Akihoさん、地震とラベリングのこと。

G∴D∴系魔術師Akihoさんの魔術話まとめ。
1
underground @reflect8mirror

@Ripple1975 地震速報大物がきたんだけど、どこのだれもが揺れてないTLで埋め尽くされてます。震源地は奈良県とのこと

2013-08-08 17:03:51
Angeliqua@nap master @Ripple1975

そうなんですか。鯰のかみさまが暴れてるのね。 QT @murasame_nanasi: @Ripple1975 地震速報大物がきたんだけど、どこのだれもが揺れてないTLで埋め尽くされてます。震源地は奈良県とのこと

2013-08-08 17:06:28
Angeliqua@nap master @Ripple1975

今はプレートテクトニクス理論のことをそう呼ぶでしょ?w QT @murasame_nanasi: @Ripple1975 なまずwww

2013-08-08 17:10:07
underground @reflect8mirror

@Ripple1975 昔から鯰がどうこうというのは、まだ今もその理論が強いんですか。なんか一昔前のお話のように感じて意識から薄れてましたw

2013-08-08 17:12:26
Angeliqua@nap master @Ripple1975

昔は地震の仕組みがわかんなかったから、わけわかんない自然法則に鯰という名前とイメージがついた。で、いまはプレート理論が信じられてるのでとりあえず鯰の中身はそれでいいことにしてる。将来、理論はかわるとしても表の皮は鯰でいいんじゃないかと。簡単だし。w

2013-08-08 17:13:00
Angeliqua@nap master @Ripple1975

鯰が暴れるって、具体的にはどのように暴れるのか示されてないでしょ?w だから、それは鯰の皮を被った不明理論だよね?w QT @murasame_nanasi: @Ripple1975 昔から鯰がどうこうというのは、まだ今もその理論が強いんですか。なんか一昔前のお話のように感じて意

2013-08-08 17:15:08
underground @reflect8mirror

@Ripple1975 あー、だから”不明なもの”と同意だからそうなったんですか

2013-08-08 17:16:29
Angeliqua@nap master @Ripple1975

わたしはそう捉えてますよw とりあえず可愛いから問題ないですw QT @murasame_nanasi: @Ripple1975 あー、だから”不明なもの”と同意だからそうなったんですか

2013-08-08 17:17:36
Angeliqua@nap master @Ripple1975

大抵の場合、人間が不明な物事に名前をつけてラベレングをする心理というのは普遍的だから内容が不明の原理とかわけわかんなくて恐ろしいと思うものはみんなラベリングするの。それは認知することで恐怖を和らげる行為です。幽霊の正体を勝手に決めるのと同じこと。未開なになるほどその傾向は強まる。

2013-08-08 17:21:35
Angeliqua@nap master @Ripple1975

例えば、誰かを差別する大きな理由は、その人や民族が不明で文化的にも理解できない場合が多い。こういうときはマイナスのイメージを伴うラベリングをすることが多い。苛めの原理はそんなもの。だからラベリングと不明な問題点を解消するのが解決の方法と考えられるよね。

2013-08-08 17:25:07
Angeliqua@nap master @Ripple1975

これはまぁ、未開人だからラベリングするんじゃなくて、未開人は万物の分析とか証明する技術が少ないから結果的に不明なものが多くてラベリングしまくるだけだし。(^^; 現代人がラベリングしないというのはおかしいから。

2013-08-08 17:30:05
Angeliqua@nap master @Ripple1975

日本の諸神の信仰も似たようなところからきてると思う。とりあえず自然の現象に名前とイメージを付加して、その原理とか条理と思われるものが明白になるまで神として信仰する。とても簡単なシステムだけど、シンプルでありながら人間の心理についてよく熟知してる方法論でもある。

2013-08-08 17:32:57
Angeliqua@nap master @Ripple1975

自然の条理というものはそれだけで人間の心にとっては畏怖と尊敬を抱く対象なのだから、神々と崇めることにして名前とイメージをとりあえず与える。これがアニミズムの本質なので方法論としては間違ってはいないと思う。人間の心の視点から捉えてるだけの問題だから科学的ではないとするのはおかしい。

2013-08-08 17:41:04
Angeliqua@nap master @Ripple1975

つまり、アニミズム文化というのは人間の普遍的な心理であるラベリングの心理を理解して生かす方法論であり、万物を理解するための最初の方法なの。自然科学とか人文科学は未解決の神様の中身を理解するための方法論ですね。そう考えると、科学と素朴な信仰が何も喧嘩することはないと思う。

2013-08-08 17:45:13
Angeliqua@nap master @Ripple1975

結局神の本体である条理とか道理は数式になっても自然を利用するという目的以外には意味がないのだから人間精神にとっての畏怖の対象とか崇敬の対象という心視点の問題とは別物。これを混同するからややこしくなると思う。物質的視点は絶対ではなく方法論としての相対的価値だというのを忘れちゃだめ。

2013-08-08 17:52:04
Angeliqua@nap master @Ripple1975

つまり、本質的には人間は精神的な生き物だとするのならば、心の視点からの価値を第一義的においといて、他の価値観を第二儀的なものとするのが自然だと思う。つまり、個人の精神的体験が一番の価値観ということになる。

2013-08-08 17:58:14
Angeliqua@nap master @Ripple1975

だからいつもいってるように、すべての学問とか技芸は、みんなの心に奉仕するための道具なの。楽しみが一番というのはそういう意味。

2013-08-08 18:00:58
Angeliqua@nap master @Ripple1975

心理的な意味だけで云えば儀式における聖別というのは特定の事物に関して物事を二極化させずに処理するための方法論なの。例えば、あるものが混乱してるときに善悪のどちらかの視点をとってから問題を探そうとするけどよくない。だから善悪という二極化を拭い去り、問題を表面化させるのが聖別なの。

2013-08-08 18:11:09
Angeliqua@nap master @Ripple1975

ラベリングの技術は大体こんな感じ。例えば日本地震研究所というのがあったとする。鯰と地震の関係は神話というか民間信仰という形で知られてるのでこま研究所はマスコットキャラとして採用。結果として研究の中身を知らなくてもみんな地震研究とイメージする。つまりその中身については個人の認識次第

2013-08-08 19:52:55
Angeliqua@nap master @Ripple1975

このように考えるとラベリングは便利。勿論、悪用の可能性もあるから注意が必要だけど。

2013-08-08 19:53:38
Angeliqua@nap master @Ripple1975

意思を行動に移す場合、想定されうる可能性の中から最善と思われる方法はとるのだけど、実際問題の話としてそれは成功の確率を高めてるに過ぎない。神の見えざる手がそれを救い上げるかどうかは判らないから。つまり、果報は寝て待てというのは、全力を尽くした後に言う言葉だと思う。

2013-08-08 20:06:50
Angeliqua@nap master @Ripple1975

結局、神のご尊顔は光で半分隠れてるし、後ろ側はなお更見えない。なので、万事を尽してあとは預けても問題はない。法則のすべてが見えないのだから確率と名づけられた神のサイコロに任せるしかないわけだし。そこに神意があるとするのなら、宇宙のすべてを意識できないわたしたちには知る由もない。

2013-08-08 20:14:24