校長先生による一方的なラノベ規制によって読書の楽しみを奪われた小学生の話

留守 @mitaka_skk

ふと、小学生の時大好きだったスレイヤーズ(外伝含む)がある日突然学校の図書館から全巻なくなっていて、訳を聞くと「校長先生がたまたまネットを見ていたらスレイヤーズのいかがわしい二次創作が出てきてしまい、あの作品は悪だ！」と判断して全て捨てられてしまったと言われたことを思い出した。

留守 @mitaka_skk

校長先生曰く、「年頃(10代半ば～20代)の男女が表紙にいるものを全て悪」「銃器等武器が描かれているものは全て悪」らしく目についたものを片っ端から捨ててしまってすっかり閑散としてしまったライトノベルコーナーを見てとても切なくなった。

留守 @mitaka_skk

ライトノベルの続きを借りに来た子たちはそんな本棚を見てとてもガッカリして、そして図書館へ来なくなってしまった。読書の始まりがライトノベルで一体何が行けないのだろうか。当時の私には分からなかった。今も分からない。

留守 @mitaka_skk

いかがわしいっていうなら源氏物語の方がよっぽどいかがわしいんですがその辺りどうなんでしょうね、と一度尋ねてみたかったな。

留守 @mitaka_skk

私はスレイヤーズを読んで当時とてもワクワクしたし、楽しかった。身体の小さなリナが自分より大きい敵をばっさばっさ倒していく様子が爽快で、そんなファンタジーが大好きだった。校長先生が規制したかったのは、ファンタジーを愛する気持ちだったのでしょうかね。

留守 @mitaka_skk

とは言え、図書館司書の方がとっさにライトノベルを隠せるだけ隠してくれたので当時人気だったキノの旅とか新しい文庫は粗方守られたから全体としては大した痛手じゃなかったかもね。スレイヤーズは守りきれなかったよごめんねって言ってくれた司書の方が一番辛かっただろうな･･･。