疾患頻度における臨床医の数値感覚について ~健太郎さんの卓見から始まるリレートーク~

備忘のためにまとめました。私のまとめは読者に同意を得るためではなく、少しでも参考になればというスタンスです。
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kentarotakahashi @kentarotakahash

自分で考える必要があるのは、自分しか持ってない情報があるから。自分の頭で考えれば、誰よりも論理的に考えられるからではない。

2013-08-23 11:25:11
kentarotakahashi @kentarotakahash

自分の感覚、自分の環境、家族や経済やもろもろのことは自分しか分らない。自分しか持っていない情報があるのだから、最後は自分で考えるしかない。

2013-08-23 11:31:03
kentarotakahashi @kentarotakahash

そこでの個人の判断は、情報を持たない他人が論理的であるとか、感情的であるとか、語れるものではない。

2013-08-23 11:32:47
湘南パパ(個人的自衛権発動中) @tenkamuteki2100

@kentarotakahash そうした情報、そうした判断を、これでもかと軽視する一部科学者にはげんなりします。

2013-08-23 11:36:17
kentarotakahashi @kentarotakahash

つまり非論理的なのですよ、彼らは。QT @tenkamuteki2013 @kentarotakahash そうした情報、そうした判断を、これでもかと軽視する一部科学者にはげんなりします。

2013-08-23 11:38:00
湘南パパ(個人的自衛権発動中) @tenkamuteki2100

@kentarotakahash 定量できない要素は存在さえ無視してますよね。場合によっては敵視しているかのようです。

2013-08-23 11:39:59
TAKASHIMA Hidehiro @TAKASHIMA724

とりわけ医学は,歴史的に見れば,定量化できない「患者の愁訴」を出発点としていますから,定量化できない要素の排斥は医学の意義を減殺し,かつ,「医療」の自殺にすらつながり得ます。@tenkamuteki2013 定量できない要素は存在さえ無視…@kentarotakahash

2013-08-23 11:44:40
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@TAKASHIMA724 定量化は難しいですが、千人に1人という割合だとパーキンソン病などの疾患を想像しますが、医師にとってはよく見る疾患です。この割合で小児甲状腺癌が存在するのかというと違和感があるのです。@tenkamuteki2013 @kentarotakahash

2013-08-23 11:48:35
湘南パパ(個人的自衛権発動中) @tenkamuteki2100

@Todaidon そうした経験に基づく違和感というものは結構大切なんじゃないですか?素人考えですが。@TAKASHIMA724 @kentarotakahash

2013-08-23 11:52:55
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@tenkamuteki2013 そうですね。小児疾患でも心房中隔欠損症(ASD)という病気が同様に千人に1人の頻度ですが、これも臨床でよく遭遇します。@TAKASHIMA724 @kentarotakahash

2013-08-23 12:01:01
TAKASHIMA Hidehiro @TAKASHIMA724

.@Todaidon さん,小児甲状腺ガンについてのご意見をありがとうございます。この点については,早川さんが指摘されるように,大規模検査による見かけ上の増加という側面が確かにあると思われますので,ますます判断が難しいですね。@tenkamuteki2013

2013-08-23 12:22:50
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@TAKASHIMA724 全例調査で見かけ上の増加があるのは当然として、問題はその程度です。今回のような検査結果(千分の1単位)なら日本全国で実施する必要がある頻度の高い疾患という考えも成り立ちます。@tenkamuteki2013

2013-08-23 12:51:03

皆様のコメント

伊藤隼也 @itoshunya

必見ですね。“@Todaidon: 「疾患の頻度における臨床医の数値感覚について ~健太郎さんの卓見から始まるリレートーク~」をトゥギャりました。 http://t.co/E2T0Klugwb

2013-08-23 19:51:33
taka.pea @oceanchildhigh

賢人たちによる示唆に富んだ会話を・・・ .@Todaidon さんの「疾患頻度における臨床医の数値感覚について ~健太郎さんの卓見から始まるリレートーク~」をお気に入りにしました。 http://t.co/8voIeQDwtm

2013-08-23 20:16:17
道草クー太郎 @KutaroMichikusa

全く別の疾病と比較して「違和感」と言われても・・・。プロがこの時点で「違和感の表明」でいいんだろうか???https://t.co/1B8OKBts0i https://t.co/25EpuRe7Up

2013-08-23 13:42:02
やじぃ/Yajee @yaj_i_mahal

重要なまとめ。ありがとうございます。“@Todaidon: http://t.co/fUSC8O1IxC

2013-08-26 07:54:25

補遺 岡山大学入学者の甲状腺調査を巡って

まとめ 牧野淳一郎教授の甲状腺調査の分析 牧野淳一郎 東工大地球生命研究所/理化学研究所計算科学研究機構教授の甲状腺調査の分析をまとめました。 12333 pv 158 7 users 2
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

牧野教授@jun_makino のコメントのように単年度だけでなく、経年的な検討の方が重要なのは医学では常識です⇒『 牧野淳一郎教授の甲状腺調査の分析』http://t.co/L2tukmrBbT 高年齢者が比較的多い医学部などもあるので経年変動は起こりやすいでしょう。  

2013-08-25 19:37:02
dreswl @dre_swl

@Todaidon H24年は18.3±1.3歳と明記が。経年は理想ですが63年からほぼ全員エコーが新入生に行われていたか否かの確認待ちでしょう。世界的に乳頭癌が増加している背景(真の増加説も含)をご存知と思いますが長い経年はそういう注意も必要かと。@jun_makino

2013-08-25 20:08:03
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@dre_swl その平均値±についても、今回の原発事故で福島で調査されているうちの高い年齢で偏っている上に、医学で『小児』とはあまり言わない年代(通常は中学生くらいまでを示す)です。@jun_makino

2013-08-26 05:06:09
dreswl @dre_swl

@Todaidon @jun_makino その通りですが対照検査を万単位で組む事の問題が。他県での18-20歳前後の全貌が明らかになればそこから演繹するという手法(腫瘍成長を考えて逆算)が紳士的かと思っていますが如何でしょう?

2013-08-26 08:19:58
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@dre_swl 論点が対照検査の実行可能性に移ったようですが、超音波検査は各県の小中高の指定校を定めて実施すればそれほど困難なく全国で万単位の症例を集められると思います(行政が本気を出せば)。福島の発癌頻度が自然発生なら全国で検討する価値はあるでしょう。@jun_makino

2013-08-26 11:43:58
dreswl @dre_swl

@Todaidon ①玄妙先生以外の実名医師がいますか?②非侵襲的であり~個々の担当医が判断すべき 二点整理。①は実名いないでしょう。一方で対照を万単位広げてよい、エコー検診、微小癌等の社会的問題が無いという考えも森本先生独自。少なくとも普段甲状腺を扱う医療者ではいないかと。

2013-08-26 17:45:40