地獄鎮守府の日常#15~17

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白金桜花 @YamanekoOuka

屍鬼艦隊:呉鎮守府に所属するある提督の艦隊。主に深海棲艦のハイヴ中枢までの突撃を行い戦果は非常に高い。容赦なく艦娘を消耗品として扱う戦術の為損耗率は非常に高く平均生存時間は96時間、艦娘の処刑場とも呼ばれていたが現在は方針を変更したとの事。旗艦は赤城。 #地獄鎮守府の日常

2014-03-07 19:44:56
白金桜花 @YamanekoOuka

この作品において艦これ世界で航空機がアウトレンジ攻撃ができず不遇なのはそもそもWW2の戦闘機を模した小型UAVでどうしても航続距離問題が生じるという解釈を適応させます。 #地獄鎮守府の日常 #地獄じゃない鎮守府

2014-03-08 14:42:12

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白金桜花 @YamanekoOuka

布団に入り、眠っていると股間のほうに得体の知れない感覚を覚える。 ぬるぬるとした、何かが陰茎に絡みつくような感じ。 陰茎は隆起し、舐められ、吸われ、その快楽に私は置き、上半身を起き上がらせる。 一人の少女が、私の陰茎を一心不乱に口で咥え、奉仕していた。 #自鎮

2014-04-20 14:00:08
白金桜花 @YamanekoOuka

叢雲でもない。 不知火でもない。 雷でもない。 電が、髪を降ろした姿で、奉仕していた。 「……あ、司令官さん、起きましたか?」 惚けた笑みを、私に向ける。 「肌寒い状態でこんなことをされればね」 私のかぶっていた布団は剥ぎ取られ、少し寒気はあった。 #地獄鎮守府の日常

2014-03-12 02:14:25
白金桜花 @YamanekoOuka

彼女はこうやって、私が一人で寝るときは夜這いを行う。 彼女からすれば私は性欲処理をしてくれる親切な上司で、私からすれば彼女は極上の肉体で奉仕してくれる最高の娼婦だ。 そう考えてる間も、彼女の舌が、私の陰茎を愛撫する。 射精に導くように確実に快楽を造り出す。 #自鎮

2014-04-20 14:13:19
白金桜花 @YamanekoOuka

「気持ちいいですか?」 電が私に訊く、当然、彼女の技巧は非常に巧みだ。 だが、そこには恋愛感情と言うものは介在していない、互いに互いを性処理道具として使うだけの行為だ。 「良い娼婦だよ、全く」 私はそれらの感想を率直に言わず、オブラートに包み述べた。 #地獄鎮守府の日常

2014-03-12 02:19:45
白金桜花 @YamanekoOuka

電が、陰茎への奉仕を辞め、私の上に立ち、裸体を見せる。 厳密には裸体ではなく、二プレスとTフロント、最小限の面積で、股間と乳首を隠すが、Tフロントが食い込んだ淫裂からは愛液があふれ出ており、水滴が私の下半身に当たる。 「じゃあ、そろそろこっちで気持ちよくなりましょうか」 #自鎮

2014-04-20 14:06:33
白金桜花 @YamanekoOuka

そう淫靡に宣言した電は、私の陰茎に手を当て、Tフロントの紐と言っても過言ではない布をずらし、濡れ切った淫裂の奥にある膣に、陰茎を挿入する。 ぬるりとした感触が陰茎を刺激し、膣が陰茎を喰らうように脈動する。 「いただきます」 電が私の胸に寝そべりながら、腰を動かし始めた。 #自鎮

2014-04-20 14:10:25
白金桜花 @YamanekoOuka

口でするよりも何倍の快感を得ながら、彼女の頭を撫でると、そのまますりすりと私の胸に電は頬ずりする。 それでもなお、彼女の膣は私を貪り、下半身が愛塗れになっていく。 「そろそろですか?」 電が、淫靡な笑みを浮かべ訊く。 「ああ、もう限界さ」 私も素直に答えた。 #地獄鎮守府の日常

2014-03-12 02:29:31
白金桜花 @YamanekoOuka

「じゃあ、はい、出してください」 射精を制御するように電は語り、陰茎をもっとも奥深く膣で咥え込んだ後、強烈に締め付け、緩めの刺激を加え、まるで陰茎を捕食するかのような動きに、私は絶頂してしまう。 どくん。 どくん。 精が、何秒もかけ彼女の体に注がれる。 #自鎮

2014-04-20 14:16:12
白金桜花 @YamanekoOuka

「あっ……」 彼女が喘ぎ、体を痙攣させる、この射精をさせたという情報で、彼女もまた、快楽に脳が刺激され、絶頂したのだろう。 何秒もかけ精を注ぎ終わると、陰茎が快楽の余韻を覚える中、彼女は膣から陰茎を引き抜く。 #自鎮

2014-04-20 14:22:52
白金桜花 @YamanekoOuka

ぽた、ぽたと雫のように、私の吐きだした精が下半身に当たる。 「いっぱい、出ましたね」 電は笑顔を浮かべる、少女のような、淫靡さのない、軽い笑顔を。 私は彼女を抱き寄せ、キスをする。 行為の後にはキスをする、それが娼婦であってもそういう私の流儀だから。 #地獄鎮守府の日常

2014-03-12 02:34:03

幕間

白金桜花 @YamanekoOuka

提督のイメージは個人的に2パターンあって割と定まってない。定まってるのは彼が金髪と言う事。 パターン1:20代後半の背が高い青年、若いころのブラッドピット的。 パターン2:10代中盤程度の女の子っぽいロングウェーブの少年。所謂少年兵を経験した。 #地獄鎮守府の日常

2014-03-12 16:35:05

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白金桜花 @YamanekoOuka

今日のホワイトデーはまた、慌しい出来事だった。 まず前日に私は調子にのって、飴を手作りしようとも目論む。 だが飴というのは溶かして固めるチョコレートとは違い作り出すのから行うと一苦労、難易度の桁が違った。 #地獄鎮守府の日常

2014-03-15 02:10:40
白金桜花 @YamanekoOuka

いや、そもそもべっこう飴を作るのなら簡単だ、砂糖を溶かして入れればいい、だが色気を出しすぎてしまった。 結果として思うようにいかず、素人の浅い知識では自分で処理せざるを得ない微妙な味の代物が誕生する結果となった。 #地獄鎮守府の日常

2014-03-15 02:11:08
白金桜花 @YamanekoOuka

そして当日、私は不知火、叢雲の二人を連れてホワイトデーのお返しとして食事に行く。 正妻と愛人同時に連れて行くのは無神経だと言われそうだが、叢雲が不知火を呼んだため、この形に落ち着いた。 そこまでは良かった、そこまでは。 #地獄鎮守府の日常

2014-03-15 02:11:42
白金桜花 @YamanekoOuka

「ねぇ司令官、わたしも付いて来ていいかな?」 そう、雷が出かけようとした私に問い掛けてきた。 そこで思い出す、彼女にもチョコを口移しで貰ったことを。 #地獄鎮守府の日常

2014-03-15 02:12:17
白金桜花 @YamanekoOuka

さて、ここで無神経に突き放す事もできる。 だが一応の愛情を与えた彼女を突き放すというのは男としてどうなのか?人間としては彼女は恐ろしく、あまり近寄りたくない。 だが男としてはそれでも彼女の対応に、ある程度の誠実さを以って行えと指摘する。 #地獄鎮守府の日常

2014-03-15 02:13:04
白金桜花 @YamanekoOuka

叢雲も不知火も同伴だ、叢雲に関しては私以上の優秀な戦士だ。 だとすれば、大丈夫だろうと考え、私は同伴させた。 #地獄鎮守府の日常

2014-03-15 02:13:58
白金桜花 @YamanekoOuka

そして私達四人はどこで食事を取るかを考える、高級な料理店をまず私が挙げたが不知火が「別にいいです」と笑顔で拒否。 叢雲が名状しがたいゲテモノ料理屋に目を輝かせるが、不知火がドン引きし、入らざるを得ないのかと覚悟する。 #地獄鎮守府の日常

2014-03-15 02:14:30
白金桜花 @YamanekoOuka

「そこ、不味いわよ?肉だってゲテモノに見えてただの人工肉だし、なにより味付けが適当なの」 雷の出した助け舟で、叢雲はなら仕方がないと諦め、私達は助かる事となる。 #地獄鎮守府の日常

2014-03-15 02:15:08
白金桜花 @YamanekoOuka

そして私達四人は何処に行くか、私の金で何を食うかを考え、結論として、それは当然とも言える所に行きついた。 それは焼き肉喰い放題である。 肉、それは高級品。 人工肉でなく天然肉、それもいかがわしい肉でなければ非常に高い貴族の食物。 #地獄鎮守府の日常

2014-03-15 02:16:17