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子影
@Shewi_4A
さて、Terrariaでブーブークッションを拾ったのでオカルト講座を久々にやろうと思うので誰かネタくれ。なかったら中止、23：30まで
2013-10-16 23:06:20
子影
@Shewi_4A
さて、しえーさんのオカルト関係のぼそぼそやるよ。今回はヴードゥー教の神について…なんだけど、ヴードゥー自体の話もしないとちょっと辛いんでそこを含める。
2013-10-16 23:30:35(1)「ヴードゥー教」について
子影
@Shewi_4A
まず、ヴードゥー教自体について。実は「宗教と言えない」。つーのも、ヴードゥー自体教義・経典がない上宗教法人認定をどこかからの国で受けた団体もない、しかも布教活動も基本的にしてない、というのが根拠。該当するのは「民間信仰」になるかな。とはいえ、えらい大規模な民間信仰やね。
2013-10-16 23:32:54
子影
@Shewi_4A
んで、神様についてだけど成り立ちに凄い関わってる。元々は黒人の方が持っていた土着精霊宗教（ちなみにヴォドゥンという。意味は確か「精霊」）の一つだった。で、奴隷狩りの時代に黒人さんを白人さんが掻っ攫ったんだが、これによって影響した部分に「信仰の不自由」があったんだな。（続
2013-10-16 23:36:31
子影
@Shewi_4A
白人さんは当たり前のようにキリスト教に改宗させようとするけど、黒人さんは当たり前のように拒もうとする。それができなきゃ隠れる訳だ。そこで最初は自分達の宗教とキリスト教を混ぜ合わせるチャレンジをするが、それがどうしてもうまく行かず頭を抱える。なのにすっと混ぜられたのがヴォドゥン（続
2013-10-16 23:38:28
子影
@Shewi_4A
ヴォドゥンという信仰には１つの特徴があって、まるで日本の八百万の考え方のように「どんな姿でも精霊は精霊であり、私達はそれを奉る」という非常に柔軟なもの。この特徴を利用して土着キリスト教化しちゃったんだな。それで別の土着信仰持ちも「俺も俺も」って大集合して、今のような形になった。
2013-10-16 23:40:31
子影
@Shewi_4A
そういう事で、ヴードゥー教の神様（正しくはロア：神レベルの精霊）ってのはめっちゃくちゃ多い。どのくらい多いのかというと、多分日本の妖怪とかヒンドゥーの神様の数とかそんなレベルで多い。まぁ、奴隷狩りを経験した黒人さんの精霊やキリスト教が混ざってるんで、量としてはそんなもんじゃろね。
2013-10-16 23:43:03(2)「ヴードゥー教の神様」について
子影
@Shewi_4A
ダンバラー・ウェド：正しくは「ダンバラー・ウェド（ウェイドー）・フレダ・トカン・ダホメイ」。単純に言うと「良い神様の長」。蛇を象徴として、主に豊穣や富、家庭安寧、愛情を司る。非常に面白い事に、キリスト教が混ざる前からモーセと同一視されてたらしい（習合後に同一視かもしれないけど）。
2013-10-16 23:47:52
子影
@Shewi_4A
バロン・サムディ：別名にバロン・シミテール、バロン・クロア。黒い礼服と片眼鏡を着こなす洒落者として描かれる、「良くない神様の長」。バロン・サムディ自体は死者の神であり墓地を司る。良くない神様の中では最もパワフルとされ、そのせいか願い事をする際には彼の名を呼ぶ事が多々ある。
2013-10-16 23:51:05
子影
@Shewi_4A
ブラーヴ・ゲデ：良い神様でも良くない神様でもない神様で、生死とセックスを司る。と同時に全ての神様へのメッセンジャーとされる。どんな祈祷でも（それこそ呪いの祈祷文でさえも）彼の名前は必ず入れ込まれる。そうする事によって、確実に伝達してもらえるようにするためと言われている。
2013-10-16 23:53:55
子影
@Shewi_4A
エルズーリー（メトレス・エルズュリ）：愛や女性の美、多産など、女性的な部分を一手に司る女神、であると同時に嫉妬・不一致・虚栄心などの悪徳も司る怖い神様。男性に凄まじく甘く女性には苛烈に当たるとされ…うん相手神様だけどいわゆるクソトメだよね行為としては（’’
2013-10-16 23:56:59
子影
@Shewi_4A
エホヴァ：もちろんキリスト教の神聖四文字さんの事。ヴードゥーにおける「力」を司る有力な神様として認識されていて、神官も呪術師もエホヴァの名の下に術を施す。ちなみに、ヴードゥーの人達は大半がキリスト教の洗礼も受けてたりするよ。ヴードゥーじゃ別に矛盾しない行為だし。
2013-10-16 23:59:44
子影
@Shewi_4A
オグン：ヴードゥーにおける軍神で、一説によるとナイジェリアの神話を取り込んだもの。火・鉄・政治・戦争を司る。外見はギリシャ神話のアレスみたいな力強い戦士だそうで、その姿で同時に強さ・暴力・激怒・破壊を示しているとも。ところで姿的に日本の四天王にいなかったっけそんなの
2013-10-17 00:02:18
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@Shewi_4A
ロコ・アティスー：薬と知恵の神様で、その側面から司祭と寺院の保護神とも。外見はよく解らん。体調を崩した時にこの神に伺いを立てると、病なら処方を、呪いなら対処法を授けてくれる。
2013-10-17 00:06:51
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@Shewi_4A
レグバ・アティボン：十字路、街路、交通、交信、赤道、方位、扉、垣根、入り口など、言わば「通路や空間と扉」を司る神様。姿はわら袋などを持って水をまくみすぼらしい老人だそうで、象徴は太陽。先も書いた通り空間と扉を司るため、神々への扉を開いてもらうためにまずこの神様への儀式を行う。
2013-10-17 00:09:36
子影
@Shewi_4A
とまぁ、だいたいこんな感じ。 ちょっと書き忘れてたけど、ブラーヴ・ゲデのお祭りはやってる目的そのものが完全にハロウィンと同じ万霊節。時期も実は11月初めの１週間ちょいで、最近では一緒にやる事もある。形式としてはどっちかっつーとアステカ文明の「死者の日」に近いんだけどね。
2013-10-17 00:12:52