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「放射線計測についての少し詳しい解説」https://t.co/xlcctUu4Eh 図を追加しました. この文書では線量管理基準を<空間線量をもとにした推定値>から,<個人線量計による測定>に切り替える事の技術的な意味を詳しくまとめました.
2013-11-27 20:28:22氏の説明には物理現象や線量計の特性について事実誤認の部分があり,個人線量計の値が低くなる説明として問題があると考えています.以下,具体的に書きます. http://t.co/uJ20jOv5vO
2013-11-28 19:46:10「背中で遮蔽する云々は誤解の元」と言われていますが,人体は放射線を一部遮蔽し,その多くは透過します.これは物理的事実です.人体程度で線量計側に放射線が到達しないとすれば誰も遮蔽で苦労しません. http://t.co/pb0YO34vQn
2013-11-28 19:46:44また,線量計の指向性について指摘されていますが,方向特性グラフが半分しか描かれていないのは正常な使用方法の範囲のみ試験結果を表示しているにすぎません. http://t.co/8rhp6VRPeS
2013-11-28 19:47:24線量計の構造や原理から考えても,当然逆側にも感度があります.逆側に感度が無ければ,先の人体遮蔽の件(=逆側からの放射線が到達しない)とあわせると,線量計を裏向きにつければ測定値はがほぼ0になりますが.. http://t.co/cYQDxn4IoF
2013-11-28 19:48:15「単位質量当たりの被ばく量(≒実効線量)を計測すればいい」というのは,人体を放射線が<ほとんど通り抜ける>と仮定するレベルの大雑把な近似では成立しますが,線量計精度の検討にはその近似は使えません. http://t.co/xVQUmD1NSY
2013-11-28 19:48:26第一,その近似が成立するとすれば,大きさを持つ物体のどの場所でも線量が同じになり,1cm線量当量の定義自体が成立しません. http://t.co/9BveoT5nOp
2013-11-28 19:48:45以上の様な理由により,「背中からの放射線が身体で遮蔽されているからではない」という説明は適当でなく,「実環境において空間線量計と個人線量計の間に3割程度の差異が生ずるのは<体で遮蔽されているから>」.. http://t.co/KU0O2PlWEk
2013-11-28 19:49:10「背中からの放射線が身体で遮蔽されているからではない」という,<全く逆のこと>を広められるのは折角様々な人の説明で理解が進みつつある時にとても困るのだ.
2013-11-28 19:55:00空間線量計と個人線量計の数値の違いの関係. 前方照射ではほぼ同じ値を示すよう校正した場合でも,実環境では人体遮蔽により3割程度個人線量計の値の方が低くなる. http://t.co/Gyi2nyEd1t
2013-11-29 11:06:38@kazooooya その図((http://t.co/KnW1FN9qCQ))は個人線量計の値と実効線量の関係を示したにすぎず,kazooooyaの書くような内容を表していま.. http://t.co/AwOex8t3jG
2013-11-29 11:08:43@kazooooya 空間線量計と個人線量計の関係を表しているのは https://t.co/Z8RDLNb7fb にな.. http://t.co/3rcs50rQMw
2013-11-29 11:10:02@kazooooya k「あらゆる方向から同等の放射線が飛んでくる実環境での個人線量計使用の質問に対して、「過小評価」を肯定していませんか?」→そのようなことは主張していません.誤読です. http://t.co/qLOS6NCCA3
2013-11-29 18:04:47「1cm個人線量当量で校正された個人線量計の示す値が,あらゆる入射条件での実効線量より高い値を示す」と留保無しに自明なこととして言えるのは<個人線量計に対し放射線が前方から入射したときのみ>.
2013-12-02 12:32:09線量計を体の前につけた時に,PA入射条件(体の後ろからの照射)の場合には実効線量より小さい値を示す(過小評価). 同じように,他の照射条件についても個別に検討が必要で,線量計の示す値が<実効線量より値が高くなるかは自明でない>
2013-12-02 12:33:04それをシミュレーションにより確認した結果を報告しているのが“放射線防護に用いられる線量概念”(PDF) http://t.co/VeoTOI8p2Q 逆に,自明ではないのでこの様な論文が出てくるということ.自明ならこの様な研究や論文は必要ない.
2013-12-02 12:34:12そこに示された重要な知見は, 1.実環境に近い浸透汚染の仮定の下ではROT条件に近いと言う事 2.浸透汚染の仮定の下での個人線量計指示値≒ROT条件の実効線量>ISO条件の実効線量
2013-12-02 12:34:50私はそこで示された結果が有用であると考え,咀嚼して説明しているのみ.解釈の仕方は追加しているが,何らかの自分独自の主張をしているわけではない.
2013-12-02 12:35:16なお,<個人線量計があらゆる入射条件での実効線量より高い値を示すのは自明ではない>が,サーベイメータで管理する1cm周辺線量当量は<あらゆる入射条件での実効線量より高い値を示す>と言って良い.
2013-12-02 12:38:56法令上の「外部放射線による実効線量の算定は、一センチメートル線量当量によつて行うものとする」というのは,(区別されていないので)周辺線量だけでなく個人線量も含む他,さまざまな入射条件も考えるとそのようにみなすのが(安全マージン分も含み)妥当であるためと<推測>する.<ここは怪しい
2013-12-02 12:45:34また,法令関係では,(これを一般に適用するべきかは置いておいて)電離放射線障害防止規則8条に(線量の測定)として,その方法が規定されている. http://t.co/6NbIjrFyOB
2013-12-02 12:49:25(引用) 「3 第一項の規定による外部被ばくによる線量の測定は、次の各号に掲げる部位に放射線測定器を装着させて行わなければならない。ただし、放射線測定器を用いてこれを測定することが著しく困難な場合には、放射線測定器によつて測定した線量当量率を用いて算出し、」→続く
2013-12-02 12:50:57