市川 大河氏『ごちそうさん』感想追えるだけの呟きまとめ

なんとか十一週から最終週(後日談込)までは見つけ出しました。
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市川大賀 @ArbUrtla

#花子とアン 今日から吉高由里子による思春期編。#ごちそうさん でもそうであったが、子ども時代の原風景エピソードを挟んで思春期編になると同時に。生涯の伴侶になる男性との恋愛編に移行するというのは朝ドラの定番なのだろうか? とりあえず中園節を期待。

2014-04-14 12:47:26
市川大賀 @ArbUrtla

#花子とアン 明治後期の着物に(今も続く)お嬢様学校言葉と西洋文化的テクスチュア。既に翻訳の才能を示す端的な表現。自分の呼称に拘るスタイル。幼少期の原風景を取りこぼすことなく描きながら、#ごちそうさん とはまた違った形で「現代人が想起できないバランスの過去」を描き出す。

2014-04-14 12:51:02
市川大賀 @ArbUrtla

#花子とアン 「男性の存在なんて目にくれず、自分のテーマを追い続ける少女時代から思春期時代へ。しかし思春期時代になった瞬間に『運命の人』と出会う」この辺りも前作 #ごちそうさん との相似性が認められる。朝ドラの革新とはかように新機軸と保守性の狭間でゆっくり築かれていく。

2014-04-15 12:52:25
市川大賀 @ArbUrtla

#花子とアン #ごちそうさん の開始時期と中盤以降で、#純と愛 と #ごちそうさん の影響がかしこに見られた。本作も、#あまちゃんと#ごちそうさん の影響が見られてくる。こうしてみるとNHK朝ドラの編纂が見えてくると、どれだけ『純と愛』が革新的だったかは分かる。内容は最悪だが

2014-04-15 12:55:45
市川大賀 @ArbUrtla

#花子とアン 花子の侵したルール違反を巡る女学校の教師たちの群像劇。 #ごちそうさん とはまた違った照明設計で、ソフトフォーカスが多用される強烈な陽光。その流れが「故郷への切符」を手にする。この短いスパンでの葛藤と解決。そして次のテーマと舞台への繋ぎは、ここ4作の中でも最高の出来

2014-04-16 12:58:13
市川大賀 @ArbUrtla

#花子とアン 故郷へ帰る花子を照らすのは、#ごちそうさん よりもフラットにやわらかく設定されたロケ照明。ロング、カットバック、そしてまたロングの「一瞬の逢瀬」のコンテ演出が、花子の「旅行きのまだまだの長さ」を視聴者の深層心理の憶測に刻み込む。

2014-04-17 12:47:43
市川大賀 @ArbUrtla

#花子とアン 深呼吸する花子の3カットはイマジナリーラインぎりぎりの割り方でテンポよく描写される。それは花子が蓄えてきたハイカラさと希望の象徴でもある。この山梨の田舎村が花子にとってのグリーンゲーブルとなるのだろう。#ごちそうさん の影響下にある「食のもてなし」父の理解と思い入れ

2014-04-17 12:51:59
市川大賀 @ArbUrtla

#ごちそうさん スピンオフドラマがもうすぐなんだけど、やっぱり僕はこのドラマの最強キャラはふ久で、一番アホウなのが悠太郎なんだという結論は動かないような気がするわけですよ(笑) 多分ね、次のドラマでも泰介の葛藤をふ久が誰よりもえぐって、悠太郎がなんの慰めにもならない事を言うと思う

2014-04-18 18:41:30
市川大賀 @ArbUrtla

#花子とアン 女学友の縁談話。この時代の適齢期は、そもそも江戸時代の婚礼習慣から来ている風習でもあった。しかしまだ、「嘘つきでエゴイストの花子」にはその影もない。一方で繰り返される、あの時代の民衆の貧困と影。#ごちそうさん と同じく、女性作家が俯瞰する「かつての日本」観の見事さよ

2014-04-19 12:51:10

『ごちそうさんっていわしたい!』

市川大賀 @ArbUrtla

#ごちそうさん スピンオフSP視聴終了。実質の脚本が森下佳子ではない事。本編終了後なのでパーマネントセットが「馬介」一杯分しか残っていなかった事などを差し引いても「ファンであれば」楽しめた内容という域を出ていない。正直このドラマ単独で視聴する人はいないと思うがかなり辛い出来だった

2014-04-19 21:20:30
市川大賀 @ArbUrtla

#ごちそうさん 何しろセット一つと回想シーンがレギュレーション前提なので、ダイアローグ劇として展開するしかない辺りはつらいところ。泰介の恋の相手を結局明確に出さなかった事や、悠太郎とめ以子の出番がカメオレベルなのは、狙いなのか予算ゆえなのかは考えさせられてしまうし違和感は残った#

2014-04-19 21:20:54
市川大賀 @ArbUrtla

#ごちそうさん キャラメイクの受け継ぎは無難。千原せいじの役どころや泰介の想い人の設定は、とても巧みにストラクチュアされてはいたが、それをワンセットのダイアローグ劇だけで表現してしまおうという無茶ぶりが、なんともいえない消化不良の正体。あと、室井を少し雑に扱い過ぎで無理を通し過ぎ

2014-04-19 21:22:27
市川大賀 @ArbUrtla

#ごちそうさん この手の朝ドラスピンオフは、全作必須とまではいかないだろうが、既に恒例になった感はあるのだから、ここまで無理矢理付け足し感満載の溺愛にしなくても、当初からスケジュールや構成に余裕を持たせて作れば良かったのではないかと思う程度には面白かったけど残念出来。

2014-04-19 21:24:11
市川大賀 @ArbUrtla

#ごちそうさん NHK朝ドラに疎い、特撮系の相互フォロワーさんに分かるように例えるなら、『仮面ライダーストロンガー(75年)』終了後の特番『全員集合!7人の仮面ライダー!!(76年)』みたいな内容と突貫工事具合だったと言えば、想像してもらえるだろうか。まぁ「ファンなら」お勧めか。

2014-04-19 21:24:45
市川大賀 @ArbUrtla

.@show1900 ダイアローグ劇として、展開が急ぎ足で強引すぎたっていう印象と、森下女史が直接書いてないからか、ただのコントになっちゃってる部分が多かった印象なんですよ。演劇的かというとそうでもないし。室井さんとかもうおかしいでしょうアレ(笑) #ごちそうさん

2014-04-19 21:28:18
市川大賀 @ArbUrtla

#ごちそうさん 追記・多分、の域は出ない推測だけど、脚本段階で無駄に(本当に無駄に)ダイアローグ劇としての狙いに関して、#あまちゃん を意識し過ぎた絡みやかぶせが随所に見られた。「そこ」は意識しなくていい所だし、クドカンのマネなら河原雅彦氏辺りの方が上手いんだから。

2014-04-19 21:32:44
市川大賀 @ArbUrtla

#ごちそうさん 蛇足・今回のスピンオフドラマを昭和仮面ライダー特番に例えたが、それでいうと和枝さんと竹元教授が、もはや藤岡弘と宮内洋みたいな「必殺兵器」になっているというのはどうしたものかという(笑)個人的には、泰介が主人公なら、もっとふ久が絡めば良いと思ったのだが無理な話か。

2014-04-19 21:49:21
市川大賀 @ArbUrtla

今さらにして、僕の「#ごちそうさん 批評家」としての立ち位置が、ある種の看板になっていることを、さっきの呟きの反応で実感させて頂いた。#花子とアン も観てますから! むしろ #純と愛 から #あまちゃん から、ずっと延々頑張ってますから!(笑)

2014-04-19 22:07:27
市川大賀 @ArbUrtla

#ごちそうさん アレでいいなら。あんな「別作家の二次創作」でいいなら。僕なら「街をぶらぶら歩くめ以子とふ久。め以子はいろいろ過去を思い出し語り(回想シーン)ふ久は通りすがりの男子学生や男性を見つけては妄想(新撮影シーン)するだけの、ダメ母娘」で90分を埋めるが(笑)

2014-04-19 22:18:19
市川大賀 @ArbUrtla

#ごちそうさん 今気付いた。本編はともかく今回のスピンオフドラマでは「常識的な思考回路をもったまともな人」が、泰介と桜子しか存在していなかった! 一瞬、以前 #あまちゃん のパロディコントをやった『LIFE!』でのクドカンの「すげぇな! ドラマって!」って台詞が頭の中をよぎった

2014-04-19 22:35:02
柴田和巳 @show1900

@ArbUrtla #ごちそうさん レビューの熱さはただならぬものがありましたからw

2014-04-20 01:19:00
市川大賀 @ArbUrtla

とりあえず「総集編+新撮映像で最低限の予算とキャスティングで一本新作を作る」で言えば、#ごちそうさん のスピンオフドラマのスタッフには『仮面ライダースペシャル 10号誕生!仮面ライダー全員集合!!(84年)』辺りでも観て勉強してほしかったわけだ(大真面目な話)

2014-04-20 02:25:39
市川大賀 @ArbUrtla

あぁ今日の #ごちそうさん スピンオフドラマの「違和感の正体」って「クドカンっぽいアレンジ」じゃないな。皆さんが指摘しているように「馬介セットだけなので舞台っぽくなってた」はその通りなんだけど、だけどそれは劇団大人計画みたいな味わいじゃない。あれは「吉本新喜劇」風なんだよ。

2014-04-20 02:33:38
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