【ラブライブ!1期】12話感想まとめ。―「私、『スクール』『アイドル』辞めます」
- momorin_cloverZ
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印象的なのが1年生の表情です。強い絆で結ばれたにこと1年生との間では、にこのアイドルへの想いがずっと交わされ、強い共感が形成されてきたように思います。そんな先輩の今の姿は、後輩3人の目にあまりにも悲劇的に映ります。#lovelive http://t.co/4v1gHzKq2X
2014-04-08 12:40:37スクール性への挫折/アイドル性への挫折
そしてすべてを否定した穂乃果は、ついに最後の決断を口にします。穂乃果をここまで至らせてしまったのは、12話を通して描かれてきた2つの挫折だと思います。それは「アイドル性への挫折」と「スクール性への挫折」です。#lovelive http://t.co/9zEHwNl47a
2014-04-08 12:46:53ラブライブ!への出場断念は、アイドル性への憧れにギアチェンジしていた穂乃果を強く傷つけました。この「アイドル性への挫折」を味わった穂乃果は、周囲に励まされて学校に立ち返り、スクール性に目的性を見出していくはずでした。#lovelive http://t.co/rlO8CMge9u
2014-04-08 12:51:31しかし穂乃果は同時に「スクール性への挫折」を味わいます。それは、学校という舞台で最も大切なもの、友だちとの関係を、取り返しのつかない状態にしてしまったことです。穂乃果は、2つの、あまりに大きな挫折を経験したわけです。#lovelive http://t.co/idtmP57eqA
2014-04-08 12:56:20「私、『スクール』『アイドル』辞めます」
スクール性/アイドル性への挫折。両方に絶望した穂乃果はこう宣言するしかありません。「私、スクールアイドル辞めます」。スクールにもアイドルにも絶望した彼女の、「『スクール』も『アイドル』も辞めます」という宣言なのです。#lovelive http://t.co/cjncXYN7qU
2014-04-08 13:00:05穂乃果が「スクール」「アイドル」を辞めるという決断は、これまで積み重ねてきた想いも経験も青春も、そしてそれらの上にある「いま」をも全力で否定すること。8話でいまを全力で肯定した自分に絶望し、全力で否定したわけです。#lovelive http://t.co/pJZlQ0OpdI
2014-04-08 13:06:22もしあのとき何もしなければ違う未来があったかもしれない、と過去を後悔すること。それは、絶対にやり直しのきかない青春の一回性そのものの否定です。「いま」を全力で肯定すること、それが8話でμ’sが選んだ道であり、「今のなかで」「青春を聞く」ことだったはずです。#lovelive
2014-04-08 13:12:14いまを全力で否定すること……は許さない
いまを生きる(Live)ことを全力で愛する(Love)というスクールアイドルの目的性、「今のなかで」「青春を聞く」ことは、穂乃果がいまを全力で否定することで終焉を迎えてしまう。しかしそれを許さない右手がありました。#lovelive http://t.co/BGp2GQ81Kf
2014-04-08 13:15:49穂乃果を叩いたのは、彼女が自分の決断を否定することが、海未が長年信じ、ともに歩んできた想いすべてをも否定することになるから。そんなことを穂乃果がするはずない。「あなたがそんな人だとは思わなかった」と想いをぶつけます。#lovelive http://t.co/eabF67D8jL
2014-04-08 13:21:42みんなの想い、海未だけの想い
海未だけでなく、メンバーみんながそれまでの想いを否定されることを代弁するために、海未が手をあげたとも言えます。しかし海未自身だけに焦点を当てると、3人の関係性の複雑な想いを読み取ることもできるのではないかと思います。#lovelive http://t.co/SMe0xyIVCt
2014-04-08 13:25:52穂乃果はことりが去ってしまうことに絶望しすべてを否定しようとしました。しかし、隣にはまだ海未がいます。海未自身の存在を蔑ろにするような穂乃果の姿に海未は「あなたは最低です!」と激昂したとも言えるのではないでしょうか。#lovelive http://t.co/ENsfBAydd6
2014-04-08 13:29:18いくら穂乃果でも、積み重ねてきたものを無に帰すことはできない。一度きりの青春をやり直すことはできない。取り返しのつかない「いま」でも全力で肯定していくところに、刹那的な輝きは生まれます。物語はいよいよ最後を迎えます。#lovelive http://t.co/f1HOCXgRsl
2014-04-08 13:32:27第12話の観直しは終了です! ぐっとシリアスな展開ですが、スクールアイドルを描くうえでは必然だったと思います。そして当然ながら、物語のなかに悪人など存在しません。みんながそれぞれに等身大。素晴らしい大好きな回です。次は最終話、物語がいったん幕を下します。#lovelive
2014-04-08 13:37:20