市川　大河氏『ごちそうさん』感想追えるだけの呟きまとめ

市川大賀 @ArbUrtla

今気付いたのだが、NHK朝ドラお家芸の「登場人物の年齢を違う世代の役者で演じ分ける」を、#あまちゃん　の春子と大介、#ごちそうさん　のめ以子と源太の子ども時代くらいしかここ一年半で観ていない。「どんな若いころでも古田新太は自分で演じる」はこの際お約束の反則扱いでカウント(笑)

市川大賀 @ArbUrtla

#ごちそうさん　NHK朝ドラが「ポジティブな女性が凛として社会で生きぬいていく半生を描く」パターンへの是非は「仮面ライダー論争」とか好きな人に任せておくとして。そこでの描かれ方が群像劇へと転換していくテクスチュアの変換は、社会進出を許された高度経済成長期からの女性自立の模写だろう

市川大賀 @ArbUrtla

#あまちゃん　と　#ごちそうさん　に関してはきっともう語り尽くしたと思う。所詮生実況なんで見落としも多いので、DVDを観直した時に思いだした時に語ることもあるかもしれないけれど、今は「僕の変わり」に語る人が現れるまで、実況感想Twを中止します！（東大時計台放送の最期っぽく）

市川大賀 @ArbUrtla

「朝ドラどれが一番傑作か論争」むしろ「#純と愛　#あまちゃん　#ごちそうさん　全部どれも大好きです！」っていう人の方が稀だと思うんだよね。「ウルトラマンであれば全部大好きです！」っていう人と同種の「気持ち悪さ」を感じる。「たまたま」「本当に3つとも好き」な人がいたらごめんなさい。

市川大賀 @ArbUrtla

なんだかんだ言っても僕は、#あまちゃん　も　#ごちそうさん　も、どっちも大好きではあったんだけど、双方のファンって対立関係にあったりするのかな？もちろん僕は「朝ドラならなんでも」博愛主義じゃない。#純と愛　を観るのは二度とごめんだ。だからこそ人には人の数だけ好みと正解がある。

市川大賀 @ArbUrtla

今、昼間の最終回を思い出すと泣けてくる。戻ってくる人がいれば、待ってあげればいい　#ごちそうさん

市川大賀 @ArbUrtla

結局、#あまちゃん　#ごちそうさん　#八重の桜　#軍師官兵衛　とかのネットの反応を見ていると「イマドキのドラマは1クールじゃないと視聴者がついてこない」「ネットにハマってる人はドラマなんか観ない」が、いかにTVや代理店業界の「やらない言い訳」だったかがよく分かったような気がする。

市川大賀 @ArbUrtla

イマドキのTVゴールデンタイム番組の数字不振に関して。「そもそも『ひな壇トークバラエティ』は、Twitterやネット実況の餌にならない」というのはあるのかもしれない。#ごちそうさん　最終回への批判や罵倒の嵐を僕も見て愉快じゃなかったが、それだけの人が見た証でもあるのだ。

市川大賀 @ArbUrtla

#花子とアン　ドリー撮影で紹介される作中世界。「案の定、予想通り」というべきか、#ごちそうさん　ロケ撮影とは真逆に、本作でのロケでは暖色が強まるように写されている。「夢見る力」そのキーワードはNHKで長年功績を上げ続けた脚本家・市川森一氏が使い続けた言葉。花子の立ち位置が描かれる

市川大賀 @ArbUrtla

なんということだ！　おとといあれだけ、#ごちそうさん　終了で盛り上がったはずの市川大河は、まるでなにごともなかったかのように、#花子とアン　の実況を今日も通常運行でやっておるではないかどうしよう（by銭形警部）

市川大賀 @ArbUrtla

#花子とアン　時代や共同体から排斥されるほどの、イノセンスな『個』を有した少女が、成長していく先でその『個』をプレシャスな物として向き合ってくれた人達への感謝の念をも込めて、頑として譲らない生きざまで『公』と拮抗していく。ここは前作　#ごちそうさん　を踏まえた定番の初期設定である

市川大賀 @ArbUrtla

#花子とアン　男子禁制の女学校へと向かう花子の父。前作、#ごちそうさん　とは、徹底的にロケ時の色温度の振り方が（前作での寒色とは）真逆に振ることで、作風のコントラストを演出して世界観が異なることを視聴者は受け止める。ハイカラかぶれの父の振り回されながら花子は階段を上がる。

市川大賀 @ArbUrtla

#花子とアン　同じ「貧しい時代の空腹」を、#ごちそうさん　のめ以子は行動力と実現力でドラマを牽引していった。本作の花子はそれら全てを「夢＝自分の中のイメージ」で解決しようとする。一歩間違うと自己逃避に過ぎないが、おそらく「そのイメージ」を伝えようとする先で、人と繋がっていくだろう

市川大賀 @ArbUrtla

やたらに、#あまちゃん　とか、#ごちそうさん　を敵視して（挙句には）「そんなもん観る気もないし、誰も観てねぇし！」とか嘯く阿呆なオタクがいるみたいだが、前記した二つの朝ドラは平均視聴率はどちらも20%を突破。一方（あえて武士の情けで言及は控えるが）今のライダーはその1/4程度

市川大賀 @ArbUrtla

今のところ、#花子とアン　は、#ごちそうさん　に対するカウンターアンサーとして「一方そのころ、田舎の農村地区の貧しい家庭では」描写状況になっている。細かく対比すると、そもそも、#ごちそうさん　も、#あまちゃん　への拮抗心が出てた部分もあったりして実に面白い！

市川大賀 @ArbUrtla

朝ドラは、一年近く前から企画が推移して、並行して制作放映されている前作の影響を良くも悪くも受ける。#ごちそうさん　の初動がストレス感満載で嫁姑問題で引っ張ったのも、森下佳子の馬鹿師匠・遊川和彦の、#純と愛　の影響が明らかだし、その後のコメディ展開は、#あまちゃん　の影響だった。

市川大賀 @ArbUrtla

#花子とアン　アヴァンは暗闇の川と森の中を逃げ惑う花子と朝市。人生の波乱万丈を示唆するように暗闇の中での二人の子どもの葛藤が描かれる。前作、#ごちそうさん　の源太とはまた違った意味で朝市は、花子の人生の「たった一人」になるのか？

市川大賀 @ArbUrtla

朝ドラの重要要素。#花子とアン　#ごちそうさん　では戦争が人と人の縁を引き裂いたが、今回は戦前日本を包む貧困が人同士の絆を断ち切る。具合いを悪くした花子を、短いカッティングの連鎖がスピーディに交錯する。そして苦しむ花子を誘う「夢の世界」夢や想像が、常に現実の合わせ鏡としての世界。

市川大賀 @ArbUrtla

#花子とアン　本作の屋外ロケでは、明確に前作、#ごちそうさん　の逆を行き、オレンジの陽光が強く意識されて照明が設計されている。兄の吉太郎と両親の手に渡される「花子の辞世の歌」文字だけが時空を超えて思いを残せる。文字に刻まれた思いは時を駆け巡る。それが「文章を書く」ということ

市川大賀 @ArbUrtla

#花子とアン　窓の外の鳩をみやる花子。「夢見る力」それを蓄えたまま前へ進もうとする花子。ここにはここしばらくのNHK朝ドラヒロイン　#純と愛　の純と　#ごちそうさん　のめ以子の結実を見る。朝ドラヒロイン像のテクスチュアのふり幅。

市川大賀 @ArbUrtla

#花子とアン　スコット先生にとっての「恋慕の歌」を、そのままに受け止める果てで「試練の締切」がくる。そこで得た「キーアイテム」を鍵にして、難関をクリアしようとする花子。照明の仕事はとてもフラットであり、#ごちそうさん　のような特殊な演出は施されていない。

市川大賀 @ArbUrtla

#花子とアン　美輪さんに「嫌な予感がします」と始められては、この15分で天変地異が起きてしまいやしないかと恐ろしくなってしまうが、この手紙騒動で中園ミホの、一つの力量が試される。ヒロインが逆境にパターンは、#純と愛　#ごちそうさん　と継続要素か。

市川大賀 @ArbUrtla

しかし、まだまだ今日の僕は、#花子とアン　の放映直前に告知されていた、#ごちそうさん　のスピンオフドラマの内容の方に心を躍らせているのだ。バカ悠太郎バンザイ！

市川大賀 @ArbUrtla

#花子とアン　は、子どもの頃以降『赤毛のアン』を読み返していない事実が微妙にビハインドとコンプレックスになっていて乗りきれていない自分がいる。いや初動は、#ごちそうさん　より上手く立ち上がったと評価しているのだけれども。自業自得の勉強不足故の消化不良感だからね、こればっかは。

市川大賀 @ArbUrtla

#花子とアン　「ただ寝ているだけ」の懲罰を経て、父と再会する花子。#あまちゃん　#ごちそうさん　と、まっとうな朝ドラにおける父親像は、それは理想論かもしれないが、常に娘に対して「何かしてあげよう」と、自分が積み上げてきた人生を捧げて支えようとする。理想論なのかもしれないが。