読んだ英文が右から左に抜けていくあなたへ! 2000単語の超長文も怖くない! 最強の英文読解法を教えます!
to sum up まとめると in brief/in short 要は thus よって this means that … …を意味する this is why … よって… this results in … このことは…をもたらす
2013-11-30 11:24:38<言い換え>のディスコースマーカー † I mean つまり this means that … …を意味する In other words 言い換えると That is to say, … 言い換えると or 言い換えると ―(ダッシュ) すなわち :(コロン) すなわち
2013-11-30 11:24:49<例示>のディスコースマーカー † for instance 例えば for example 例えば one example is … 一例をあげると in particular とりわけ thus 例えば ―(ダッシュ) 例えば : 例えば
2013-11-30 11:25:01<列挙>のディスコースマーカー † first of all 第一に firstly/secondly 第一に・第二に lastly 最後に finally 最後に to begin with 第一に in the first/second place 第一に
2013-11-30 11:25:13for one/another thing 第一に/第二に A as well as B BだけでなくAも(Aに力点) not only A but also B AだけでなくAも(Bに力点) Alternatively または ;(セミコロン) そして
2013-11-30 11:25:18<対比>のディスコースマーカー † on the one[other] hand 一方で[他方で] however 他方 ~, while … ~である一方、… ~, at the same time, … ~と同時に… in contrast 対照的に
2013-11-30 11:25:28<時の対比>のディスコースマーカー † now 現在、今日 nowadays 現在、今日 currently 現在 recently 最近 originally 当初 first 最初の
2013-11-30 11:25:41<追加>のディスコースマーカー † moreover さらに furthermore さらに in addition さらに another thing is, さらに what is more さらに
2013-11-30 11:25:51とこれぐらいでしょうか。でも、こういうディスコースマーカーって全部本質的じゃない気がしてならないのです。なんていうか、そもそも文章の内容を見失いかけた時に、これで整理できるとも思えないし、そういう意味でいうと違和感しか感じない。
2013-11-30 11:27:37そもそもこんなにたくさん覚えられるかよという意識もあるし、うーん、A4一枚に文章の概要をまとめるとして、こういうたぐいの旧来型ディスコースマーカーがなんぼのもんじゃいという気持ちも正直ある。
2013-11-30 11:29:13そもそも論として、どうしてまぁ、ディスコースマーカーなのかという気持ちも正直あるのです。多くの受験生から話を聞いていて思うのは、ディスコースマーカーっていうのが飛ばし読みの代名詞として使われているのではないかと。
2013-11-30 11:30:25これは、別に日本語でも英語でもそうですが、飛ばし読みでまともな読解なんてできるようにはなりません。正しく英文読解したいのであれば、飛ばし読みなんかしないで、英文を読むスピードを上げる事が先決なのはいうまでもありません。
2013-11-30 11:31:17そういう意味でいうと、この文章は、英語はスピードを持って読める、内容もその時の一文一文は理解できる。ただどうも全体感としての内容は飛んでしまうという人にそうならないための方法として読んでいただきたいわけです。
2013-11-30 11:32:11もっと言いましょう。はっきり言って、悩んでる事を楽しんでいるような人には読んでほしくない訳です。私悩んでるわーんみたいなかまってちゃんいるでしょう。悩んでる事を楽しんでいるみたいな。解決策は分かってるのにやらないような人。そういう人はコレ読んでも無駄です。勉強しなさい。
2013-11-30 11:32:59さて、そういう上での英文読解論ですが、まず一段落ごとの一文要約は必須で、その上で文章全体の全体感をどうとっていくかですね。これが課題になります。
2013-11-30 11:35:03文章全体の全体感という意味で言った時、とくにそれが評論文であれば、もう決まってますね。問題発見があって、原因分析があって、解決策がある。これが文章のすべてです。これがパートです。その上で、文章には二つの種類があります。二つの種類しかありません。それは具体例と抽象論です。
2013-11-30 11:36:04つまり文章というのは、問題発見パートで具体例、問題発見パートで抽象論、原因分析パートで具体例、原因分析パートで抽象論、解決策パートで具体例、解決策パートで抽象論という六つに大別されます。
2013-11-30 11:37:14現代文・小論文の場合では、私たちの母語である日本語で書かれていますから、具体例については軽く触れる程度で抽象論を中心とした議論をする事が、少なくとも難関大学の入試では多いです。分かりやすい具体例についての議論だと点数に差が付かないからです。
2013-11-30 11:38:40その点、英文読解の場合は、特に超長文の難関私大の入試の場合は、抽象論に関する議論はせいぜい大問でも1〜2問で、他8〜9問は具体例についての議論であることが多いのです。そういう意味では、現代文小論文では時間がなければ具体例は軽く読め、読み飛ばせという議論ができますが、英語では無理。
2013-11-30 11:40:18だから、実は現代文・小論文よりも、英文読解は読み飛ばしがしにくいという特徴があります。世知辛いですね。そうはいいつつも、課題分を読む時は、具体例と抽象論の違いには特に着目して読みましょう。
2013-11-30 11:41:29どうしてかというと、やっぱりそうはいっても英文読解は時間がない。だからそのつもりがなくても読み飛ばしている時が多いのです。そういう時に抽象論がなんだったかを思い出すと、具体例についての出題を解いているときに、「あれ、この選択肢だと抽象論的になんかおかしいな?」と気付けます。
2013-11-30 11:42:59こういう見直しが結構大事なのです。具体例についての出題の見直しは、まず抽象論熟読から始めよというのは、長文読解の鉄則といっても過言ではありません。
2013-11-30 11:43:28こういう理解が前提としてあって、はじめて文章の全体感を捉える事に意味があります。まず先ほども話したように、問題発見・原因分析・解決策とあるわけです。その中でさらにどういう要素があるのかについて考えて行きましょう。
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