おいちょカバ対戦録

難題の預言者、悉若無＠いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

また前述のとおり，あくまでも数字は役ではなく出目なので，カバの出現も出目対応。言い換えれば，数字の勝負抜きで，全体のリーチ目を楽しむことも十二分に可能である。中段の数字，全体のリーチ目，そして成立役，これらをすべて把握したDDTができると，非常にゲームが奥深くなる。

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むろん，全フリーでのトリテンリーチ目や，伝統的な「ボーナス付きゲチェナ」の構図も再現してあったりで，細かい部分の作りこみも万全。 「テトラで演出勝負をしているのに，打つ感覚はニューパルや雷Vのそれ」という，全く新鮮な感覚が楽しめる機種だったのである。

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(こぼればなし：リーチ目確定型となるはさみ２確目，ボーナス付きゲチェナは，おいちょカバでは絵柄のデザインの関係上下段梅付き３となる。梅は６なので，このゲチェナ自体が，６+３で「カブ」となっている，というのも細かい心配りであるといっていいだろう)

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おいちょKABA 通常時打法 と，そのまーえに。リール配列をごらんください。→http://t.co/6RYQnQ29AY

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「初心者向け」とおいちょかぶ要素を誇張する山佐さんですが，この機種，メインリールのどこもかしこも取りこぼしだらけw。メイン子役であるリプレイと８枚こそこぼしは起こらないものの，適当に打ってるだけでは杯(１２枚)はこぼすわ，チェリーはこぼすわで，まさに「ナキナキ勝負」するはめに。

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だいたい，出目からのボーナス察知も，中段の数字の合計，出目全体の可能性，と多層的かつ同時に見なければならないと考えれば，奥深い分非常に上級者向けの台なのだ，という風に考えるほうが妥当であったりする。

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また，さらに上級者向けな理由として… 子役のこぼし目でも「勝負」は中段にとまる(＝テトラが回る) ということ。 公式広告どおりに「狙えば３倍テトラと勝負できる」に騙されると，コイン持ちが勝負した分＝３倍負けるという緊急事態に!! これは…DDTで対抗するしかない！

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さてそこで，どのように打てばよいのか。ひとつ発見したのは，(というよりPSの公式シミュを使うと情報開示されてますが)２枚チェリーと４枚チェリーは，それぞれ別のフラグであるということ。

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さらに２チェは４チェよりも確率が高いので，はずれのつもりが，実は押しミスで取りこぼしてることもあるということだ。これを考慮しながら打つとするならば，チェリーのある位置…つまり左リールで重なっていない単体ボーナス絵柄の３を上段に狙うのが得策…となるかもしれない。が！

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実はおいちょカバ，微妙に意地悪な制御も搭載しているのか，チェリーが上についてる方の３は，３を上段に狙うと２枚チェリーを蹴ってビタどまりするのだ。 つまり狙うならいやがおうでもこちらは３を中段以下で止めなければならない…やはり「３」を核とした統一的な手法は無理だ！

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というわけで，DDTの方法は，その３の位置によって「２種類に分かれる」ことになる。 ひとつは，下にチェリーがついた３を，枠上～上段にビタ狙いする方法。 もうひとつは，上にチェリーがついた３を，中段～下段に狙う方法。 どちらを取るかで，その後の戦略が変わってくるのが基本戦術だ。

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下にチェリーがついた方の３は，大きなボーナス絵柄のまとまりである「３カバ５」の直後にやってくる。そのため「３カバ５」からワンテンポ置いて狙うと決まりやすい。なぜ２コマ余裕があるのにもかかわらず「ビタ」といったかというと，３が上段と枠上いずれに押されたかで，停止結果が変わるからだ。

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ちょっとはやまりすぎて，３を枠上に押した場合，チェリーが成立してなければ 提灯(２) ① 盃(４) の出目で止まる。いずれの子役も出ているため，あとのリールが大変になるのだ。

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一方，上段に３をビタ押しできると，チェリーが成立しない場合にこれを蹴るため， 提灯 ① ３ という停止出目になる。もし１２枚役が成立していれば，この３が枠下まで４コマ滑り，４，２，①の出目になるため，簡単に４(１２枚)の成立を予測できるうえ，それ以外ならフリー打ちできるのだ。

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だからビタと書いたわけだ。枠上に押した場合，はやまりすぎるとはずれでも４が下段に残るので，警戒の必要が出てくる。これを避ける意味でも，３はぜひ上段にビタ狙いしたい。むろん，それでもこぼさない自信があるなら別だが。

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２，１，３が出ていれば，基本的にはずれOr８枚Orリプレイだ。これらはどちらも取りこぼしのない子役なので，中，右リールは適当に押してもらって構わない。 また適当に押せる状態なので，中，右リールにボーナスの期待が持てるのも特徴だ。はずれてもこぼしでないので，勝負絵柄も狙える。

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３が下段まで滑ってきたとき，中段にあるのは１．したがって，勝負を狙わないのであれば，そこから中や右リールに６(梅チェリー)，２(提灯)によるカブ，あるいは左１，中４による「シッピン」のリーチ目を狙える。カバと勝負したければ中リールはチェリーを狙い，合計８を狙いたい。

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中リールはチェ・３・チェが存在するので，ハズレからボーナス察知したければここを狙って８を出すのが手だ。滑って無視されても，１+３＝４，３が下段に逃げた後も４がいるので１+４＝５，そこそこ勝負になる数字が出やすいのもみそ。

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また３が枠内にあるこの状態で，右にゲチェナ(おいカバではゲ６，３)が停止した場合も確定。はさみ押しだと２確である。 おいちょカバでは，ゲチェナはニューパル伝統どおり，左リールにボーナス絵柄があるときでないとリーチ目にならないので注意しよう。

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上段ビタDDTから，３が枠下まで滑ると， ４ ２ ① の出目が出る。この状態は４成立が濃厚となった出目だ。絶対に「勝負」をしてはならない。引き込んで取りこぼし告知でおいちょかぶ勝負を負けさせてくる。

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後述する「上６(チェ)つき３DDT」の場合も同じなのでここで中・右リールの４絵柄の狙い方を書いておく。ここを狙って，絶対に取りこぼしのないようにしたい。取りこぼした場合の損率は１２枚のため非常に高いぞ。

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中リール：枠内「３・５」のボーナス絵柄の連なりを狙う。チェ３チェ(６３６)でもいいけれど，焦って押すと枠上から滑って上段に３・チェと止まり，こぼし目となってしまうためリスキー。３５の位置だと，直下にも４があり，３５が過ぎても２コマ先に４があるので安心。「サンゴ礁の中盃」と覚える。

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右リールは３も５もそれぞれ単体であり，そのすぐあとに４がきているため，宙下段あたりに５か３(勝負カバはダメ!!)を狙えばOK。てか，ようは上段テンパならゲチェナ(ゲ６３)を狙えばいいし，そうじゃなかったとしてもゲチェナが滑って４を引き込むからやっぱ要はゲチェナ狙えばいいのだw。