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イマジンカイザー(二次創作投稿用) @i_m_z4643
それでは、スタートします。 平成ライダーカプセルトイ二次創作シリーズ オーズ・ディケイド・平成ライダー 火を噴け!十二人ライダー」 09:「 戦車強盗と電王メダルとアポロショッカー最強の戦士」
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「来たぜ映司、団体さんがウジャウジャと」 「ですね。避けて通る訳にも……行かないみたいですし」  重武装電車に乗り込んだ二人のライダーを待っていたのは、車両を埋め尽くすアポロショッカーの戦闘員たち。ディケイドはその多さに辟易し、何故か変身を解いた。
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 何故か? とオーズが聞き返す前に、士は彼に金色のメダルを投げて寄越した。 「これって、さっきのメダルですよね。そもそも、なんで変身を……」 「この先に大ボスが控えてんだ、変身出来る時間を無駄遣いしたくねぇ。雑魚の相手は任せたぜ」
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「構いませんけど、さっき奪い返したばかりなのに、使い方は分かるんですか?」 「知らん。使うのは俺じゃねぇからな」 「そんなムチャクチャな……」  ――リュウキ! ブレイド! アギト! 『キバ』のメダルの代わりに『アギト』のメダルを嵌め、オースキャナーを読み込ませる。
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「えぇと……何だかよく分からないけど、行くぞ!」  襲い来る戦闘員たちに対し、拳を構えて立ち向かうオーズ。第一陣を右ストレートに左アッパー、右回し蹴りに左後ろ蹴りで蹴散らすが、戦闘員たちは『イー』と叫んで立ち上がり、何事もなかったかのように再び飛び掛かってくる。
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「何してんだ映司!」戦闘員たちを殴りつつ、士が吠える。「殴る蹴るで駄目ならメダルの力だ。ケチってねぇでガンガン使え!」 「は、はは……はいっ」  促され、胸のオーラングサークルに力を込めるオーズ。脚の部分が光輝き、オーズの右足の爪先と左足の踵から、三本角の鋭利な暗器が飛び出した。
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 足先と踵から飛び出した暗器を武器に、戦闘員たちを一気に散らす。金色に輝く鋭利な刃物は、戦闘員の胴を腕を首までも、容易く裂いて地に伏せさせる。  戦闘不能となった戦闘員の体は泡となり、セルメダル一枚を残して塵と化す。彼らはアポロショッカーに作られた『屑ヤミー』だったのだ。
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 彼らがその事に驚いたのも束の間。騒ぎを聞き付け、前の車両の戦闘員が続々とこちらに移ってくる。 「まだあんなに居るなんて……。一人一人倒してちゃ日が暮れちゃいますよ」 「あぁ、確かに面倒だな。だったら全部焼いちまえ映司。『龍騎』のメダルだ!」 「は、はい」
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 再びオーラングサークルに力を込める。胸に灯った赤色の光が顔まで昇ると、鎧で覆われた龍騎の口が開き、その周囲に灼熱の炎が集束し始める。  集束された炎を円形に纏め、戦闘員たちに放つ。彼らは瞬く間に消し炭へと変わり、目の前の扉に大穴を開けた。
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「凄いですね。ライダーメダルの力ってのは」 「当たり前だ。それより映司。お前も何か……感じないか?」 「”何か”……?」  彼らが感じていた”何か”。背後の車両から伝わってくる他のメダルの気配だ。恐らくこの電車はアポロショッカーの攻撃の要であり、物資を運搬する輸送列車なのだろう。
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「”電王”のメダルだけじゃなく、他にも沢山載せてるぜこいつは。不用心というか、俺たちを舐め切ってるというか……」  士は顎に指を乗せて思案し、楽しげに口元を歪ませる。 「面白ェ。だったら奪い返してこっちの力にするまでだ。後に続け映司」
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 ”そこに山があるなら”とでも言うようにでオーズを先導し、士は後方の車両に歩を進める。しかしそんな彼らを阻むかのように、後部車両への入口は厚い扉で封鎖され、野太くけたたましい警笛が鳴った。”ガンガンライナー”が体勢を立て直し、街を破壊すべく再び動き出したのだ。
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「後藤の奴、もっと長く留めておけなかったのか」 「あまり多くを求めるのは酷ですよ」  憤慨する士に対し、オーズは外を見るよう彼に促す。重武装戦車は再び宙を舞い、辺り構わず砲弾を街に撃ち込み始めていた。メダルのことは気がかりだが、蹂躙《じゅうりん》される人々を放ってはおけない。
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「ここ……ですね」 「嫌な雰囲気が漂って居やがる。間違いないな」  一両一両が1km程もある長い車内を進み、漸く先頭車両に辿り着く。  ドアを蹴破り、揺れる車内に操縦士を探す。辺り一面白黒の市松模様に、妙に奥行きのある空間であった。
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 部屋の奥に全てを制御するコンピュータがあるが、操縦士は何処にも見当たらない。首を傾げる士たちの前に、市松模様の床下から一台のロボットがせり上がって来た。  赤き四つの目、上半身には豊富な重火器。下半身は重量感のあるキャタピラになっており、『戦車』と言うのに相応しい姿をしている。
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「よくぞここまで来たな、仮面ライダーディケイドにオーズ。俺はアポロショッカー最強の戦士、怪魔ロボット・ガンガディン。この”ガンガンライナー”はアポロショッカー発地獄行き急行だ、無論、貴様たちのな!」
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「お前がこの電車の操縦士か」門矢士はバックルを腹に押し立て、ライダーカードを胸の前で構える。「悪いが俺たちは途中下車させてもらうぜ、地獄にはてめぇ一人で行きやがれ」 「これ以上、街の人々や建物をセルメダルにはさせない!」  ――変身  ――KAMEN RIDE 「DECADE」
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 変身と同時に、ガンガディンに向かい駆ける二人のライダー。相手との距離は目算にして二百メートル程。二人にとって大した距離ではない。  あっという間に端まで辿り着き、ガンガディンを殴らんとするディケイドだったが、何の前触れもなく彼の右側から伸びた、『市松模様の壁』に跳ね飛ばされた。
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 それは隣を駆けていたオーズも同じだ。彼も左側から迫り出した壁に跳ね飛ばされて宙を舞う。困惑する二人に、ガンガディンは機械的な笑い声を上げる。 「貴様らライダーを相手に、何の対策もしていない訳がなかろう。この空間は俺の思いのまま、如何様にも動かすことが出来るのだよ! 喰らえィ」
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 ガンガディン自身の砲門から銃撃が飛ぶ。二人は飛び退いて躱そうとするが、迫り出す市松模様の壁に押されてそれを喰い、元の位置まで戻されてしまう。 「厄介な壁だな。協力して突っ込むぞ、手伝え」 「分かってます」そう言って頷くオーズに、ディケイドは『響鬼』のメダルを投げて寄越した。
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「力押しだ。『赤のコンボ』で頼む」 「俺が道を開きますから、士さんは奴を」  ――KAMEN RIDE 「RYU-KI」  ――リュウキ! ヒビキ! キバ!
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 ディケイドは『龍騎』のカードをドライバーに装填し、オーズはアギトとブレイドのメダルの代わりに、龍騎とキバのメダルをバックルに嵌めこむ。オーズが前衛に立って壁の妨害を挫きつつ、後衛のディケイドがガンガディンに向かって駆ける。
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 だが、そう易々と通す程ガンガディンも無能ではない。自身の持ち得る重火器をディケイドに集中させ、一斉掃射を行って来たのだ。 「同じ手を二度も喰うかよ。こいつでどうだ!」  ――ATTACK RIDE 「GUARD-VENT」
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