Smips・研究現場の知財分科会(第18回)【とあるポスドクの研究生活とacademist活用の裏側 〜学会参加や野外調査に使えるお金と時間の実態について〜】
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様々なポスドクの形態。日本学術振興会特別研究員PD、プロジェクトPD、学術研究員等。最初のが一番環境が良いが狭き門。岡西さんはプロジェクトPD。
2014-10-11 17:20:02プロジェクトPDは研究機関や研究室が獲得したプロジェクトで雇われたPD。プロジェクトの目的と研究テーマが合致していれば研究に専念できるが、そうじゃない場合は研究にお金と時間を使うための工夫が必要。岡西さんはこのケース。
2014-10-11 17:24:06臨海実習が3〜9月に集中しているので、その期間は論文執筆や学会発表。10〜2月はまとまった時間が取れるので野外調査等のデータ収集というスケジュール。
2014-10-11 17:28:30雇われポスドクはプロジェクト選任義務があるので、クラウドファンディングで研究費確保したとしても、出張できない、みたいな話になる。話が確信に入ってきた感じ。
2014-10-11 17:31:01学位を取る2月まで何も決まってなかったから、実はバーテンダーやろうかと思ってたらしい。前から仲良くしてるけど初めて聞いたw
2014-10-11 17:33:59野外調査に行けないとデータ収集が進まなくて2〜3年後の論文執筆ができない、みたいな話。聴講者から「企業が絡んだ研究だと成果の公表ができないケースも」みたいな話もある。それはそうだよなー
2014-10-11 17:36:18Yahooニュースきっかけで大学事務とのやり取りが始まった(大学からメールが来た)、と。おもしろい話になってきたねー。
2014-10-11 17:38:19予想以上に生々しい話をしてくれているな。ニヤニヤしてくる。この講演資料、公開できんのかな。
2014-10-11 17:39:54標本としては「どこで取れたか、いつ取れたか」が研究上重要なので、それが分からないもののみをリターンとして提供した。具体的には「漁港に捨てられていた(=いつどこでとったか分からない)標本」のみにした。だから6個だけだった、と。なるほどー。見えてきたわ。
2014-10-11 17:44:35大学事務から来た質問メールの数々を紹介。大学の中ってこういうやり取りしてるんだろうなーっていう事例のオンパレード。
2014-10-11 17:46:38クラウドファンディングで集めたお金の振込先を「研究機関」にするのか「個人」にするのか問題。税金の話とか、大学に渡すことになるオーバーヘッドの話とか。
2014-10-11 18:07:16民間財団だと渡した研究費(の一部)が大学の管理費が持っていかれるのを嫌がり、個人の口座に振り込む形を好むケースもあるとのこと。
2014-10-11 18:08:17岡西さんが今回支援を募集した研究内容は「東北で取れるモヅルと西日本で取れる同種のモヅルで何となく大きさがちがうなー」と漠然と思ってた(けど研究費が取りづらい)疑問をDNA解析することで答えを出す、と。こういうクラウドファンディングの使い方はとても良い。
2014-10-11 18:11:04大学への寄付は税金控除対象になるのか、とかも。この辺はリバネスの方とリバネス研究費のこと話したときに話題になった。
2014-10-11 18:14:02購入型のクラウドファンディングに挑戦するのは、意地悪な見方をすると兼業届けが必要になるのではないかという質問。が、話を聞いてると、大学内ではそんなに珍しい議論ではなさそう。
2014-10-11 18:18:08学振PDもらっている人はクラウドファンディングやっていいのかという話。学振もらってるテーマと違うテーマであればOKという認識。学振に確認したところ、DCはダメらしい。ほぉほぉ。
2014-10-11 18:21:04お金を集めるではなく、お金を集めた後の管理(研究機関とのやりとり)について、だな。 RT 研究者がお金を集める際の注意ポイントがだいぶ見えてきたなぁ。
2014-10-11 18:22:48