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関根和弘/Kazuhiro SEKINE @usausa_sekine
プーチン演説1)ロシアのプーチン大統領は昨日、クリミア編入を公式に表明しました。クレムリンに閣僚、上下院議員、クリミア、セバストポリの代表者らを集め、なぜクリミアがロシアにとって重要か、編入のロシアなりの正当性などを主張しました。かなり長くなりますが、それを紹介したいと思います。
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プーチン演説2)とても長くなりますので、あとでtogetterでまとめたいと思います。まとめで読む方が読みやすいかもしれません。まとめをつくるためにも、まずはあえてツイートしていきたいと思います。かぎかっこも付けずに発言だけを書いていきます。それでは参ります。
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プーチン演説3)クリミアでは16日、住民投票が民主的な手続きで、国際法に完全に合致した形で行われた。有権者の82%が参加し、96%がロシア編入に賛成票を投じた。結果はまったくもって驚きだ。
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プーチン演説4)なぜ投票が行われたのかを理解するには、クリミアの歴史、クリミアにとってのロシア、ロシアにとってのクリミアを知ることが必要だ。クリミアは文字どおり我々共通の歴史であり、誇りである。
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プーチン演説5)クリミアの古代ギリシャの植民地ヘルソネスがあった地で、キエフ大公であり、キリスト教の聖人ウラジーミル1世が洗礼を受けた場所だ。彼の宗教的な偉業は、これは正教徒に対する話だが、それは共通の文化、価値観、文明的な基礎の条件となった。
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プーチン演説6)そしてそれは、ロシア、ウクライナ、ベラルーシの国民を一つに結びつけるものだ。クリミアにはロシア人の墓がある。彼らは1783年、ロシア帝国のもと勇敢さを発揮した。クリミアといえばセバストポリだ。英雄都市であり、偉大な運命の都市だ。要塞であり、黒海艦隊のふるさとだ。
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プーチン演説7)クリミアといえばバラクラバ、ケルチだ。それぞれが我々にとって聖地であり、ロシアの軍事力のシンボルだ。クリミアには異なる民族の素晴らしい文化と伝統の結晶がある。ロシアに似ている。
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プーチン演説8)ロシア人もウクライナ人もタタール人も民族は異なるが、努力して近くで暮らし、それぞれの独自性と伝統、言語、宗教を守りながら暮らしてきた。ところで220万人のクリミア人口のうち、約55%がロシア人、35万人がウクライナ人で、ロシア語を母語と考えている。
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プーチン演説9)29~30万人がタタール人だが、多くの人が住民投票においてやはりロシア編入の意思を示した。タタール人にとってはソ連時代、厳しい不正義があった。いや、これはタタール人だけではなかった。別の民族に対してもあった。
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プーチン演説10)弾圧によって何百万人の様々な民族の人たちが苦しんだ。その中にはもちろん、ロシア人も入っていた。そしてタタール人は自らの土地に戻ったのだ。政治的、法的な必要な決定により、タタール人の復興、彼らの権利を復活させるのは当然なされなければならない。
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プーチン演説11)私たちはクリミアのあらゆる民族に対して敬意を表する。そこは彼らの共通の家であり、ふるさとだ。クリミアには三つの平等な言語がある。ロシア語、ウクライナ語、タタール語だ。心や感覚の中には、クリミアは常に奪うことのできないロシアの一部だという意識がある。
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プーチン演説12)それは真実と正義において大きな確信だ。それは揺るぎなく、世代で引き継がれてきた。そんな確信の前では、時間の経過も状況の変化も無力であり、20世紀に我々が経験したあらゆるドラマチックな変化も無力だ。
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プーチン演説13)ボリシェビキの革命後、異なる意見と天命に従い、ロシア南部の歴史的な領土の多くがウクライナ共和国に編入された。住民の民族構成も考えず行われたのだ。それが現代のウクライナの東部、南部だ。1954年、クリミアをウクライナに移管する決定があった。
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プーチン演説14)セバストポリも一緒に移管された。しかし、そのときはソ連の一部には変わりなかった。指導者フルシチョフ氏の個人的なイニシアチブで行われた。なぜそうなったのか。
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プーチン演説15)ウクライナのノーメンクラツーラの支持を取り付ける必要があったからであり、1930年代にウクライナであった弾圧の償いの意味でもあった。そのようにして歴史が進んだのだ。だが、私たちにとっては重要ではない。その決定は憲法的なルールにも違反していた。決定は非公開だった。
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プーチン演説16)内輪だけの決定だった。当然、全体主義国家という条件下で、クリミアとセバストポリの人たちは何も問うことはできなかった。当然、全体主義国家という条件下で、クリミアとセバストポリの人たちは何も問うことはできなかった。ただ事実の前に立ち尽くすほかなかった。
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プーチン演説17)もちろん人々には疑問はあった。なぜ突然クリミアがウクライナになるのだと。最終的にはそれを直接言う必要があった。だが、我々はみんな知っている。その決定は、まるで形式主義のようにして決定されたのだと。一つの巨大国家の枠組みの中で。
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プーチン演説18)そのときはただ単純に、ウクライナとロシアは一緒ではない、別々の国になるなんて思ってもみなかった。しかし、それは実際起きた。残念ながら信じられないことに、それは現実になった。つまり、ソ連が崩壊したのだ。
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プーチン演説19)事態はどんどん急速に展開し、国民の中でもドラマティックに展開する出来事とその結果をすべて把握している人はほとんどいなかった。ロシアとウクライナのたいていの人は、ほかの旧ソ連諸国の人たちもそうだが、独立国家共同体が新しい共通の国家的な形になると思っていた。
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プーチン演説20)すべて約束されたはずだった。共通の通貨、統一経済圏、共通の軍隊。しかし、すべては約束に終わった。巨大国家はできなかった。クリミアが突然別の国になることになったのだ。そのときロシア人は、クリミアは単に盗まれたのではなく、強奪されたのだと感じた。
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プーチン演説21)はっきりと認めなければならないのは、ロシアは新生国家として誕生した際、パレードをやったが、ソ連崩壊の原因となったのだ。ソ連崩壊のとき、クリミアや黒海艦隊の基地、つまりセバストポリが忘れられていたのだ。
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プーチン演説22)数百万のロシア人が同じ国に寝ていたのに、外国で目覚め、1時間のうちに前ソ連共和国で民族的な少数派になっていた。世界で最も分割された民族にロシア人はなっていた。だが今日、すでに多くの年月が流れた。
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プーチン演説23)クリミア人同様、私も最近よく耳にするのは、91年にクリミアがまるで1袋のジャガイモのように手から手へと渡されたということだった。ロシアとは一体なんなのか?そうした屈辱について、頭を伏せておとなしくし、じっと我慢していた。
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プーチン演説24)ロシアはそのとき困難な状態にあった。自国の利益を現実に守れなかった。人々は憤慨すべき歴史的な不正義に我慢できなかった。それ以降、人々も、市民団体も何度もこのテーマを問題提起した。クリミアは紛れもなくロシアの土地であり、セバストポリはロシアの都市だと話した。
関根和弘/Kazuhiro SEKINE @usausa_sekine
プーチン演説25)我々はよくわかっているし、心や精神で共感もした。しかし、独立したウクライナとのいい関係をつくり、そうした困難な現実からスタートする必要があった。ウクライナとの関係、同胞ウクライナ人との関係は常に私たちにとって最も重要であり、カギを握ると言っても過言ではない。
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