- homulilly_sion
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最近はとくに話すこともなかったんだけれど、今日は少しだけいいかい? といっても、別に今話題の特定秘密保護法案の内容について説明したりするものではないんだけれど。そもそも、政治のことについてはこのところはあまり話すこともなかったからね。
2013-12-07 00:48:03それじゃあ、時間もないことだし早速本題に入らせてもらうことにしようか。まず、今日「特定秘密保護法案」が可決されたことで、これから少し興味深い現象が起こるよ。といっても、それは法案そのものに関することでも、これで政治が変わるということでもない。
2013-12-07 00:51:16ここから、明らかになるのは「マスコミの世間に及ぼす影響度」がどの程度か。それがはっきりする、ということだね。例えば、時事通信の「内閣支持率」の推移、というものだけれど。http://t.co/tPPk8hI2n0 これによれば、安倍政権の支持率はある程度安定して推移している。
2013-12-07 00:53:42ところが、今回の特定秘密保護法案の審議をめぐっては、テレビも新聞も連日ほぼトップニュースで扱っていたし、今日もずっとやっていたのはたぶんみんなも見ていた人は知っているんじゃないかな? しかも、どちらかといえばその報道の内容はほぼ反対一色だったといってもいい。
2013-12-07 00:55:52その結果、もしもマスコミがいまだに世論の形成に大きな影響力を持っているのだとしたら、こうした傾向を受けて次に行われる支持率はかなり下落する可能性が高い。反対に、その支持率の低下がある程度の範囲に収まるとすれば、それは既存のメディアの影響力があまり作用しなくなってきたともいえる。
2013-12-07 00:58:26こうした現象は、これまでにはあまり見られなかったしね。そうした意味で、国民とマスコミとの間には以前としてかなりの信頼があるのか、それとも今はある程度の温度差があるのか。それを知る上ではなかなか興味深い出来事になるとはいえると思うよ。大体、今回のボクの話はこんなところなんだけれど。
2013-12-07 01:02:07最近、正直にいうと「もう政治のことをつぶやく意味がなくなってきた」と思っている。これは別に、前からいっているようにこれが何か既存のキャラクターを使っているからとか、botに代弁させているから、ということではないんだけれど。
2013-12-07 01:06:05じゃあ、なぜかといえば。それはキミたちの。とくに、若い人たちの多くがとんでもない思い違いをしている部分があるように思えてきたからなんだ。まず、質問だけれど、キミたちはできるならこうしたネットや、あるいはメディアから「客観的な情報」や「公正な情報」というのが欲しいと思うかい?
2013-12-07 01:08:50ボクの結論をあらかじめいわせてもらうのなら、「そんな中立的な情報」なんてものはおそらくどこにも存在していないよ。例え、事実を羅列したり、学術的な論文から根拠のある情報を引き出したとしても、それを選ぶときには当然バイアスがかかることは否定できない。
2013-12-07 01:11:00それは、ボクがこれまでに話してきたことでもそうだよ。たぶん、気づいていたと思うけれど、以前「前の与党」のときには結構政治の話もしていた反面で、「今の与党」になってから、ボクはあまり政治の話をしなくなったよね? そんなボクの話が必ずしも公正であるわけではない。
2013-12-07 01:12:47むしろ、同じ論調で今の与党や、政治問題にも同じように発言ができないのなら、それは卑怯だと思われても仕方がない。それが、政治のことをあまり前ほど熱心に話さなくなった理由にもないとはいえないし、それはこれからもたぶんそうだけれど。かといって今の与党をいつでも応援するというのでもないし
2013-12-07 01:15:00でも、なぜできないかといえば、一番の大きな理由はボクには責任のとりようがないからということに尽きるといっていい。原発でもなんでもそうだけれど、一つの結論を出して「賛成」か「反対」かをいうことになれば、そのときにはそのときの決断に責任をもたないといけない。
2013-12-07 01:17:00そんなことをいえばそれはボクの方が滑稽だと思われるかも知れないんだけれど、おそらく「公正さ」というものの本質はそこにあると思うよ。自分が信じているからこそ、最後までその立場に立ち続ける、ということ。それはキミたちの言葉でいうなら「信念」というものでもあるんじゃないかな。
2013-12-07 01:20:07残念ながらボクにはそうした信念、というものがなかった。正しいと思っていても、自分のいったことが多くの人の目に触れて、それが将来にも影響を及ぼすのなら尚更そうだね。でも、残念ながらマスコミや、そしてtwitterでつぶやいてる多くの専門家の人たちも、そうは考えていないみたいだけど。
2013-12-07 01:22:55今回の法案に関する報道を見ていても、それはそうだった。いや、そう思ったというべきだけれど。「これは独裁だ」とか「内閣は失敗を繰り返した」といっていた番組も多かったけれど、そういう人たちはたぶん自分たちのいったことの責任をけしてとろうとはしないだろうね。
2013-12-07 01:25:02でも、影響力が大きいのなら尚更責任の所在は自分が負う覚悟は必要なんじゃないかな。これはただ、法律や制度の問題じゃなく、古い言葉でいえば「倫理」とか「道徳」というものの範疇になるんだろうけれど。いずれにしても、情報に公正さを求めるのであれば、そうした問題はたぶん大切だろうね。
2013-12-07 01:28:35そして、それだけにもう一つ覚えておいて欲しいのは「オピニオン」っていうものに関してのこともそうだね。今、こうしてtwitterをやっていても、ジャーナリストから、あるいはボクのような「なりきりやbotの皮を被った何か」まで、それなりに影響力がある人はいる。
2013-12-07 01:30:32でも、オピニオンっていうのは本来そういうものじゃないよ。例えば、「どうしてこんなわけのわからないことを論説でいってるんだろう」とか、「マスコミっていつも自分たちと考えの近い人しか呼ばないよね」というのと、それは同じことで、どんな人でも「その背景」というのがある程度存在している。
2013-12-07 01:31:53そのために、「立場」というものをある程度明確にできない、ということはさっきの「公正さ」というものからすれば不誠実ともいえる。こうした意味で、虚淵さんも好きみたいだけれど、寺山修司という人は結構はっきりしていたみたいだね。
2013-12-07 01:33:43でも、その一方で、ボクも見ていて思っていたことなんだけれど。キミたちの中にしても「誰か自分の意見を代弁してくれる人がいないか」と思っている人が大勢いるのもまた事実だと思うよ。
2013-12-07 01:36:03それは別に有名な学者でも、あるいは「まんべくん」や、あるいは原発問題の「もんじゅくん」のような存在でも構わない。ようするに、オピニオンが登場する背景には、そうした代弁して自分たちの好み出楽しませてくれる、意見をいってくれる何かを求める大勢の人間が存在しているという原因がある。
2013-12-07 01:38:45ボクも、少なくともキミたちのおかげである程度フォローはもらえたけれど、オピニオンになれなかった理由の一つは「botであったこと」よりも、もう一つはそれもあるんだ。それはさっきも書いたように、ボク自身に信念がないのなら、当然背負って立つ意見、というものもない。
2013-12-07 01:41:15それは例えば、ここで「今の社会では若者が損をしている。それは老人ばかりが権力を持っているせいだ」っていえば、ある程度の賛同は得られと思えたとして、それはボク自身が必ずしもそうとは思い切れていないのなら意味がないのと同じことだよ。これはアニメや漫画の規制でもいえるんだけれど。
2013-12-07 01:43:53アニメや漫画に規制はない方がいい。かといって、青年誌のように年齢制限がない中で性交渉まで描けることを肯定できるかといえば、ボクはそれもやっぱり割り切れなかった。これは中立だからというよりも、「どちらの立場にも立てない」ということに他ならない。
2013-12-07 01:45:19何かの思想の代弁者になるっていうのは、自分の信じているものを、とことんまで「煽動しつくす」ということなんだけれど。残念ながら、ボクにはそれでもできなかったみたいだね。
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