編集の現場で働く・実際
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8/10の学校説明会では、全日制編集者養成総合科を2011年3月に修了した2名の方に、編集の現場で働く実際や就職活動についてお話をうかがいました。今回は、現在雑誌編集者として仕事をされているYさんについてつぶやいていきます。興味のある方のお役に立てばと思います。
2013-08-30 13:56:09【編集の現場で働く・実際】コンピュータ書や理工書を発行する出版社で、IT技術者向け月刊誌の編集をしている。企画を考え、著者となる専門家(IT企業の社員や研究者、大学の教授など)に原稿を依頼し、執筆してもらう。文字中心でレイアウトも統一されており、書籍に近いつくり方だと思う。
2013-08-30 13:56:49【編集の現場で働く・実際】担当誌は、インターネットサービスやスマートフォンのアプリの開発など、技術が日々進歩しているものを扱うことが多い。特集の内容は、事前に年間を通してある程度たてているが、新製品の発売や発表に合わせて急きょテーマを差し替えることもある。
2013-08-30 13:57:20【編集の現場で働く・実際】雑誌編集部は5人いるが、雑誌以外にも書籍やムックを年に1人1、2冊つくることになっている。ムックは雑誌の過去記事を1冊に再編集したりする。書籍は、その時々のテーマや新技術だけでなく、長年ずっと使われている基礎技術など息の長い本の企画をたてることもある。
2013-08-30 13:57:57【編集の現場で働く・実際】月末月初の入稿直前が忙しく、夜10時くらいまで残業することも。ムックの編集と雑誌の進行が重なったときは、休日出勤をするほど忙しかった。ムックを含め書籍の編集は、企画から印刷所への入稿まで基本的に個人で担当する。
2013-08-30 13:58:28【編集の現場で働く・実際】 (Q)紙の出版の仕事が少なくなってきている実感はあるか (A)部数や広告も減ってはいるが、紙の仕事が完全になくなることはないと感じている。今後電子書籍が多くなっても、編集者がいなくては成立しない。一般の人がつくるものとは明確な差がある。
2013-08-30 13:59:24【編集・就職活動の実際】スクールに寄せられる求人、Web、新聞などで探した。今の会社の求人は新聞で見つけた。年齢条件より2、3歳オーバーしていたが、気にせず書類を送った。面接には、自分で企画を考え、企画書を作成して持参。スクールで企画の講義もあったのでそれが活きた。
2013-08-30 14:00:18【編集・就職活動の実際】 (Q)スクールに寄せられる求人を利用しなかったのはなぜか (A)スクールの求人は手段のひとつ。出版社によっては、自社のHPでしか募集しないところもある。視野を広げることが大事。いろんなところを見ておかないと見過ごしてしまう。
2013-08-30 14:00:46