仮説:海上戦力は内線作戦の利点を活かしやすい?
というのも海上の場合、陸上ほどの地形的制約は無く、又二次大戦以降、艦艇の巡航速力は概ね頭打ちな状況ですので、多少古い船でも船としてのバランスを崩さない限りに於いては機動力による影響は少ないかと思われます(例えばスプルーアンス型と其派生型)
2010-10-03 08:52:48もっと簡単に言い切っていいと思うよ。幾ら大量の情報に支えられたとしても手も脚も短ければ何もできないし、何も変わらないと。刻々と変化する情報・情勢に即追従できる脚力と手立てがあって初めて情報が生きるよと。 @Nyar_Horten 例えば74式に10式並の情報化を施したところで〜
2010-10-03 09:10:28@Nyar_Horten 大まかにはその考え方は正しいよ。強いて言えば「可能性」の面から纏めた方が無難かなと思うけれども。可能性で纏めれば手立てと脚力はある程度の互換性がある事も容易に説明可能になります。脚が遅けりゃ射程と精度を上げればいいぢゃな〜い。って感じで。
2010-10-03 09:26:33大なる戦力を集中して分散した敵を各個に撃破するのが内線作戦であり、数方向から戦力を運用して敵をまとめて撃破するのが外線作戦である
2010-10-04 00:54:17地上戦では、主作戦正面での戦闘経過を遅延させられて、内線の利を失う事がある。これは海上戦力では「敵の捕捉に失敗する事」で陥る可能性があるだろう
2010-10-04 01:00:37内線作戦の成功のためには、主作戦正面での敵の速やかな捕捉・撃破が重要であり、主作戦正面と支作戦正面の距離が十分あって敵の相互支援ができないことが挙げられるだろう
2010-10-04 01:06:13外線作戦の成功のためには、敵が主作戦正面と定めた地域での戦闘を、我が有利になるまで持ち堪えるか、敵による捕捉を避ける必要がある。時間の経過は外線側に有利だ。
2010-10-04 01:09:37また、内線作戦では複数の戦闘を継続して行う必要がある。このため、継続して戦闘できるユニットで無ければ、再補給しなければならない。
2010-10-04 01:13:57ところで、戦力造成上の理由から、海上戦力は分割困難という意見があった。現在の思考は用兵上のものなので、戦力造成は範囲外としたい。
2010-10-04 01:29:30むしろ思考の範疇に入れておきたいのは、策源地の地理的位置関係である。ある国は策源地が近いか、他の国からの干渉を受けにくい地域・海域で戦力の合一ができる。
2010-10-04 01:38:01ある国は策源地が離れており、他の国の監視・干渉を覚悟しなければならない地域・海域で戦力を合一しなければならない。このような国は外線の立場に立つ可能性が高いだろう。
2010-10-04 01:40:25海上戦力は勢力を合一し、内線的位置を取る事が戦術的に有利であるならば、外線の立場に立つ国は自然と不利な状況に陥らざるを得ないだろう。
2010-10-04 01:45:59実際マハンはそのように説いている。しかしそれは作戦的・戦略的には必ずしも不利とはいえない、とコーベットは言う。この辺りはもう少し考えてみたい
2010-10-04 01:49:48