佐藤俊樹 - 19世紀の道徳統計学とイアン・ハッキング

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佐藤俊樹 @toshisato6010

考えてみると、知識の時間的な変化と制度の時間的な変化というのは、記述の枠組みとして大きな差がないのかもしれない。構成要素の内在的な展開を追いながら、外部変数の影響の可能性を適宜検討していく。広い意味で、どちらもSystemの記述だ(^^。

2013-09-22 20:36:18
佐藤俊樹 @toshisato6010

その辺で、上手い下手、あるいは得手不得手が分かれるのかもしれない。例えば、a)内在的な展開が弱い時期をあつかう人と、b)ある程度以上自律性が強くなった後をあつかう人と。 本当はどちらもつねにありうるから、データの読み方を含めて一種のバランス感覚だと思うけど。

2013-09-22 20:37:45
佐藤俊樹 @toshisato6010

ラザースフェルドは、ウェーバーの理解社会学的行為論と精密標本を扱える確率統計学とが並行的であることに、最初に気づいたか、最初に明示的に言及した人ではないかなあ、と考えている。 訳者の高坂先生に会えたら、聞いてみようっと。

2013-10-05 17:22:29
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