- uchida_kawasaki
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引用 : 一方、ニセ科学はどうか。プラスは悪く、マイナスはよいだとか、 A 型は几帳面だとか、 +21 は腎臓に最高だとか、とにかく小気味よくものごとに白黒をつけてくれる。
2014-05-18 12:23:49引用 : この思い切りのよさは、決して本当の科学には期待できないものであるが、しかしそれこそが科学に期待されるものなのに違いない。 「科学らしさ」に加えて、ニセ科学が受け入れられるもうひとつの理由として、「願望充足」を挙げておく。
2014-05-18 12:23:51引用 : ニセ科学は、信じたいと願っていることを提示してくれる。一部の人にとっては「信じたい」と「信じる」が ほぼイコールなのだろう。
2014-05-18 12:23:53これは菊池さんの 10 年くらい前の文章なんだけど、現在の菊池さんの「小気味よくものごとに白黒をつけ」る様子と比べるとなんだか感慨深い。
2014-05-18 12:23:55もちろん、本人の主張は「これは十分わかってることで断言できる」というものなんだけど、その主張の形式をみている限りでは本人の分類によるところのニセ科学と区別できない、という話。
2014-05-18 12:23:56というと、じゃあ区別はあるのか?っていう話になるけど、区別があるとしても形式からできるわけではないし、菊池さんもあげているルイセンコ事件で明らかなように権威や専門家集団がサポートしているからといってそれが正しいという保証もない。
2014-05-18 12:23:58引用
■ 世界大百科事典 第2版の解説
ソ連の農業生物学者。ウクライナの農家の生れ。ウマンの園芸学校,キエフ農業専門学校卒。キーロババード(現ギャンジャ)の農事試験場で育種を研究。1938年にソ連農業科学アカデミー総裁となる。植物の生長期には温度を必要とする段階と光を必要とする段階があるという発育段階説を提唱,それを利用したバーナリゼーション(春化処理)なる栽培法を実施(1929)。また生物の遺伝性は環境との関連で存在するとして遺伝子を中心におくメンデリズムを批判,いわゆるルイセンコ学説を展開,科学界のみでなく政治の世界をもまきこんだルイセンコ論争の主役となった。