした…
2013-07-19 10:31:36「自己分析」は,勉強のことだけじゃなくて,自分の精神的に弱いところとかもちゃんと分析します。私は問題提起の仕方がいい加減だったのと,時間がなくなるとパニクって焦ることが悩みでした。問題提起の仕方は,合格者に話を聞きながら自分なりに考えて,時間配分は問題ごとに細かく分けて時間管理。
2013-07-19 10:35:51こんな感じでしょうか。あまり学部生だから,ってことでもないですが,「合格のため」何が必要で不要なのかっていう思考はかなり重要です。ゆるふわで勉強してても受かりませんし,今の学部生の方からしたら,司法試験ってかなりリスクの高い賭けだと思うので。
2013-07-19 10:38:51「合格した人はどれくらいの勉強時間や量、それと息抜きをしているのか」これこそ「人による」とおもいます。「合格する」のに何が足りなくて何が必要なのかは人によりますしね。知識が絶対的に足りないなら,まず知識を入れるべきだし,自己分析が足りないなら,いくら知識を入れてても合格しません。
2013-07-19 14:08:33自分は,最後の時は4時間睡眠くらいで勉強していましたが(公務員試験の勉強も合わせてやっていた),こういうことはあまりオススメしないのでw自分なりに考えて勉強するのが大事かなーと思うです。息抜きは,最後は寝ることでしたw
2013-07-19 14:13:17まー我ながら「弁護士になりたい!!」って気持ちは誰にも負けないと思ってましたw2回落ちても司法試験の勉強やめたいとは思いませんでした(しつこいw)弁護士2年めにもなると気持ちではどーにもならないこともあるんですが…でもなりたい仕事が出来るのは幸せなことですしね。
2013-07-19 14:20:16だから今勉強している人は,自分のための大事な大事な時間だと思って,頑張ってください。今が未来を作るんだよー。今は辛いかもしれないけど,その分未来で笑えばいいのです。まる。
2013-07-19 14:22:19