協力か?依存か?日米関係の俯瞰図(2010.11.5)
- gototakuhiro
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本日16:00よりUSTREAM配信!笹川平和財団・イーストウェストセンター共催セミナー「協力か?依存か?-日米関係の俯瞰図 」http://bit.ly/cP4vhD #seminar #social_info #followmejp #spfseminar
2010-11-05 13:47:02セミナーはUstreamで中継されます。アドレスは下記になります。 (#spfseminar live at http://ustre.am/efpf)
2010-11-05 16:01:53茶野「笹川平和財団では2008年より米国を重点地域と位置づけ、昨年度から日米相互関係を豊富なデータなもとに図表化して公開するプロジェクトに助成してきた。1つ画期的なのは米国は州、日本は県単位で区分けして、地域的な特色を比較して貿易などの移動がわかること」 #spfseminar
2010-11-05 16:07:07茶野「米国の中間選挙や尖閣諸島問題など、国内外の情勢の変化にともない、我々の対米観も揺れ動いていくのかもしれない。しかし、それとは別の時点で日米間には途切れない関係が続いている。今後の日米関係を考える上で重要なデータがこのプロジェクトから読み取れるはず」 #spfseminar
2010-11-05 16:09:41これよりパネルディスカッション。出演者はモデレーターは渡辺靖氏(慶應義塾大学環境情報学部教授)、パネリストはサトゥ・リメイェ氏(イーストウェストセンター・ワシントンオフィスディレクター) #spfseminar
2010-11-05 16:12:39毛受敏浩氏(日本国際交流センターチーフプログラム・オフィサー)、アンドリュー・オロス氏(ワシントンカレッジ准教授)の4人。 #spfseminar
2010-11-05 16:12:52リメイェ「このプロジェクトが始まったときには、米国とアジアの関係を1つの場所で理解できるウェブサイトがなかった。現在は日本だけでなく、オーストラリアやインドとの関係を比較するサイトもできている」 #spfseminar
2010-11-05 16:20:59リメイェ「このイニシアチブは政策の専門家だけを対象にしたものではない。外務省や防衛省や産業商業貿易など複雑に変化する外交において、地方ごとにデータを分析するということが非常に重要だった。ローカルメディアや政治家の選挙区なども対象にして分析した」 #spfseminar
2010-11-05 16:22:24リメイェ「米国においても日本においても中国の問題が注目を集めている。中国のストーリーが重要というのは疑いのないこと。私が恐れているのは中国のストーリーがもしも誇張されたり、全体から切り離されて考えられることでアジアにおける日本の役割を見失うということ」 #spfseminar
2010-11-05 16:24:40リメイェ「ワシントンだけでなく全国レベルで米国にとって日本は重要なパートナー。それは日本にとっても同じ。日米関係はここ20カ月ほど難しい局面にきている。過去今日よりも大変だった時期はあるが、今はアジア太平洋地域が変革していく時期。だからこそ日米関係が重要」 #spfseminar
2010-11-05 16:25:46リメイェ「ワシントンと東京の関係の問題だけに注目すると、それ以外の問題から目がそれてしまう。政治外交的な関係だけでなく、日米国民の生活レベルで関係している部分は多い。今回のプロジェクトはそういう部分にも注目している」 #spfseminar
2010-11-05 16:26:31リメイェ「日本と米国はアジア太平洋地域だけでなく、グローバルな意味合いでも重要。単に日米がグローバルに重みを持っているということだけでない。数字を見て驚いたのは日本は米国の44の州にとってトップの輸出先になっている。これは輸出で日本が全米で重要ということ」 #spfseminar
2010-11-05 16:28:59リメイェ「毛受さんからもらったデータで驚いたのは日本のほぼすべての県が米国と何らかの貿易関係を持っていた。これも数字で見て驚いたことの1つ」 #spfseminar
2010-11-05 16:32:11毛受「大変だったのは『Japan Matters for America / America Matters for Japan 』をどう訳すかということ。いろいろ悩んで最終的に『日米相互依存の見取図』という訳にした」 #spfseminar
2010-11-05 16:37:57毛受「海外から日本の学校に英語の先生を5000人ほど招くプログラムがあるが、その半数は米国から来ている。全国には姉妹都市もたくさんあり、草の根レベルの交流も多い。ただし偏りもあり、日本に住む米国人の6割が5つの都道府県に固まってる」 #spfseminar
2010-11-05 16:39:25毛受「最近の留学生のトレンドでいうと、米国から日本に来る留学生の数が最近増えている。日本→米国は約3万人、米国→日本は5000人」 #spfseminar
2010-11-05 16:40:16毛受「日米関係が草の根レベルの交流で将来どうなっていくか。今までは海外と交流するというとほぼ米国と交流するという意味だったが、最近はアジアとの関係も重要になって米国がOne of themの1つになってきている。大きなOneではあるが」 #spfseminar
2010-11-05 16:43:22毛受「グローバル化が進んだことで、国を意識する機会も減った。そんな中日米関係の基盤になる意識や人の交流をどうつなぎとめていけばいいか。そういう時に日米関係にコミットしてくれる人は若い時代に米国に留学して人生を決める経験を米国でしたような人たち」 #spfseminar
2010-11-05 16:44:58毛受「日本にとって米国は永遠に魅力的な国だが、それは明確に意識化されていない。今は表面的に物事が動く時代。米国について我々はわかったつもりになっているが、実はわかってない。今回のプロジェクトは一般のメディアでは出てこない米国の良いところを顕在化させるもの」 #spfseminar
2010-11-05 16:48:39毛受「国際関係が相対化していくときに、人材の交流がもつ意味が大きくなっている。米国との関係は薄らいでいるが、しかし米国の重要性が落ちているということではない。米国のすばらしいところは世界の叡智が集まっているというところ。そしてそれを認める多様性にある」 #spfseminar
2010-11-05 16:46:32オロス「日米関係は政治だけでも経済だけでもなく、文化なども含め非常に深いもの。米国では長い間パートナーだった男女はコミットメントを結び直す儀式をする。普天間や沖縄問題が夫婦問題と同じと言ってるわけじゃないが、日米関係もコミットメントを再認識する必要がある」 #spfseminar
2010-11-05 16:53:13