The Elder Scrolls V: Skyrim シュトラール放浪譚（4）

いかちゃん @ikachan77_game

そして、洞窟の入口も見つかった。ここにも男性ノルドと山賊の死体が転がっていた。血痕や骨も散乱しており、不気味な気配を漂わせている。しかし、手掛かりになるような物は何も見つからず、錬金術師の死体との関連性は掴めない。むしろ、全くの別件かもしれない。 #skyrim

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しかし、ここまで来たからには、洞窟の内部を調べ、彼らの命を奪った正体を突き止めたい。ホワイトランへ戻るのは後回しにして、ヴァルトヘイム・タワーへ荷物を預けた後、「ダークシェイド」（Darkshade）の探索を開始した。 #skyrim

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どうやらここは、トロールの巣窟だったようだ。餌食となった死体、骨をあちこちで見掛ける。まずは一匹目のトロールを、背後から渾身の力を込めて切り裂いた。西の方に目をやると、少し高い位置に通路を見つけ、よじ登ってみると、その先にもトロールを見つけた。 #skyrim

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先程と同様に背後まで忍び寄ってから斬り殺す。傍に宝箱を見つけるも、開けるのは後回しにして、一旦、戻る。通路に沿って、更に１匹のトロールを見つける。正面から挑むと厄介なので、行動パターンを読んで、背後から始末した。その先を進むと、滝の見える開けた場所に出た。 #skyrim

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ここで２匹のトロールを見つけるも、それぞれ離れた場所にいることから、これまでと同じやり方で、無傷のまま片付ける。東の通路を進むと宝箱を見つけ、「ドワーフの弓」を手に入れることが出来た。これまでに愛用してきた「帝国軍の弓」から持ち替えると、滝の傍まで戻った。 #skyrim

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ここから南の通路を進むと、先程、始末した２匹目のトロールの死体と宝箱のある場所に辿り着き、これでトロールの殲滅に成功したことを知る。この洞窟では、金の鉱脈を２つ見つけた。そして、アルゴニアン、ウッドエルフ、山賊、レッドガード、ダークエルフなどの死体も見つかった。 #skyrim

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恐らく、金の鉱脈で金鉱石を掘り当てる目的で、危険を犯してまで潜入したものの、残念ながらトロールの犠牲になったのだろう。そういえば、洞窟の入口にも鉱脈はあった。洞窟の外の犠牲者は、ここなら大丈夫だと油断していたのかもしれない。 #skyrim

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そうなると、トロールがホワイト川を渡って、街道の錬金術師に襲い掛かるというのは少し考え難い。やはり、あの錬金術師は別の理由で死に至ったのだろう。洞窟の外へ出ると、すっかりと日は暮れていた。ヴァルトヘイム・タワーまで戻り、遅い食事を済ませてから、眠りに就いた。 #skyrim

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第四紀201年薪木の月25日、レベル１７に到達した。隠密の「サイレントロール」を修得し、隠密行動中にダッシュすると、静かに前転を行えるようになった。３日振りにホワイトランへ帰り着くと、まだ午前中だったことから、あちこちの店を回ることにした。 #skyrim

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鍛冶屋「戦乙女の炉」で不要な武具を売却すると、市場や「バナード・メア」で食料の調達を済ませた。また、ブリーズホームの向いにある「酔いどれハンツマン」へ初めて入ってみた。主に弓矢を扱っており、酒場も兼ねているようだ。 #skyrim

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店主のエルリンドルは同族（ポズマー）だったことから、そのよしみでドワーフの矢６０本を奮発した。また、いつの間にか負傷し、骨折熱（スタミナ２５ポイント低下）を発症していたことから、広場中央の大樹ギルダーグリーンの近くにあるタロスの祠で治癒を施した。 #skyrim

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全ての用事を済ませてブリーズホームへ帰宅すると、これまでに集めた食材と料理鍋を使って、旅の携行に適した「サケのステーキ」や「兎肉のロースト」も含めて、幾つかを調理する。久し振りに豪華な夕食を楽しんでから、就寝した。 #skyrim

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第四紀201年薪木の月26日の朝を迎えると、先日、ホワイトラン衛兵から耳にした、「シマーミスト洞窟」を探索することにした。チルファロウ農場（Chillfurrow Farm）とバトル・ボーン農場（Battle-Born Farm）の傍にある街道を通り、北東へ進む。 #skyrim

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距離的には、ヴァルトヘイム・タワーよりも短く、昼過ぎには「シマーミスト洞窟」（Shimmermist Cave）に到着した。洞窟内は、光るキノコの明かりで辛うじて周囲を確認できるぐらいに暗く、傍にいるはずのリディアの姿さえ見失う程だった。 #skyrim

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最初に遭遇した、フロストバイト・スパイダーを一矢で仕留め、その先の通路を進むと、開けた場所へ出る手前の所に、トリップワイヤーが仕掛けられていた。ここで立ち止まって奥を覗くと、はっきりと姿は確認できないものの、１体のヒューマノイドを見つけた。 #skyrim

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２本の矢を放って仕留めると、その場を少し離れてから、火炎の呪文を唱えてトリップワイヤーを焼き切る。後方で待機させていたリディアを呼戻し、たいまつに火を灯してもらう。辺りには山賊の死体が３つ。そして、先程仕留めたヒューマノイドの死体を検分する。 #skyrim

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これが噂に聞くファルメルのようだ。ファルメルといえば、９日前に「追いはぎ峡谷」から「ドラゴン・ブリッジ」へ向かう際、襲撃を受けた後のキャラバンの周囲に散乱していたファルメルの矢のことを思い出した。キャラバンを襲った連中の正体は、こいつらだったのか。 #skyrim

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まだ、シマーミスト洞窟に入ってから、それ程の距離は進んではいないものの、そろそろ夕刻を迎えようとしていたことから、無理はせずにホワイトランへ戻ることにした。ブリーズホームで体を休め、第四紀201年薪木の月27日の朝、再び「シマーミスト洞窟」へ向かう。 #skyrim

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「シマーミスト洞窟」へ向かう途中、戦闘中のドラゴンと巨人を目撃し、巨人に味方して８匹目のドラゴンを射殺すも、その後、巨人は私達に矛先を向け、恩を仇で返してきた。リディアの後ろから何発もの矢を射ち込んで、初めて巨人を倒した。 #skyrim

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「シマーミスト洞窟」の中へ入ると、昨夕に到達した場所から探索を再開する。２匹目のファルメルを見つけて背後から一撃で倒すと、更に奥へ進み、２匹のファルメルを順番に射倒す。ここからの通路は下り坂となっており、この辺りから多くの卵嚢も見掛けるようになってきた。 #skyrim

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すると、奥で何か得体の知れない生物を見つけた。巨大な昆虫のようにも見える。これがホワイトラン衛兵の言っていた「小さな気持ち悪い生き物」のことだろうか？　不気味な姿をしているだけに、近づくのも憚られる。そこで、矢を放っては身を隠す攻撃パターンを繰返して、始末した。 #skyrim

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この巨大昆虫シャウラスの体力は、ファルメルを上回るようだ。更に奥へ進むと、２匹のシャウラスが徘徊していた。がさごそと動き回る様は、見ていて気持ちが悪い。先程と同じ作戦で始末してから通路を進むと、足早に動くファルメルを見つけ、振り返ったところを狙って、斬り殺した。 #skyrim

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ここで目にしたのは、金属製の巨大な扉だった。人工的ではあるものの、これをファルメルが造れるとは思えない。この扉の先に待ち受けているのは何なのか、とても好奇心をそそるも、そろそろ日が暮れ始める頃であることから、今日はここで洞窟から撤退することにした。 #skyrim

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第四紀201年薪木の月28日、レベル１８に到達した。隠密の「音無しの歩み」を修得し、隠密行動中に素早く移動しても、敵に気付かれにくくなった。朝を迎え、シマーミスト洞窟の入口まで戻ったところ、その近くで山賊２体と、少し離れたところにブレトン（女性）の死体があった。 #skyrim

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ブレトンの死体にはメモが携えられていた。なんでも、山賊の集団が彼女の家を荒らし回り、何代も伝わっていたペンダントを取られたらしい。そして、それを取り戻す為に命に代えてでも悪党どもを追うという、決意が記されていた。その結果、彼女は、この山賊共に殺されたのだろう。 #skyrim