「医療被ばくをどう考えるか~低線量放射線のリスクを知るために~」
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高木学校 第8回市民講座報告集 「医療被ばくをどう考えるか ~低線量放射線のリスクを知るために~」 高 木 学 校 http://t.co/HPmvXw4MmW
2013-08-08 22:23:08http://t.co/HPmvXw4MmW p.10 引用:2004年2月10日の新聞各紙に「がん3.2% 診断被ばく原因」「発がん、日本3.2%放射線診断での被曝が原因」といった見出しの報道がされました。国内販売部数最大の一紙では朝刊1面トップの記事でした。(続く
2013-08-09 08:47:35引用:続き)。日本の医療被ばくの多さは10年以上前から知る人ぞ知る周知のことでしたが、この記事は有名な英国医学雑誌『ランセット』に掲載された論文ということもあり、(続く
2013-08-09 08:49:49引用:続き)医療や放射線利用の関係者、関連団体、学会等は、その後、シンポジウムを開いたり、関連雑誌に解説文や反論を載せたり、パンフレットを発行したり、と沈静化、火消しを図ろうとする対応に追われました。(続く
2013-08-09 08:51:02引用:続き)しかし、予備知識のない人にとって上記の新聞見出しでは何が問題なのか、はっきり伝わるはずもないので、めでたく火種のうちに消し止められたようです。(続く
2013-08-09 08:52:09引用:続き)同じ報道をするなら、まず、日本の医療被ばくは世界中で突出して最も多く、それによる発がんは年間7,587人と推計されたことを伝えるべきなので、私なら下記のような見出しをつけたことでしょう。(続く
2013-08-09 08:53:19引用:続き)報道のもとになったオックスフォード大学Berringtonらの研究グループによる『ランセット』に掲載された論文のタイトルは、 「診断用X線による発がんのリスク:英国および14ヶ国の評価」(2004年1月31日号)(文献1)(続く
2013-08-09 09:00:23引用:続き)で、国際的な比較が主眼であり、日本でとりたてて報道するのは、群を抜いて世界一だと評価されたから、というところをはっきりしなくてはいけません。
2013-08-09 09:02:18「医療や放射線利用の関係者、関連団体、学会等が、シンポジウムを開いたり、関連雑誌に解説文や反論を載せたり、パンフレットを発行したり、と沈静化、火消しを図ろうとする」そういった気持ちは理解できます。原発と同じですね。
2013-08-09 09:18:52