論文和訳「小児期の甲状腺結節はどのように発見されるか:早期発見を向上させる機会」 by YuriHiranumaさん

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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

How Are Childhood Thyroid Nodules Discovered: Opportunities for Improving Early Detection(2013) jpeds.com/article/PIIS00…

2014-06-12 16:45:29
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

小児甲状腺結節がどのようにして発見されるか:早期発見改善の機会(2013年、英語、有料) jpeds.com/article/PIIS00… (以下、アブストラクト和訳)

2014-06-12 16:54:59
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

昨日のこのTWでは、色々と間違っていたのと、論文本体を読んだので、以下、連投TWで再掲します。 twitter.com/YuriHiranuma/s…

2014-06-13 05:42:36
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

How Are Childhood Thyroid Nodules Discovered: Opportunities for Improving Early Detection(2014) jpeds.com/article/S0022-…

2014-06-13 05:43:10
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

小児期の甲状腺結節はどのように発見されるか:早期発見を向上させる機会 jpeds.com/article/S0022-… (論文タイトル和訳は、みーゆさんの twitter.com/miakiza2010090…を参考にさせて頂きました。なお、sushikuboさんも内容を英語TWされてます)

2014-06-13 05:49:32
Masato Ida, PhD @miakiza20100906

論文(有料): 子供の甲状腺結節はどのように発見されるか―早期発見を向上させる機会 jpeds.com/article/S0022-…  2013年、Gupta(米国)ら。 医療従事者によって発見される例に比べ、家族によって発見される例は腫瘍がより大きく、転移している率も高い。

2014-06-12 17:45:28
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

アブストラクト和訳 小児期の甲状腺結節のレトロスペクティブ(遡及的)分析では、18%が放射線診断学で検出された偶発腫で、41%が臨床医による触診で発見され、40%が患者の家族によって発見された。(続)

2014-06-13 05:50:26
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

アブストラクト(続):最後のグループは、結節のサイズが最大かつ甲状腺癌転移率が最大だったので、毎年の定期健康診断を通して、より早期に発見する機会ができるだろうと示唆される。

2014-06-13 05:50:53
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

本文引用和訳 1997年7月から2011年3月の間に甲状腺クリニックを受診し、1cm以上の甲状腺結節が1つ以上あると認められた18歳以下の患者全員の医療カルテのレトロスペクティブ(遡及的)分析。

2014-06-13 05:51:33
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

自然発生の甲状腺結節に焦点をあてるために、頸部照射歴がある5人、家族性甲状腺癌症候群がある8人を除外。放射線診断学的バイアスを避けるために、嚢胞性線維症や小児癌生存者などの連続イメージングが必要な状態の患者4人を除外。甲状腺機能亢進性結節の17人も除外。

2014-06-13 05:51:58
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

最終的に145人が調査に適切であると判断され、必要なデータが得られた141人がコホートとされた。 コホートの18%(26人)で、結節が放射線診断学的が頸部外傷、頸部と腕の痛み、リンパ節腫脹、自己免疫性甲状腺炎、頭痛、肺炎、脊柱側弯症が適応された結果の偶発腫が見つかった。

2014-06-13 05:52:43
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

27%(38人)では小児定期健康診断時の診察で見つかり、14%(20人)で上気道感染症を主訴として受診した際の頸部触診、あるいは専門医(内分泌科、アレルギー科、婦人科、または麻酔科)受診の際の触診で見つかった。

2014-06-13 05:53:17
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

40%(57人)では、29人で患者自身が最初に甲状腺結節に気づき、20人で親が気づいた。6人では家族の他のメンバー、2人では知り合い(近所の人や同級生)が気づいた。

2014-06-13 05:53:38
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

放射線診断学的偶発腫、受診時の触診、定期健康診断時の触診、家族による発見の4グループでの年齢層や結節の数にあまり違いはなかったが、放射線診断学的偶発腫では女性と男性の比率が一番低く(17:9)、癌の割合も一番低かった(1人、4%)。 pic.twitter.com/iEcur80oeA

2014-06-13 05:57:01
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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

患者自身か家族が発見した結節では、女性:男性比(13.2:1)が一番高く、癌の有病率がより大きく(14人、25%)、甲状腺癌の転移率が最も高かった(9人、64%)。結節サイズの中央値は、放射線診断学的偶発腫で1.4cm、自己発見の結節で2.8cmと、4グループでかなり異なった。

2014-06-13 05:57:25
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

触診で異常が見つかった甲状腺結節においては、専門医への紹介前にTSHを検査することが、癌リスクを評価するための放射線診断学的検査のトリアージに役立つ。自己免疫性甲状腺炎の既往歴がある子どもでも、結節の発癌リスクは一般小児集団と同様なので、孤立性結節の検査が必要である。

2014-06-13 05:58:04
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

小児甲状腺癌の予後は大抵の子どもでは良いにしても、早期発見は、転帰を改善し、進行した癌に必要である積極的な治療に必ず伴うリスクを避けることができるかもしれない。

2014-06-13 05:58:23
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

自己発見、または家族によって発見された結節は、このコホートで診断された癌の41%で、64%でリンパ節転移、7%で肺転移が見られたことに留意すべきである。(以上、引用和訳)

2014-06-13 05:58:40
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

この論文での放射線診断学で発見された偶発腫というのは、適応症から察するに、CTスキャンや胸部レントゲンで発見された。141人のうち、甲状腺癌は34人で診断され、そのうち18人にリンパ節転移が見つかった。それに加えて、自己または家族による発見の1例では、びまん性肺転移がみられた。

2014-06-13 06:03:31
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

参考までに、論文を読んだあとのTWはこちら⇒ twitter.com/YuriHiranuma/s…

2014-06-13 06:06:33