なぜ「先細る」『ヒューマニズム』を人間はやめないのか

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亞泉真泉🦍(あいすみません) @petenshi

ヒューマニズムは「できる人ができない人を助けていこう」というところに立脚した思想だと思うんだけど、それを突き進めると助けられるのは下流の方ばかり。つまりクズが増えていくシステムとも言える。ここで言うクズとは、生きるために他人のリソースを割く量が多い人種。果たしてそれは正しいのか。

2013-08-13 19:05:26
亞泉真泉🦍(あいすみません) @petenshi

『自分より劣る人のためにリソースを割く』っていうのは、やっぱりストレスだし、しかも劣った人ってのは助け甲斐がないもの。そこで自分を納得させるために「お兄ちゃんなんだから」という言葉を思い出す。そこにある思想は『できる人ができない人を助ける』というヒューマニズムの根幹なんだよね。

2013-08-13 19:14:22
亞泉真泉🦍(あいすみません) @petenshi

「お兄ちゃんなんだから」という言葉に根拠はないんです。一人っ子でも他人の小さい子といたら言われる言葉。ただ、この言葉にはこちらの優位性であるとか、褒め要素も含まれてるし「お前がアイツにゆずってやったの見てたよ」という意識が含まれてる気がして。やせ我慢のヒューマニズムに大切な言葉。

2013-08-13 19:23:18
亞泉真泉🦍(あいすみません) @petenshi

なんで先細りが明白な『ヒューマニズム』を人間はやめないのか、と考える。それは勝利条件が未確定だからなのかも。アルファ・ケンタウリに到達とか、人類の総人口が200億を突破したらステージクリア、みたいな『世界』のゴールを誰も知らない。それでも人は何かを目指して生きなければならない。

2013-08-15 16:22:16
亞泉真泉🦍(あいすみません) @petenshi

もし明確な人類(もしくは生命)のゴールがわかれば、それに向かって効率的な思想が選ばれるだろう。しかし、それはわからず、プリミティブな「生きろ」という指令だけを心に抱いて未来に望まなければならない時、多様性を持ち、幸福が均等化されるヒューマニズムという汎用的な思想が最適なのだろう。

2013-08-15 16:26:09