人間のクローンを作るのが許されざることだとされて、子供を作るのはOKなのはかなり納得いかねぇ。むしろ子作りの本質を浮き彫りにしているから忌避されてるんじゃないか。奇形や短命のリスクも、人間として扱われないリスクも、結局死ぬことも。どれも元から自然に作った子供にあるものだ。
2012-02-09 09:36:01脳死ニワトリは実現できるかはかなり怪しいけど、ビジュアルだけでなんとなく残酷だとか言っちゃう人ってかなりいるんだなぁと思った。普通に人道的だと思うが。
2012-02-27 16:06:09人工知能研究が人道にもとることがあるとすれば、それは人間の尊厳だの神への冒涜だのではなく、作られたAIが苦しむ可能性にしかない。
2012-03-21 15:04:43AIが独自の意志を持つならそれを奴隷として使うことなど許されるはずもなく、あまり社会的な利益はない。だから自由意志を持たない亜知性/半知性の「賢い非知性ソフトウェア」が求められる。
2012-03-21 15:08:10生まれた後に起こったことなら、生まれた後に責任を取ることができる。だが生まれてきたこと自体の、生そのものの責任を取る方法なんてのは、原理的に生そのものの中にはない。殺人に対する償いが原理的に不可能であることとよく似ている。実際その二つは鏡合わせだ。
2012-04-05 02:46:46生を終わらせてしまったことへの償いがありえないように、生を始まらせてしまったことへの償いもまたありえない。幸福も死も補償にはならない。
2012-04-05 02:47:08普通のキャラだったらまぁそれが一般的な社会通念だしと流せるんだが、なまじ感情移入したり自己投影したりしてると、こう、ブルータスお前もか、みたいな感じが。
2012-04-05 03:18:02マナーや礼儀の存在って倫理学的にはどういうふうに考えられてるんだろう。「守る守らないは自由だし強制もしないけど守るべきルール」って。ちょっとどう理解したらいいのかわからないのだが。
2012-04-06 09:07:13原則的に考えれば、デリカシーを欠いていたり無礼だっったりする行為を不快に感じる人間がいた所で、別にその人の自由を侵害していないのであれば禁じる権利はない、という風に当然なるんだが。
2012-04-06 09:10:02たとえば全く体を洗わず凄まじい体臭を放っている人がいても、別にその人は他人の自由を侵害しているわけではないよな、と考えたがあまり酷いと傷害罪になるのかな。
2012-04-06 09:13:01ストリーキングとかは慣れれば十分許容できる余地があると思うが、嗅覚みたいなプリミティヴな感覚は努力でどうにかできる余地があまりない気がする。不快と正当な権利の侵害の区別は思ったほど明快ではなさそうだ。
2012-04-06 09:16:51考えてみれば苦痛や傷害というのも身体的な感覚だ。理不尽な痛苦とそれ以外の感覚をどうやって峻別するのだろうか。自由の毀損と単なる個人的な不快を区別するものも、やっぱり圧倒的多数の人間がそれを苦痛に感じる、というただの多数決じゃなかろうか。
2012-04-06 09:22:24身体的感覚に強烈に訴えることが時には傷害になりうる、ってのはそういうことだろう。音や光や匂いを出すことが他人の自由を侵害することになるなんて。一人一人が完全に感覚をコントロールできるなら何の問題にもならない行為なのに。物理世界の糞仕様から生まれる理不尽なルール。
2012-04-06 09:28:25