@ynabe39 この悲劇の構造を生み出すのが、閉鎖空間に閉じこめ、手の込んだしかたで強制的にベタベタさせる、学校制度なのよ。それをわかってね。と、荒れ野の預言者のように叫んで十数年・・・
2014-10-22 11:37:45@naitoasao そこが肝心なのに先生の主張はひいき目に見ても理解されてはいないですねえw。私も教職の授業で紹介するけど「そうはいっても学校を楽しんでいる生徒も多い」的な反論がきます。まあ学校が楽しかったから教職を目指すんでしょうね。
2014-10-22 11:39:37いじめもそうだけど、酔って無防備になったり、深夜一人歩きをする女性を襲う犯罪でも「隙を見せた女性が悪い」と、やたら性犯罪者をかばおうとする人がいる。彼らなりの「正義」を守ろうとしてるのかもな…→twitter.com/naitoasao/stat…
2014-10-22 11:40:25@ynabe39 「メカニズム原因と責任帰属原因を峻別せよ」の例として「鍵をかけ忘れた人が悪いんじゃなくて、盗んだ人が悪いんだ」という比喩がぴったりですが、「鍵をかけ忘れたお前にも原因がある」が少なく「いじめられるお前にも原因がある」が多いという、発話の発生頻度の分布が問題です
2014-10-22 11:05:54@ynabe39 営業が苦手な製造業みたいなものでしょうね。荻上チキさんのような営業担当が必要です。彼はもうエラクなっちゃって、とても一般向けバッファを頼めるような状況ではないけど。
2014-10-22 11:42:41「高校までに習ったことが通用しない世界」を教えるのが大学の役割として,道徳教育でもそれが成立するのかというのはたしかに面倒なポイントを含むと思う。
2014-10-22 11:45:43@ynabe39 ここに重要な秩序感覚があらわれています。建築労働者の安全基準などから考えれば危険で人が死ぬかも知れない組み体操をやめようという議論に対して、「みんなで感動したから」続けようという声が大きいとすれば、人命よりも「みんなで楽しむ」の方が上位価値の秩序があるということ
2014-10-22 11:49:18@ynabe39 「多くの人がみんなで楽しんでいる」の価値は、人格権の剥奪や迫害をびくびく気にする生活から人間を守ることよりも上位の価値であるという秩序感覚がなければ、いじめが蔓延する構造があったとしても「楽しんでいる人が多いから」という根拠でそれを擁護する論理は出てきません。
2014-10-22 11:53:21教育の場での私的制裁を原則禁止とするしかないのだと思う。そのうえで教師に必要な制裁機能についてはきちんと分析して最低限の法的根拠を与え,透明化・公共化する。
2014-10-22 11:54:30「生徒が悪いクラスメートを懲らしめること」自体をすべていじめとみなして禁止。受け手にどのような大きな落ち度があろうが制裁できるのは教師が法に基づいて行う場合だけにする。
2014-10-22 12:01:14@ynabe39 @naitoasao 正直その感覚はあるんだと思うんです。昨日小倉先生にお尋ねしたんですが、例えば詐欺のようなケース。騙される方が悪いという感覚は、割と一般的なんじゃないか?ということでした。騙す方が悪いという正論が最もであることは言うまでもありません。
2014-10-22 12:04:33@ynabe39 教員によるいじめは、生徒によるいじめと同程度かそれ以上にひどいのですが、それが社会問題化していないので闇から闇に葬られています。特別な権力関係にある人間の支配ではなく、市民社会の普遍的なルールの支配に近いタイプの秩序が必要です。それが本当の市民教育でもありますし
2014-10-22 12:05:17@ynabe39 @naitoasao 実際故中坊弁護士の著書で、詐欺被害者(とその周囲)には騙されたほうが悪いと思っている人が多い、という趣旨の記述を見たことがありまして。
2014-10-22 12:05:22「学校の外で違法なことは学校でも違法」にした上で,「外の世界と同じでは教育が成り立たない」事項を明確化してそれに法的根拠を与える,ということをしないといけない時代が来た,ということもなんども書いている通り。
2014-10-22 12:06:58たとえば髪型の校則を守らない生徒の髪を教師が強制的に切る,みたいなことを学校の外で大人同士がやったら傷害になるわけです。それが本当に学校教育に必要かを分析して,必要でないなら外の社会と同様に傷害とする,必要なら傷害としないために法的根拠をつける。
2014-10-22 12:08:51@ynabe39 その正当化根拠である「教育」が暴走しないように考える必要がありますね。第二次性徴前の「幼獣」ちゃんたちは「教育」以前に「安全確保」のために大人とは異なる制限が大きくなると思います。あそこに毛が生えた後はほぼ成人と同じでかまわないようにおもわれます。「ほぼ」ですが
2014-10-22 12:10:31「いじめ」が私的制裁の一種である,ということを明確にして,「われわれの社会における私的制裁の扱いをどうするか」という議論の一環としていじめ問題を考えるべき。
2014-10-22 12:11:05@ynabe39 先生がよく言われてるように「社会的に許されてるものは私的制裁ではない。」という方も多くいらっしゃるので、言葉の定義からすり合わせないといけないと思いますが、どちらも(多分先生もw)そこで譲らないのではないかと。
2014-10-22 12:15:24