最近の「イラストレーション」誌と、「イラストレーション」の広がりについて(2)

http://togetter.com/li/618590 の続きです。漫画家の江口寿史さんとイラストレーターの中村佑介さん、そして玄光社「イラストレーション」編集部とのやりとりに、イラストレーターの井筒啓之さんが反応しました。「イラストレーションとアートのボーダーレス」の話へと展開していきます。そして金子ナンペイさんが「漫画」と「イラストレーション」について感じたこと…江口先生のツイート部分はこれにて完結です。 (1/22追記1)長くなったので、(1)(2)への反応は(3)にまとめました。 → http://togetter.com/li/619293 (1/22追記2)中ザワヒデキさんについての詳しい解説を追加しました。「現代美術史日本篇」におけるイラストに関する項は必読。このまとめを真に読むには、この辺の理解が必須です。 (1/22追記3)↑と、思ったけど、中ザワヒデキさんの資料は一般の方にはわかりにくいかもと思い、 続きを読む
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「最近の『イラストレーション』誌と、『イラストレーション』の広がりについて」
http://togetter.com/li/618590 は、
一旦、ここでまとまったかと思われた。


中村佑介🎨2024カレンダー @kazekissa

いまお話してたようなことに興味がある方は、もう少し突っ込んで話している http://t.co/0SAD6ngBGR をぜひお聴きください。面白いとおもった人はたぶんおもしろいと思います。

2014-01-20 22:07:31
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ここで、イラストレーターの井筒啓之さんが反応。
井筒さんは、「負け犬の遠吠え」「鉄道員」の装丁画など、装丁・挿絵分野で活躍。
イラストレーション青山塾(青山ブックセンターがやっているイラストスクール)の講師も務めています。


井筒啓之 HiroyukiIzutsu @izu2

昨日、今日、頭痛で呻きながら「イラストレーションを再び考えてみる」というようなテーマで原稿を書いてた。江口さんと編集部がこんなやり取りしてたんだね。 http://t.co/83J2fswNNz

2014-01-21 00:06:18
井筒啓之 HiroyukiIzutsu @izu2

江口寿史さんが指摘した事、誰でも感じてるよね。編集部は若い人は今はどうこうって言ってるけど、発売日の日に若い人から「江口さんや上條さんのファンだけど、イラストレーション誌のこれは違うと思う」って言われた。

2014-01-21 00:12:12
井筒啓之 HiroyukiIzutsu @izu2

漫画をピックアップする前は「絵本」だったわけで。ボーダレスだからというジャーナリズムより販売部数だと思う。イラストレーター志望者はマーケットにならないという事なのでしょう。

2014-01-21 00:18:45
イラストレーション編集部 @illustration_g

読者ニーズは部数に直結するわけで、それは当然あります。装丁が受けた時は年に2回特集したり。@izu2: 漫画をピックアップする前は「絵本」だったわけで。ボーダレスだからというジャーナリズムより販売部数だと思う。イラストレーター志望者はマーケットにならないという事なのでしょう。”

2014-01-21 00:43:42
井筒啓之 HiroyukiIzutsu @izu2

それは鈴木成一さんとか今人気のAD業のほうですよね。(違ってたらすみません)RT @illustration_g 読者ニーズは部数に直結するわけで、それは当然あります。装丁が受けた時は年に2回特集したり。

2014-01-21 00:54:29
井筒啓之 HiroyukiIzutsu @izu2

もう単純にイラストレーターじゃお金にならないからって最後通牒出してくれ(笑)

2014-01-21 00:35:20
あんとに庵 @antonianjp

学生の考える「イラスト」にコミケ絵が多くなって来た印象がありますね RT @izu2: 漫画をピックアップする前は「絵本」だったわけで。ボーダレスだからというジャーナリズムより販売部数だと思う。イラストレーター志望者はマーケットにならないという事なのでしょう。

2014-01-21 00:34:53
井筒啓之 HiroyukiIzutsu @izu2

@antonianjp 僕も20才頃はアニメーターでした。イラストレーションの事は殆ど知らなかったです。でもあの頃はイラストレーションの世界が面白く見えた。だから今のイラストレーター側に魅力がないのでしょう。

2014-01-21 00:42:44
井筒啓之 HiroyukiIzutsu @izu2

でも日本のイラストレーターの描くイラストレーションって世界基準でみるとかなり面白いと思ってるので、いつか陽の目を!RT @antonianjp 我々が輝かないといけないということか。。頑張りたいです(´・ω・`) RT @izu2: 僕も20才頃はアニメーターでした。

2014-01-21 00:48:13

そもそも日本のイラストレーションは、アートとボーダーレスであった


井筒啓之 HiroyukiIzutsu @izu2

あ、それから僕がイラストレーター志したした頃、すでにイラストレーションとアートはボーダレスだったですよ。それが日本のイラストレーションの特殊性だった。そこから日比野さんが出たし大竹さんも。

2014-01-21 01:00:36
井筒啓之 HiroyukiIzutsu @izu2

村上さんも奈良さんも同じ時代の空気吸ってたと思うよ。

2014-01-21 01:03:30
井筒啓之 HiroyukiIzutsu @izu2

だけど僕はイラストレーターになりたかったから、はっきり方向転換しですよ。

2014-01-21 01:06:27
江口寿史 @Eguchinn

@izu2 僕がファンとして見てた印象では1982年頃まではイラストレーションという区切りはあったように思えました。山口はるみさんとかペーター佐藤さんとか湯村輝彦さんとか…スターイラストレーターがたくさんいらっしゃったからでしょうか?

2014-01-21 01:22:28
井筒啓之 HiroyukiIzutsu @izu2

@Eguchinn 1982年は区切りです。僕は応募する側でイラストレーターを目指してました。湯村さんがヘタウマ提唱、西武美術館は現代美術を。とくにニューペインティング(新表現主義)がコンペ世代には影響大。そんなバックグラウンドの日比野さん、谷口さん、寺門さんだったと思います。

2014-01-21 08:19:54
江口寿史 @Eguchinn

@izu2 ああー!!ニューペインティング!ありましたね!そうでした。そっかそっか。それが区切りですね。横尾忠則さんの画家宣言とかもありましたしね。

2014-01-21 08:45:29
井筒啓之 HiroyukiIzutsu @izu2

@Eguchinn 日比野さんが出てアートとイラストレーションがボーダーレスになったといえますが、その前に下地が十分出来てたと思います。1982年以降はボーダーレスなイラストレーションがどんどん商品になっていきました。イラストレーション界最後のビッグウェーブでした。

2014-01-21 08:28:34
江口寿史 @Eguchinn

ニューペインティングのこと忘れてたなあ。そういえば、大友克洋さんがアキラのカラー扉絵でアクリルでそれっぽい塗り方してて、飲んだ時大友さんの口からも「ニューペインティングだよへへへ」っ話が出てたなあ。それもちょうど82年頃でしたわ。 @izu2

2014-01-21 09:00:05

以下、イラストレーション編集部のツイート


イラストレーション編集部 @illustration_g

そんなことはありません。広告の仕事では描き手の名前が出ないことが多いです。“@yuiabe: @illustration_g 漫画家さんのように、名前じたいが、ブランドになるように、そのくらい、有名にならなければ、イラストレーターとしてやっていくことは、難しいのでしょうか?”

2014-01-21 00:58:58
イラストレーション編集部 @illustration_g

創刊当初は広告とレコードジャケット中心、次に雑誌、装丁と読者に受ける(売れた)企画は推移しています。ファッション系が受けた時期もありました。絵本は根強いですが、次は? 手探りが続きます。“@izu2: もう単純にイラストレーターじゃお金にならないからって最後通牒出してくれ(笑)”

2014-01-21 01:12:09

金子ナンペイさん 再び


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