西洋人の目から見た漢字
.@Tosche_J 文字の転倒の件は別として、「い」「を」なんかはFryと全書で明らかに線が異なるので、「百科全書を手本にして書き起こした」という話なのかな、とも思います。 @mashabow
2013-11-04 07:01:55Pantographiaはhttp://t.co/KBHvJ3jExx版の方が使いやすいか。 https://t.co/88hkEcOKbY
2013-11-04 08:37:20.@Tosche_J 何か不自然な選字だなーと思ったら、こちらも註がついてて https://t.co/GrV3ye5EIg 実際、百科全書の「部首図」の左上5×6が再現されてた http://t.co/M1zluP1IX1 んですね。
2013-11-04 10:28:28.@Tosche_J 出版のタイミングや部首の並びや個数などを考えると、百科全書の漢字見本は、最初の康煕字典(殿本)http://t.co/2dVfCVIXOo を十分に理解して作られたんでしょうね。フランス東洋学すごいなぁと。
2013-11-04 10:35:06@uakira2 @Tosche_J 横から失礼します。部首の順番、玉と玄が康煕字典と逆なので、直接参照したのは『正字通』あるいは『字彙』と思われます。
2013-11-04 10:54:33.@10ti3pin なるほど http://t.co/4b6JplLPjc ご教示ありがとうございます。細部まで注意が行き渡らず、お恥ずかしい限り。 @Tosche_J
2013-11-04 11:06:25百科全書の仮名 http://t.co/rjag27Tn8e も節用集など古辞書から来てる http://t.co/IGtQKfYm8q んじゃないかと思うんだけど、何か具体的な種本が判明していたりするのかしら。
2013-11-04 11:25:11.@uakira2 ひらがな「た」の最終画がカタカナ「タ」の下に出張してることなんかを見ると、あるいは、日本の古辞書から、いったん欧州の図書に変換されたものを間に挟んで、百科全書の図へ、っていう感じなのかにゃ。
2013-11-04 11:38:26.@kzhr 『日本誌』 https://t.co/Qm3DGeg7Bm でしたか。ご教示ありがとうございます。道理で「わ/うゑ/うぃ/を/う」 http://t.co/rjag27Tn8e だったり、https://t.co/OyXjtnoEiO だったりするわけですね。
2013-11-04 12:34:20@Tosche_J 出典はツンベルク『ヨーロッパ・アフリカ・アジア紀行』なのですね。英訳版 http://t.co/yNrRtoMZ6z から引用した際のlong sとfの誤植だけではなく、原典 http://t.co/etaytdeFde でも怪しい箇所が。語彙は長崎方言かと。
2013-11-05 00:53:27Pantographiaに載っていた漢字、ひらがな、日本語の語彙表のすべての参照元が一日も経たぬうちに特定されてしまった。漢字は『正字通』または『字彙』、ひらがなはダランベールの『百科全書』、語彙表はツンベルクの『ヨーロッパ・アフリカ・アジア紀行』。Twitter侮りがたし。
2013-11-05 01:35:00.@Tosche_J 細かい話で恐縮ですが、漢字についてフライが直接参照したのは百科全書で、百科全書の漢字部首一覧が参照先が(おそらく)正字通または字彙と推定されたわけであります。
2013-11-06 23:12:01そういえばケンペルの日本誌なんかみてるとこんなかんじの漢字。 http://t.co/6L542uWohD
2013-11-05 17:11:52おなじくケンペルの日本誌より。一瞬、肛門?と空目した私はもうダメなんだと思う。 http://t.co/14RCzuC3bP
2013-11-05 17:32:01エキゾチックな漢字といえば、ケンペル『廻国奇観』の植物篇 http://t.co/6ZsII8HcSR ( http://t.co/c1eDfrdl6b)。これは『訓蒙図彙 』http://t.co/jSdCbHYE3I を見たものということだけど…
2013-11-05 22:30:49Oxford所蔵という、帝室印刷所版『主の祈り』 https://t.co/KEDoM7NFxc を見ると「在」の字が欠落し「国」の転倒もない。のは何故なんだぜ?
2013-11-05 22:46:31.@uakira2 米議会図書館所蔵の、帝室印刷所版『主の祈り』 https://t.co/r3cdZC8aMM は漢字の欠落も無く、『本と活字の歴史事典』 http://t.co/4EmRegyyr6 に記されている通り「国」も逆さになっている。
2013-11-05 22:51:27.@uakira2 ボドニ版『Oratio Dominica in CLV linguas …』(主の祈り)の方は、残念ながらデジタル化されたものを見かけない。
2013-11-05 22:53:19『本と活字の歴史事典』147頁あたり。「帝室印刷所版『主の祈り』の中国語訳に使用された明朝体の木活字は、その刊行年を遡ること半世紀以上も前に製作されたもので、ヨーロッパで初めて大規模なかたちで進められた明朝活字開発事業の産物であった。」…
2013-11-05 23:07:11.@uakira2 …「福建省興化県生まれのアルカディウス=オアンジュという中国の青年が、ロザリーの司祭リヨンヌに連れられてフランスの土を踏んだ。渡仏後、海外伝道の神学校で学んでいた彼は、その才を認められて1712年から王室図書館に勤務し」…
2013-11-05 23:09:37.@uakira2 …「1715年には文典と辞書の印刷に備えて、漢字活字の彫刻がフール門の指導のもとで始まり、まず1719年に漢字を生成するための214の「鍵」(clave=羅clavisの複数形すなわち部首)が印刷・発表されている。」
2013-11-05 23:11:56.@uakira2 1737年に刊行されたという『中国の考え方』(Meditationes Sinicae)のデジタル版は見えないけど1742年に出た『中国語文典』(Linguae Sinarum Mandarinicae …)は http://t.co/AsWYhGBcrS
2013-11-05 23:16:42