『大人の発達障害の見立てと心理療法』を読んで

読んだ感想など。大人の発達障害の見立てと心理療法:河合 俊雄 (編集), 田中 康裕 (編集)
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hiroki @hirokiharoki

大人の発達障害の見立てと心理療法、という本を読んだ。

2014-08-10 23:00:13
hiroki @hirokiharoki

発達障害の、脳気質的な部分に対しては何も出来ない。 pic.twitter.com/tldcJlyYFS

2014-08-10 23:01:36
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hiroki @hirokiharoki

だから、訓練やサポートが対処の中心になってる。しかし…

2014-08-10 23:05:12
hiroki @hirokiharoki

そういうこととはまた別に、境界や主体が育ってない人が多いから、主体を育てる系のカウンセリングや心理ワークが必要だ、みたいなことを事例を交えて数人で書かれた本。 pic.twitter.com/KwzmOtd72q

2014-08-10 23:08:48
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hiroki @hirokiharoki

カウンセリング、箱庭、バウムテスト、風景構成法、ロールシャッハなどが出てくる。

2014-08-10 23:11:01
hiroki @hirokiharoki

親子で分離してなくて、境界線もない、自分がない、自分と他人の区別がない。それを、バウムテストや風景構成法、箱庭などの、具体的なものに触れ続けることで、

2014-08-10 23:14:31
hiroki @hirokiharoki

また、カウンセラーが通常よりも(主体がもっと育ってる人に対するよりも)多めにカウンセラーの主体を出してゆく、関わってゆくことで、

2014-08-10 23:16:39
hiroki @hirokiharoki

クライエントに関わって融合したり、自分の主体で(動いてるエンジンで)クライエント(の動いてない、生まれてないエンジン)を刺激するように、共鳴するように、起動させるべくしたり、別々のものとして、境界線を意識させたり、分離させたり、

2014-08-10 23:21:49
hiroki @hirokiharoki

して、主体を育てていくといった方法、事例が書いてある本なのかなと思った。

2014-08-10 23:22:56
hiroki @hirokiharoki

夢の話。最初はあくまで傍観者として外で見てるだけ。夢の中で、段々、ちょっとずつ自分が主体的に、関わってゆく人になってゆく。そんな事例。不登校してた時の自分もカウンセリングでそんな風に夢の話をしてた。

2014-08-10 23:27:35
hiroki @hirokiharoki

具体的なことを観ていって、並べたり分けていったり。フォーカシングで、お腹の辺りはどんな感じですか〜とか、体の感じを観てゆくのもまた「具体的なこと」のひと手法なのかな。

2014-08-10 23:30:51
hiroki @hirokiharoki

事例はかなりいっぱい載ってた。1年ちょっと〜8年ぐらいかかった事例まで。どれも、快方に向かっていった事例。1年ちょっとで終了の事例を読んだ時は羨望を禁じ得なかった。羨ましくて床をゴロゴロ転がりたくなった。人のこと気にしても仕方ないんだけど。

2014-08-10 23:35:43
hiroki @hirokiharoki

主体を育てていく、といったことができるための条件をちょっと考えた。その下の土台を整えてからでないと出来ない気がした。例えば、よくわからない体の震えが止まらない時はそっちを先にサポートしないと他のことは出来ないのじゃないか、などと。

2014-08-10 23:39:57
hiroki @hirokiharoki

本には関係ないけど、変えられない、変わらないと一般的には思われてること、高層ビルを両手で押してずらして行くみたいなことも、5年、10年、20年…と延々押し続けてると、割とずるずる動かせてたと、後で気がつくような気がした。

2014-08-10 23:45:32
hiroki @hirokiharoki

あまり詳しくはなかった、発達障害に関する知識を若干増やせたかな、みたいな。そんな感想。

2014-08-10 23:48:54
hiroki @hirokiharoki

主体がない状態の人に、うつ状態、うつ病に見えるからと向精神薬などを飲ませても、長年にわたり低めの状態で安定してしまい、改善しない、カウンセリングで主体を育てていく感じで治っていった事例が載ってた。

2014-08-10 23:57:40
hiroki @hirokiharoki

「親子分離出来てない、主体がない、境界線もない、自分がない」に対し、発達障害でない、普通の健康で元気な人。主体が0%か、主体が100%ちゃんと出来てる、ということではなく、例えば23%対68%などと、程度問題な気もした。

2014-08-11 00:02:22
hiroki @hirokiharoki

あと、世の中で主流を占めた状態が、不安神経症→人格障害→発達障害と移り変わって来ている社会的背景なども。その辺は興味がなく、自分にはあまり入らなかった。

2014-08-11 08:06:35
hiroki @hirokiharoki

主体がない。心としては今だ、1人の、別の人としては生まれてない状態。境界線もない。それでは様々な不都合が→代用品を作って括り付け→その代用品はその時点のその事象には効果があったかもだけど、別のことや年取って大人になった時点で、却って邪魔に→まずそれを取壊すことが必要なケースも。

2014-08-11 08:36:46
hiroki @hirokiharoki

心身健康だ。発達障害ではない。主体がある。自我がある。心も、母や他人とは別の人として生まれてる。ということが、0→100%別の状態になるようなことなのか。そうではなくて、たまたま良い波が来続けて今の環境ではうまくサーフィン出来ている状態だといった部分も含まれている気がする。

2014-08-11 09:18:14
hiroki @hirokiharoki

これが自分、と思ってる部分は、故郷、家、家族、恋人、友達、仕事、趣味、読んだ本、見たTVや映画などが、年代ごとに積み上がって出来ている部分が多いと思うから。災害などで自分の周りの環境が激変すると、「自分」だと認識してた部分が大きく欠けて穴が開いてしまうと思うから。

2014-08-11 09:18:28
hiroki @hirokiharoki

その時は、穴を埋めるべく自分をサポートしたり助けを求めたりするのかな。

2014-08-11 09:18:40
hiroki @hirokiharoki

本読んで、そんな感想や意見を持った。

2014-08-11 09:41:37
hiroki @hirokiharoki

燃え尽きたら、うつ状態になったら、あれこれあった能力は無くなって、小さい子供でも出来そうなことも出来なくなって。その新しい自分を自分で受け止められるか受け入れられるか、みたいな。

2014-08-11 10:36:37
hiroki @hirokiharoki

以前と比較すると、先のことを考えると、受け入れられなくて受け止められないので、以前と先のことは考えなくなって、今の当面の困難とか課題だけ受け止めようとするように、段々なった。

2014-08-11 10:39:11