【シューニャリアーナ哲学】数学的に見るハイデガーの『現存在』
- L_O_Nihilum
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それはそれとして、このジャイアンの人の説明を読んでいる限りだと、デカルトのいうコギトはδ関数的なもの、ハイデガーのいう世界内存在というのは(典型的には)ガウス分布的なものという印象が強いな。裾があるかどうかの違いだけで、積分すればどっちも1という
2013-08-18 12:30:03@L_O_Nihilum 遅レスだが、要は「じぶん(subject)」というのは点のようなものではなくて、身の回りの道具みたいなものにもぼんやり広がってあるものだということ。別にGaussianである必要はないのだが、そう言えば不確定性の雲みたいなものがイメージされやすいかなと
2013-08-20 11:08:09ハイデガーの現存在思想もまた,ガウスの正規分布の万能主義のごとく大流行した点は似てるけど(笑)
2013-08-20 11:11:00@L_O_Nihilum 俺の素人哲学では心身の本質的な不確定性ということを考えるので、そういうことになる。ハイデガーの考えがそれにぴったり沿ったものだと言い切る自信はないのだが、そう解釈すると俺にはわかりやすい(笑)し、ジャイアンの人の説明も理解できる(笑)
2013-08-20 11:17:40@celsius220 正しい解釈…っていうのはぶっちゃけないので自分なりの追いかけ方を見つけてるのは面白いと思います。僕はその辺の言い方を見てると,西田幾多郎が言ってる「我,は点ではなく円でなければならない」っていうのを思い出します。
2013-08-20 11:19:54そして分布の外側になっちゃうやつを「Das Mann」だとすりゃわかりやすいもんねたしかに
2013-08-20 11:20:21不確定性って哲学の世界でいうと「本質」にあたるよね 確実性を信頼する部分は「がある」性,つまり「実存」だもん
2013-08-20 11:21:47本質化(分布化)されちゃうなかでも「そこにある」ことをやめらんないよ,っていうのが被投企ということだから。(Daseinね) なんかわかんないけど妙に世の中に投げ出されちゃってて,だけどそこでやってくしかないからそこで自分を投げ出して世界に影響させていく
2013-08-20 11:24:11すると,なんとなーく,その影響させてる自分の範囲…「場」みたいなもんが出てきてるのがわかる とりあえずそんな”場”らしきもん「がある」わけだけど, その「場」のファジーから,なんとなーくで「点」をつける。 ガウス分布の図も,線というのは点の集合だからね
2013-08-20 11:25:07@L_O_Nihilum そう言ってくれると俺の師匠とか師匠の師匠の人とかは西田オタだから大喜びしてくれるかもしれない(笑)もっとも俺自身はガウス分布のように「コンパクトな台をもたない」ことが本質だと思っているので、西田の説には賛成しないのだけれど
2013-08-20 11:25:21@celsius220 僕はあのデガーの口ぶり聞いてると「自分≒しずく∧しずくが広げてる波紋」だと思ってて,思えば分布グラフっつーのも線で描かれる=点(=しずく)の集合だと考えられれば,なるほど近いかなー,って思ってるんです。
2013-08-20 11:27:25デガー的には日本語表現に出てくる「山が見える」的な非英語的な表現面白いはずよ だってそれは見えてる私前提であって けれど私は定点化(=主体化)されてなくってね 永井均先生の西田解釈でいえば私は主格ではなく与格になってて
2013-08-20 11:28:39ちょうど私「に」Gibt(与える)されてるのよね ドイツ語もEs gibtでコピュラ(≒Be動詞的働きをする言葉)ごっこするしね
2013-08-20 11:29:37(山が見える)私「がある」 この状態 ()の部分が本質存在で 「がある」部分が実存 で,「私がある」これが現存在(分布の頂点) 『(山が見える)私「がある」』の文章全体がガウス分布 こういうわけね
2013-08-20 11:31:52で,心身および世界の現実位置が不確定(=コンパクトな台を持たない)ってとこから拡張して僕がよく使う「外世」をとらえるなら,それはむしろはるかかなたさんの「世界の小箱」としての作品,の意味にもとれるわけよね
2013-08-20 11:33:27@L_O_Nihilum 大凡それでいいと思う。俺が言いたいのはその波紋が広がるところの「水面」は池みたいな有限(コンパクト)なものではなく、無限(非コンパクト)な広がりをもつということで
2013-08-20 11:35:14@celsius220 なんかそれだともはやスピノザルートになりそうw自分が宇宙まで広がってっ茶う感じ ドゥルーズでもええかな 草原がかぎりなーくひろがっちゃっててパッカパッカ駆けてる自分は草原と一体という。
2013-08-20 11:37:13@celsius220 たぶんその1がだーざいん(笑) そう,なんというか,いろんなことしてるいろんな自分を積分したなんとなくの1なんですよ「なんとなくの」。
2013-08-20 11:42:43@L_O_Nihilum その「なんとなく」を精密に分析してみせる(みせた)のが「現存在分析」の目論見なんだろうなと
2013-08-20 11:47:20@celsius220 さいですw まさにそれだと思いますw んで,そのデガーがヒトラーにノリノリになっちゃってから,その「なんとなく」さのせつなさに突然目が向き始めて,転がってく先にレヴィナスだかデリダだかがやってくるんですwたぶん。
2013-08-20 11:49:23