日本学術会議提言「緊急被ばく医療に対応できるアイソトープ内用療法拠点の整備」を伝えた医療介護CBニュースの記事をめぐって

I131内用療法の治療対象となる病気は甲状腺がんに限りません。甲状腺の機能が亢進し、甲状腺ホルモンが過剰に作られるバセドウ病の治療にも次のような条件がある場合に使われています。
１）抗甲状腺剤による薬物療法の効果が十分でない、あるいは副作用が生じた
２）手術による甲状腺切除を希望しない、あるいは手術ができない
３）薬物療法中止後、あるいは手術後に再発した
http://harecoco.net/graves_disease/index.html
（概して他の治療法が使えない場合の「最後の手段」として使われている方法だと言えます）
harecoco.net（http://harecoco.net/index.html ）は甲状腺内用療法の解説サイトで、使用される放射性医薬品ヨウ化ナトリウムカプセルhttp://bit.ly/1eJHSQe の製造元、富士フィルムRIファーマhttp://bit.ly/1eJIaXd が開設しています。この機会に是非ご一読を。